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四日目の夜
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私はそのカオスな状態からお風呂に逃げた……
少し湯船に浸かってポーとしてると、アリナが入ってきた……
「エルレーンには刺激が強かった見たいね……」
「アリナの行為もね……あなた昼間、ラーオークとまたキスしてたでしょ」
「あら、見られちゃってたの?」
「もう……」
「一度許してしまうとどうしても断れなくなるのよ……」
「それでも断らないとダメだよ……」
「そうね……」
ちょっとは反省してるのか、アリナはしみじみとそう言った……
「それにしてもあの村長……どうして自分の奥さんが他の男に抱かれてるのに平気な顔して見てられるのか理解できないわ」
「あっ……それは仕方ないのよ……あの村長……寝取られの性癖があるみたい……」
「えっ! どういうこと?」
「自分の奥さんが他人に抱かれているのを見るのが好きなのよ……凄く興奮してたでしょ」
「確かにそうね……そんな意味不明な性癖があるんだ……」
「それがわかってたから、ラーオークはドアを全開で奥さんを抱いていたの……知らない人が見たら凄い不貞行為に見えるけど、あれも奥さんの愛情の一つなのよ」
「他人に抱かれるのが夫への愛情の一つなんて……やっぱり理解できない……」
「エルレーン……もし、ルーカスがあの村長と同じ性癖だったらどうする? 他の男に抱かれる?」
「えっ! 絶対そんなことないけど……やっぱり無理だ……私にはルーカス以外の男とそんな行為はできないよ……」
「あなたのルーカスへの愛はその程度なの? だったらもし、あなたが他の男性とセックスしないと、ルーカスが殺されるって状況ならどうする?」
「流石にそれなら抱かれるかもしれないけど……」
「そう……じゃあ、そんな状況で抱かれた貴方は不貞をしたってことになるかな……」
「…………難しいわね……不貞には違いないけど……夫への愛がなければできないことでもあるし……」
「そうなの……エルレーン……愛があるからこそ起こりうる不貞も存在するのよ……仕方ないこと……望まなくてもそれは起こってしまうの……」
「どうしたのアリナ……そんなこと言い出して……」
「いえ……ちょっとだけ私の気持ちも聞いて欲しくて……」
この時は彼女の言うことが全くわからなかった…………
少し湯船に浸かってポーとしてると、アリナが入ってきた……
「エルレーンには刺激が強かった見たいね……」
「アリナの行為もね……あなた昼間、ラーオークとまたキスしてたでしょ」
「あら、見られちゃってたの?」
「もう……」
「一度許してしまうとどうしても断れなくなるのよ……」
「それでも断らないとダメだよ……」
「そうね……」
ちょっとは反省してるのか、アリナはしみじみとそう言った……
「それにしてもあの村長……どうして自分の奥さんが他の男に抱かれてるのに平気な顔して見てられるのか理解できないわ」
「あっ……それは仕方ないのよ……あの村長……寝取られの性癖があるみたい……」
「えっ! どういうこと?」
「自分の奥さんが他人に抱かれているのを見るのが好きなのよ……凄く興奮してたでしょ」
「確かにそうね……そんな意味不明な性癖があるんだ……」
「それがわかってたから、ラーオークはドアを全開で奥さんを抱いていたの……知らない人が見たら凄い不貞行為に見えるけど、あれも奥さんの愛情の一つなのよ」
「他人に抱かれるのが夫への愛情の一つなんて……やっぱり理解できない……」
「エルレーン……もし、ルーカスがあの村長と同じ性癖だったらどうする? 他の男に抱かれる?」
「えっ! 絶対そんなことないけど……やっぱり無理だ……私にはルーカス以外の男とそんな行為はできないよ……」
「あなたのルーカスへの愛はその程度なの? だったらもし、あなたが他の男性とセックスしないと、ルーカスが殺されるって状況ならどうする?」
「流石にそれなら抱かれるかもしれないけど……」
「そう……じゃあ、そんな状況で抱かれた貴方は不貞をしたってことになるかな……」
「…………難しいわね……不貞には違いないけど……夫への愛がなければできないことでもあるし……」
「そうなの……エルレーン……愛があるからこそ起こりうる不貞も存在するのよ……仕方ないこと……望まなくてもそれは起こってしまうの……」
「どうしたのアリナ……そんなこと言い出して……」
「いえ……ちょっとだけ私の気持ちも聞いて欲しくて……」
この時は彼女の言うことが全くわからなかった…………
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