459 / 639
鎧袖一触
しおりを挟む
ズビームッ!
一キロ以上離れた場所から、千体の人工天使たちが両手をかざし、こちらへ熱光線を放ってきた。それをサングリッター・スローンのバリアが防ぐが、どうやら相手の命中精度は低いらしく、いくらかが平原を燃やす。それに逃げ惑う参加者たちの姿が見えた。
助けるのが人道なのだろうが、この場には人工天使の素材にされた三千人を除いて、一万七千人もいるのだ。これを守れとはまた難題である。
「動き出したぞ!」
どうするべきかと逡巡する間も与えてくれず、遠距離からの熱光線が効かないと悟った人工天使たちが、こちらへ飛翔してくる。
「バヨネッタさん、上手くあの人工天使を一ヶ所に集められませんか?」
「分かったわ。リコピン」
『はい、マスター』
理由も聞かずにサングリッター・スローンを浮上させてくれるバヨネッタさん。
「ここまできて、殺すな。とは言わないわよね?」
こちらに迫る人工天使を前に、操縦室の玉座に座るバヨネッタさんがそんな事を口にした。
「サリィの時の不完全な人工天使とは見た目からして違いますからね。あそこから融合が解けて人間に戻れるとは思えません。とは言え、地上に被害が出るので、俺の合図があるまでは逃げ回ってくれるとありがたいです」
俺の返答にバヨネッタさんは嘆息で応える。
「そう言う事らしいわ。リコピン」
『承知しました。全速力で回避しますので、皆様ご着席ください』
リコピンの指示に従い、俺たちは操縦室の席に着く。どうすれば良いのか事態に付いていけてなかったイヤルガムも、武田さんが無理矢理席に座らせた。バンジョーさんはギュッと目を瞑って祈っている。
その直後に、接近していた人工天使たちが光の剣を手の内に作り出し、それでもってこちらへ攻撃してくるが、それをバリアで弾いたサングリッター・スローンは、一気に加速してその場から離脱した。
そのサングリッター・スローンに対して、熱光線を放ってきたり、光の剣や光の槍で攻撃してきたりする人工天使たち。だがそれらはサングリッター・スローンを操縦するリコピンによって華麗に回避されていく。
時に上昇し、時に下降し、右旋回、左旋回、急停止に急発進と、リコピンは見事に人工天使たちの攻撃を回避し、それだけでなく、千体いる人工天使の周りを囲うように跳び回る事で、人工天使たちを一ヶ所へと集めていく。
「ハルアキ、用意は良い?」
「はい」
バヨネッタさんの前の席で返事をした俺は、五閘拳・火拳を使ってオルさんから貰った夢幻香の指輪に火を灯す。これによって『有頂天』状態へと没入する。
「ふう……」
息を整えると、俺は右手の平を上に向け、真っ青で周囲を光輪が回る小さな星である『清浄星』を顕現させると、その星に厚い雲を生み出した。それから丹田、腹、胸の坩堝を開き、己のLPを『清浄星』へと注ぎ込む。そうする事で『清浄星』は眩しく輝き、サングリッター・スローンと人工天使たちを、『清浄星』の中へと連れていったのだった。
「時間はほとんどありません」
「分かっているわ。一気に決める」
既にバヨネッタさんは坩堝砲の準備に取り掛かっていた。全合一で感じ取れば、サングリッター・スローン上部後方で、人工坩堝が高速回転を始めているのが分かる。しかし何かしようとしているおれたちを、人工天使たちが大人しく待っていてくれる訳がない。だがそれは想定済みだ。現在の『清浄星』の空には、光輪が一切見えない程の厚い黒雲が立ち込めている。
「食らいな」
俺が右人差し指を下に向けると同時に、万雷が千体の人工天使に降り注いだ。雷の威力と言うのは数千万から一億ボルトもあり、それは一般家庭の約五十日分を賄える電力、そして温度にして約三万度、太陽の四から五倍あるそうだ。
流石に俺の『清浄星』でそこまでの雷を再現は出来ないが、それでも相当な威力である事は、目の前で黒焦げになっている人工天使たちを見れば一目瞭然である。が、
「やっぱり回復持ちか」
これだけの雷をその身に浴びながらも、黒焦げだった天使たちは徐々元の姿に戻ろうとしていた。
「バヨネッタさん」
「回復出来ると言っても、塵も残さずこの世から消え去れば、回復しようもないでしょう」
『マスター、坩堝砲のチャージ、五十パーセントまで到達しました』
「十分ね。眼前の出来損ないどもを消滅させなさい」
『はい、マスター』
バヨネッタさんの言葉を合図に放たれる五十パーセントの坩堝砲の威力は、当然ながら前回見せて貰った三十パーセントの坩堝砲を超えていた。しかもそれを一直線に放つのではなく、船体を横へ旋回させて、熱光線を横一線に薙いだのだ。
坩堝砲の熱光線に触れると同時に、そのエネルギーによって蒸発していく人工天使たち。千体いた人工天使たちはものの数秒で全員蒸発し、その姿をこの世から消したのだった。
同時に厚い黒雲に覆われていた世界が、午後の日差しが差し込む平原へと戻る。俺はぐったりしながら、『有頂天』で消費したHPを回復させる為に、ポーションをがぶ飲みする。
「これで終わりじゃないわよ」
「分かっています」
バヨネッタさんに言われて、俺は席に座り直す。人工天使は消滅させたが、人工天使を造り出した馬鹿の始末が残っている。
「武田さん」
「大丈夫だ。既に捕捉して、ヒカルを送り込んでいる」
言うなり武田さんは、サングリッター・スローンごと俺たちを『転置』でこんな事を仕出かした馬鹿のところへ転移させてくれた。
一キロ以上離れた場所から、千体の人工天使たちが両手をかざし、こちらへ熱光線を放ってきた。それをサングリッター・スローンのバリアが防ぐが、どうやら相手の命中精度は低いらしく、いくらかが平原を燃やす。それに逃げ惑う参加者たちの姿が見えた。
助けるのが人道なのだろうが、この場には人工天使の素材にされた三千人を除いて、一万七千人もいるのだ。これを守れとはまた難題である。
「動き出したぞ!」
どうするべきかと逡巡する間も与えてくれず、遠距離からの熱光線が効かないと悟った人工天使たちが、こちらへ飛翔してくる。
「バヨネッタさん、上手くあの人工天使を一ヶ所に集められませんか?」
「分かったわ。リコピン」
『はい、マスター』
理由も聞かずにサングリッター・スローンを浮上させてくれるバヨネッタさん。
「ここまできて、殺すな。とは言わないわよね?」
こちらに迫る人工天使を前に、操縦室の玉座に座るバヨネッタさんがそんな事を口にした。
「サリィの時の不完全な人工天使とは見た目からして違いますからね。あそこから融合が解けて人間に戻れるとは思えません。とは言え、地上に被害が出るので、俺の合図があるまでは逃げ回ってくれるとありがたいです」
俺の返答にバヨネッタさんは嘆息で応える。
「そう言う事らしいわ。リコピン」
『承知しました。全速力で回避しますので、皆様ご着席ください』
リコピンの指示に従い、俺たちは操縦室の席に着く。どうすれば良いのか事態に付いていけてなかったイヤルガムも、武田さんが無理矢理席に座らせた。バンジョーさんはギュッと目を瞑って祈っている。
その直後に、接近していた人工天使たちが光の剣を手の内に作り出し、それでもってこちらへ攻撃してくるが、それをバリアで弾いたサングリッター・スローンは、一気に加速してその場から離脱した。
そのサングリッター・スローンに対して、熱光線を放ってきたり、光の剣や光の槍で攻撃してきたりする人工天使たち。だがそれらはサングリッター・スローンを操縦するリコピンによって華麗に回避されていく。
時に上昇し、時に下降し、右旋回、左旋回、急停止に急発進と、リコピンは見事に人工天使たちの攻撃を回避し、それだけでなく、千体いる人工天使の周りを囲うように跳び回る事で、人工天使たちを一ヶ所へと集めていく。
「ハルアキ、用意は良い?」
「はい」
バヨネッタさんの前の席で返事をした俺は、五閘拳・火拳を使ってオルさんから貰った夢幻香の指輪に火を灯す。これによって『有頂天』状態へと没入する。
「ふう……」
息を整えると、俺は右手の平を上に向け、真っ青で周囲を光輪が回る小さな星である『清浄星』を顕現させると、その星に厚い雲を生み出した。それから丹田、腹、胸の坩堝を開き、己のLPを『清浄星』へと注ぎ込む。そうする事で『清浄星』は眩しく輝き、サングリッター・スローンと人工天使たちを、『清浄星』の中へと連れていったのだった。
「時間はほとんどありません」
「分かっているわ。一気に決める」
既にバヨネッタさんは坩堝砲の準備に取り掛かっていた。全合一で感じ取れば、サングリッター・スローン上部後方で、人工坩堝が高速回転を始めているのが分かる。しかし何かしようとしているおれたちを、人工天使たちが大人しく待っていてくれる訳がない。だがそれは想定済みだ。現在の『清浄星』の空には、光輪が一切見えない程の厚い黒雲が立ち込めている。
「食らいな」
俺が右人差し指を下に向けると同時に、万雷が千体の人工天使に降り注いだ。雷の威力と言うのは数千万から一億ボルトもあり、それは一般家庭の約五十日分を賄える電力、そして温度にして約三万度、太陽の四から五倍あるそうだ。
流石に俺の『清浄星』でそこまでの雷を再現は出来ないが、それでも相当な威力である事は、目の前で黒焦げになっている人工天使たちを見れば一目瞭然である。が、
「やっぱり回復持ちか」
これだけの雷をその身に浴びながらも、黒焦げだった天使たちは徐々元の姿に戻ろうとしていた。
「バヨネッタさん」
「回復出来ると言っても、塵も残さずこの世から消え去れば、回復しようもないでしょう」
『マスター、坩堝砲のチャージ、五十パーセントまで到達しました』
「十分ね。眼前の出来損ないどもを消滅させなさい」
『はい、マスター』
バヨネッタさんの言葉を合図に放たれる五十パーセントの坩堝砲の威力は、当然ながら前回見せて貰った三十パーセントの坩堝砲を超えていた。しかもそれを一直線に放つのではなく、船体を横へ旋回させて、熱光線を横一線に薙いだのだ。
坩堝砲の熱光線に触れると同時に、そのエネルギーによって蒸発していく人工天使たち。千体いた人工天使たちはものの数秒で全員蒸発し、その姿をこの世から消したのだった。
同時に厚い黒雲に覆われていた世界が、午後の日差しが差し込む平原へと戻る。俺はぐったりしながら、『有頂天』で消費したHPを回復させる為に、ポーションをがぶ飲みする。
「これで終わりじゃないわよ」
「分かっています」
バヨネッタさんに言われて、俺は席に座り直す。人工天使は消滅させたが、人工天使を造り出した馬鹿の始末が残っている。
「武田さん」
「大丈夫だ。既に捕捉して、ヒカルを送り込んでいる」
言うなり武田さんは、サングリッター・スローンごと俺たちを『転置』でこんな事を仕出かした馬鹿のところへ転移させてくれた。
0
お気に入りに追加
325
あなたにおすすめの小説
称号は神を土下座させた男。
春志乃
ファンタジー
「真尋くん! その人、そんなんだけど一応神様だよ! 偉い人なんだよ!」
「知るか。俺は常識を持ち合わせないクズにかける慈悲を持ち合わせてない。それにどうやら俺は死んだらしいのだから、刑務所も警察も法も無い。今ここでこいつを殺そうが生かそうが俺の自由だ。あいつが居ないなら地獄に落ちても同じだ。なあ、そうだろう? ティーンクトゥス」
「す、す、す、す、す、すみませんでしたあぁあああああああ!」
これは、馬鹿だけど憎み切れない神様ティーンクトゥスの為に剣と魔法、そして魔獣たちの息づくアーテル王国でチートが過ぎる男子高校生・水無月真尋が無自覚チートの親友・鈴木一路と共に神様の為と言いながら好き勝手に生きていく物語。
主人公は一途に幼馴染(女性)を想い続けます。話はゆっくり進んでいきます。
※教会、神父、などが出てきますが実在するものとは一切関係ありません。
※対応できない可能性がありますので、誤字脱字報告は不要です。
※無断転載は厳に禁じます
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
レベルを上げて通販で殴る~囮にされて落とし穴に落とされたが大幅レベルアップしてざまぁする。危険な封印ダンジョンも俺にかかればちょろいもんさ~
喰寝丸太
ファンタジー
異世界に転移した山田(やまだ) 無二(むに)はポーターの仕事をして早6年。
おっさんになってからも、冒険者になれずくすぶっていた。
ある日、モンスター無限増殖装置を誤って作動させたパーティは無二を囮にして逃げ出す。
落とし穴にも落とされ絶体絶命の無二。
機転を利かせ助かるも、そこはダンジョンボスの扉の前。
覚悟を決めてボスに挑む無二。
通販能力でからくも勝利する。
そして、ダンジョンコアの魔力を吸出し大幅レベルアップ。
アンデッドには聖水代わりに殺菌剤、光魔法代わりに紫外線ライト。
霧のモンスターには掃除機が大活躍。
異世界モンスターを現代製品の通販で殴る快進撃が始まった。
カクヨム、小説家になろう、アルファポリスに掲載しております。
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
2年ぶりに家を出たら異世界に飛ばされた件
後藤蓮
ファンタジー
生まれてから12年間、東京にすんでいた如月零は中学に上がってすぐに、親の転勤で北海道の中高一貫高に学校に転入した。
転入してから直ぐにその学校でいじめられていた一人の女の子を助けた零は、次のいじめのターゲットにされ、やがて引きこもってしまう。
それから2年が過ぎ、零はいじめっ子に復讐をするため学校に行くことを決断する。久しぶりに家を出る決断をして家を出たまでは良かったが、学校にたどり着く前に零は突如謎の光に包まれてしまい気づいた時には森の中に転移していた。
これから零はどうなってしまうのか........。
お気に入り・感想等よろしくお願いします!!
集団転移した商社マン ネットスキルでスローライフしたいです!
七転び早起き
ファンタジー
「望む3つのスキルを付与してあげる」
その天使の言葉は善意からなのか?
異世界に転移する人達は何を選び、何を求めるのか?
そして主人公が○○○が欲しくて望んだスキルの1つがネットスキル。
ただし、その扱いが難しいものだった。
転移者の仲間達、そして新たに出会った仲間達と異世界を駆け巡る物語です。
基本は面白くですが、シリアスも顔を覗かせます。猫ミミ、孤児院、幼女など定番物が登場します。
○○○「これは私とのラブストーリーなの!」
主人公「いや、それは違うな」
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる