627 / 642
同類
しおりを挟む
「ハルアキ宰相閣下、ご入場されます」
議場の衛士が、慇懃な振る舞いで扉を開ける。中にいたのはバヨネッタ天魔国の九つの領地を治める九人の王と、彼ら彼女らに候う九人の宰相たち。そしてそんな彼らが着席する円卓から、一歩引いた場所にある黄金の玉座に座るバヨネッタさん。そんなバヨネッタさんの後ろに控えるカッテナさんとアネカネだ。
「来たわね」
つまらない会議に辟易していたバヨネッタさんが、肘掛けに頬杖を突きながら、俺へ半眼を向けてくる。
「ははは。そう睨まないでくださいよ。こっちはこっちで色々やっていたんですから」
言いながら、バヨネッタさんの横にある、バヨネッタさんが座っているのと同様の黄金の玉座に座り、ダイザーロくんが俺の後ろに立つ。
「皆様も、途中参加で申し訳ありません」
俺が陳謝するのは、議場にブアッと浮かび上がるビジョンに映る異世界各国の重鎮たちだ。オルドランド帝国のジョンポチ帝にマスタック侯爵。エルルランド公国のマリジール公、デイヤ公、ウサ公の三公。パジャン天国のラシンシャ天。モーハルドのストーノ教皇。ジャガラガの君主オームロウ。魔女島のジンジン婆様。他にも各国のお歴々が、映像ながら揃い踏みだ。その中にはオルバーニュ財団総裁のオルさんの姿もある。
『そんなに気にするな。向こうの世界の馬鹿どもに、制裁を与えていたのだろう?』
ラシンシャ天が軽口で場を和ませてくれる。
『ハルアキは悪くない。そんなコウモリどもは、罰を受けて当然だよ』
ジョンポチ帝もフォローしてくれる。パジャン天国とオルドランド帝国と言う二大強国のトップから庇われては、他の国も文句を言い辛いのだろう。ただ見守るだけだ。
「しかし、元々戦力としては期待していなかったとは言え、これで向こうの世界からの正式な助力は、日本国からだけとなってしまいました」
『全くなあ。それでも向こうとしてはこちらとの縁を完全には切りたくないのか、いくつかの国がコンタクトを取ってきているがな』
ラシンシャ天は呆れた口調でそう述べる。まあ、地球各国も、全てがメイソンロッジズの言いなりな訳じゃないもんなあ。特にクリーンエネルギーの観点から考えると、魔石はとても魅力的だ。地球の温暖化問題は既にのっぴきならないところまで来ており、2070年には35億人が気温の上昇で現在の場所に住めなくなる。なんて論文もあるくらいだ。
魔石によるエネルギー問題の解決に、スキルや魔法による温暖化の解決は、国単位ではなく、地球単位で解決に当たるべき急務である。その為、天賦の塔があるにせよ、魔石が継続的に入手出来ないのは、地球に生きる者として大問題である。
「まあ、元日本人として日本の味方をした結果、向こうの世界を大混乱に落とし入れてしまったのは、戦争を前に悪手だったかも知れません。まさか、あの連中が、あれ程地球に根を張っていたとは思わなかったもので」
『いやいや。彼らは早目に切り捨てられるべきだったよ。戦争が始まってから、膿の存在が発覚しては、勝てる戦争も勝てなくなってしまうからね』
エルルランドの三公の一人、若きマリジール公が擁護してくれた。
『こちらも、各国で魔物たちが入り込んでいないか、信用ある者たちに探らせているところだ』
オルドランドのマスタック侯爵の言に、各国の首脳たちが首肯する。もちろんバヨネッタ天魔国の首脳陣もそうだ。ありがたいな。これで俺たちは地下界を踏破するのに時間を充てられる。
「そうは言っても、今回の騒動で戦力が一気に半減した事実は変わらないわ。ハルアキ、どうにかしなさい」
バヨネッタさん。無茶振りはやめてください。
「どうにかしろ。と言われましても。向こうの世界の混乱は戦争までに鎮静化するものじゃないですから」
「タカシの『魅了』で従順化させれば良くない?」
「それ、俺も考えましたけど、一国の君主が、世界会議で発言しちゃ駄目なやつですから」
俺とバヨネッタさんのやり取りに、各国首脳もから笑いだ。冗談として受け流してくれるのはありがたい。
「向こうの勇者は確保出来たのよね? なら魔王への切り札が二枚に増えた。と考えて良いんじゃないの?」
アネカネがそんな事を口にする。
「確保した。って言うか、居場所が分かった。って段階だよ。ちょっと扱いが難しくて、勇者を味方に引き込むより先に、地下界の魔石採掘場を確保するのを優先したい感じだね」
「それ、勇者が逃げて、またどこにいるのか分からなくならないの?」
疑問に思ったらしいバヨネッタさんが聞き返してきた。
「なりません。……多分」
「多分?」
「その勇者は、とある特殊な天賦の塔に拘禁されているようで、その勇者は、どうやらその塔から脱出するスキルを持っていないようなんです。なので、こちらがその塔の扉を開けない限り、勇者はその場に留まる他ないと言う事です」
「拘禁って……、勇者よね?」
何で勇者を拘禁するのか分からず、バヨネッタさんが首を傾げる。バヨネッタさんに、地球の勇者の事を話していないのか。とアネカネを見遣れば、目を逸らしおった。はあ。
「何と言いますか、勇者として生まれたとして、その者が必ずしも善の者とは限らない。と言う事です」
「はっきりしないわね」
半眼でこちらを睨むバヨネッタさん。う~ん。確かに、ここで地球の勇者の事を詳らかにしておくのは悪くないか。
「向こうの世界の勇者なのですが、連続殺人犯であり、稀代の快楽殺人鬼なんです」
これに息を呑む各国首脳。
「まあ、向こうの世界では、命は軽くないと言うものね。こちらの世界であれば、賞金稼ぎの冒険者や傭兵、リットーのような遍歴騎士として名を馳せていたかも知れないわね」
バヨネッタさんは動じなかった。
「いやいや、どちらかと言うと、あの吸血鬼ウルドゥラと同類と考えた方が良いかと」
そう俺が補足すると、眉間にシワを寄せて、嫌な事を思い出させるな。と言いたげになるバヨネッタさんだった。
議場の衛士が、慇懃な振る舞いで扉を開ける。中にいたのはバヨネッタ天魔国の九つの領地を治める九人の王と、彼ら彼女らに候う九人の宰相たち。そしてそんな彼らが着席する円卓から、一歩引いた場所にある黄金の玉座に座るバヨネッタさん。そんなバヨネッタさんの後ろに控えるカッテナさんとアネカネだ。
「来たわね」
つまらない会議に辟易していたバヨネッタさんが、肘掛けに頬杖を突きながら、俺へ半眼を向けてくる。
「ははは。そう睨まないでくださいよ。こっちはこっちで色々やっていたんですから」
言いながら、バヨネッタさんの横にある、バヨネッタさんが座っているのと同様の黄金の玉座に座り、ダイザーロくんが俺の後ろに立つ。
「皆様も、途中参加で申し訳ありません」
俺が陳謝するのは、議場にブアッと浮かび上がるビジョンに映る異世界各国の重鎮たちだ。オルドランド帝国のジョンポチ帝にマスタック侯爵。エルルランド公国のマリジール公、デイヤ公、ウサ公の三公。パジャン天国のラシンシャ天。モーハルドのストーノ教皇。ジャガラガの君主オームロウ。魔女島のジンジン婆様。他にも各国のお歴々が、映像ながら揃い踏みだ。その中にはオルバーニュ財団総裁のオルさんの姿もある。
『そんなに気にするな。向こうの世界の馬鹿どもに、制裁を与えていたのだろう?』
ラシンシャ天が軽口で場を和ませてくれる。
『ハルアキは悪くない。そんなコウモリどもは、罰を受けて当然だよ』
ジョンポチ帝もフォローしてくれる。パジャン天国とオルドランド帝国と言う二大強国のトップから庇われては、他の国も文句を言い辛いのだろう。ただ見守るだけだ。
「しかし、元々戦力としては期待していなかったとは言え、これで向こうの世界からの正式な助力は、日本国からだけとなってしまいました」
『全くなあ。それでも向こうとしてはこちらとの縁を完全には切りたくないのか、いくつかの国がコンタクトを取ってきているがな』
ラシンシャ天は呆れた口調でそう述べる。まあ、地球各国も、全てがメイソンロッジズの言いなりな訳じゃないもんなあ。特にクリーンエネルギーの観点から考えると、魔石はとても魅力的だ。地球の温暖化問題は既にのっぴきならないところまで来ており、2070年には35億人が気温の上昇で現在の場所に住めなくなる。なんて論文もあるくらいだ。
魔石によるエネルギー問題の解決に、スキルや魔法による温暖化の解決は、国単位ではなく、地球単位で解決に当たるべき急務である。その為、天賦の塔があるにせよ、魔石が継続的に入手出来ないのは、地球に生きる者として大問題である。
「まあ、元日本人として日本の味方をした結果、向こうの世界を大混乱に落とし入れてしまったのは、戦争を前に悪手だったかも知れません。まさか、あの連中が、あれ程地球に根を張っていたとは思わなかったもので」
『いやいや。彼らは早目に切り捨てられるべきだったよ。戦争が始まってから、膿の存在が発覚しては、勝てる戦争も勝てなくなってしまうからね』
エルルランドの三公の一人、若きマリジール公が擁護してくれた。
『こちらも、各国で魔物たちが入り込んでいないか、信用ある者たちに探らせているところだ』
オルドランドのマスタック侯爵の言に、各国の首脳たちが首肯する。もちろんバヨネッタ天魔国の首脳陣もそうだ。ありがたいな。これで俺たちは地下界を踏破するのに時間を充てられる。
「そうは言っても、今回の騒動で戦力が一気に半減した事実は変わらないわ。ハルアキ、どうにかしなさい」
バヨネッタさん。無茶振りはやめてください。
「どうにかしろ。と言われましても。向こうの世界の混乱は戦争までに鎮静化するものじゃないですから」
「タカシの『魅了』で従順化させれば良くない?」
「それ、俺も考えましたけど、一国の君主が、世界会議で発言しちゃ駄目なやつですから」
俺とバヨネッタさんのやり取りに、各国首脳もから笑いだ。冗談として受け流してくれるのはありがたい。
「向こうの勇者は確保出来たのよね? なら魔王への切り札が二枚に増えた。と考えて良いんじゃないの?」
アネカネがそんな事を口にする。
「確保した。って言うか、居場所が分かった。って段階だよ。ちょっと扱いが難しくて、勇者を味方に引き込むより先に、地下界の魔石採掘場を確保するのを優先したい感じだね」
「それ、勇者が逃げて、またどこにいるのか分からなくならないの?」
疑問に思ったらしいバヨネッタさんが聞き返してきた。
「なりません。……多分」
「多分?」
「その勇者は、とある特殊な天賦の塔に拘禁されているようで、その勇者は、どうやらその塔から脱出するスキルを持っていないようなんです。なので、こちらがその塔の扉を開けない限り、勇者はその場に留まる他ないと言う事です」
「拘禁って……、勇者よね?」
何で勇者を拘禁するのか分からず、バヨネッタさんが首を傾げる。バヨネッタさんに、地球の勇者の事を話していないのか。とアネカネを見遣れば、目を逸らしおった。はあ。
「何と言いますか、勇者として生まれたとして、その者が必ずしも善の者とは限らない。と言う事です」
「はっきりしないわね」
半眼でこちらを睨むバヨネッタさん。う~ん。確かに、ここで地球の勇者の事を詳らかにしておくのは悪くないか。
「向こうの世界の勇者なのですが、連続殺人犯であり、稀代の快楽殺人鬼なんです」
これに息を呑む各国首脳。
「まあ、向こうの世界では、命は軽くないと言うものね。こちらの世界であれば、賞金稼ぎの冒険者や傭兵、リットーのような遍歴騎士として名を馳せていたかも知れないわね」
バヨネッタさんは動じなかった。
「いやいや、どちらかと言うと、あの吸血鬼ウルドゥラと同類と考えた方が良いかと」
そう俺が補足すると、眉間にシワを寄せて、嫌な事を思い出させるな。と言いたげになるバヨネッタさんだった。
0
お気に入りに追加
330
あなたにおすすめの小説

クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。

巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。

集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」

天才ピアニストでヴァイオリニストの二刀流の俺が死んだと思ったら異世界に飛ばされたので,世界最高の音楽を異世界で奏でてみた結果
yuraaaaaaa
ファンタジー
国際ショパンコンクール日本人初優勝。若手ピアニストの頂点に立った斎藤奏。世界中でリサイタルに呼ばれ,ワールドツアーの移動中の飛行機で突如事故に遭い墜落し死亡した。はずだった。目覚めるとそこは知らない場所で知らない土地だった。夢なのか? 現実なのか? 右手には相棒のヴァイオリンケースとヴァイオリンが……
知らない生物に追いかけられ見たこともない人に助けられた。命の恩人達に俺はお礼として音楽を奏でた。この世界では俺が奏でる楽器も音楽も知らないようだった。俺の音楽に引き寄せられ現れたのは伝説の生物黒竜。俺は突然黒竜と契約を交わす事に。黒竜と行動を共にし,街へと到着する。
街のとある酒場の端っこになんと,ピアノを見つける。聞くと伝説の冒険者が残した遺物だという。俺はピアノの存在を知らない世界でピアノを演奏をする。久々に弾いたピアノの音に俺は魂が震えた。異世界✖クラシック音楽という異色の冒険物語が今始まる。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この作品は,小説家になろう,カクヨムにも掲載しています。

転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL

おじさんが異世界転移してしまった。
明かりの元
ファンタジー
ひょんな事からゲーム異世界に転移してしまったおじさん、はたして、無事に帰還できるのだろうか?
モンスターが蔓延る異世界で、様々な出会いと別れを経験し、おじさんはまた一つ、歳を重ねる。

うっかり『野良犬』を手懐けてしまった底辺男の逆転人生
野良 乃人
ファンタジー
辺境の田舎街に住むエリオは落ちこぼれの底辺冒険者。
普段から無能だの底辺だのと馬鹿にされ、薬草拾いと揶揄されている。
そんなエリオだが、ふとした事がきっかけで『野良犬』を手懐けてしまう。
そこから始まる底辺落ちこぼれエリオの成り上がりストーリー。
そしてこの世界に存在する宝玉がエリオに力を与えてくれる。
うっかり野良犬を手懐けた底辺男。冒険者という枠を超え乱世での逆転人生が始まります。
いずれは王となるのも夢ではないかも!?
◇世界観的に命の価値は軽いです◇
カクヨムでも同タイトルで掲載しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる