355 / 636
冬の朝
しおりを挟む
『『記録』が更新されました』
朝のまどろみの中、俺の脳内ウインドウにそんなメッセージが表示された。天賦の塔で『記録』のスキルを獲得してからの朝の定期現象だ。まあ、朝だけでなく寝起きにメッセージが表示されるのだが。きっと寝ている間に記憶を処理しているのだろう。その割りには、起きている時でも『記録』から記憶を引き出す事は可能なのだが。
自室を出るとひんやりとした廊下を通って洗面所に向かい、顔を洗って歯を磨き、キッチンに向かう。ちらりとリビングの方を見遣れば、タカシがソファで眠っていた。エアコンを点けたまま寝たのだろう、リビングが暖かい。
我が家にはまだ客間が一室しか整備されておらず、他の部屋は何もない空室だ。シンヤとタカシでどちらが客間のベッドで眠るかジャンケンをした結果、タカシがソファで眠っている。
キッチンの戸棚からシリアルを、冷蔵庫から牛乳パックを取り出し、リビングのテーブルに持って行く。
「おはよう」
リビングに行ったついでにテレビを点けたところで、起きてきたシンヤがあいさつをしてきた。
「おはよう。朝、シリアルで良いだろ?」
「うん。あ、手伝おうか?」
「何をだよ? もう終わるわ」
俺はキッチンからボウルとスプーンを人数分持ってきて、テーブルに並べていく。
「じゃあ、食べるか」
「今日未明にインターネットのニュースサイトに公開された、魔王と思しき人物と日本人らしき四名による会話の様子から、魔王の目的が明らかとなりました」
テレビでは女性アナウンサーが、俺たちとトモノリが会話をしている音声を公開していた。音声は加工されているし、俺たちの名前などはカットされたりしているので、俺たちとは分からないだろう。
「これって、リークしたの武田さんだよね?」
「ああ。俺が許可して、Future World Newsで公開して貰ったんだ」
「これ、日本政府知っているの?」
「もちろん。日本政府だけでなく、世界各国から許可貰ったよ」
俺の説明にシンヤは呆れて無言になってしまった。
「このサイトで公開された音声に対して、日本政府は今朝五時に緊急会見を開き、音声の内容は事実であると認めました」
「本当に本当なんだね」
「何で俺よりテレビの方を信じるんだよ」
なんか納得いかない。
「日本政府の発表に続きまして、アメリカ、中国、ヨーロッパ各国など、世界各国がこの音声は事実であると公表し、日本を始め、世界では不安の声が広がっています」
「なんか、やばい事になるんじゃないの?」
「それは仕方ないよ」
「仕方ないって」
俺がしれっと口にしたのが信じられなかったのか、シンヤがテレビに向けていた視線を、キッとこちらへ向ける。
「色んな輩が出るのは織り込み済みさ。それでも、アンゲルスタみたいなのに扇動される形で先に情報を流されるよりはマシって事で意見が固まったから、こうやって公式発表になったんだ」
「成程……ね」
一応シンヤも納得してくれたようだ。アンゲルスタではかなり苦戦したからな。ああなるより、マシだと判断したんだろう。
「うう~、おはよう~~」
タカシが起きた。シンヤは俺の分を含めて、キッチンで食器を洗っている。
「おはよう」
「腹減った」
腹を擦るタカシ。寝起きでそれかよ。
「まずは顔を洗ってこい。もう時間ないぞ」
「え!? 嘘!?」
タカシはスマホを覗き込む。ロック画面に女性と思われるメッセージがずらりと並んでいてちょっと引く。がタカシにとってはそれは日常であるらしく、時間だけを確認すると、ザッと立ち上がって洗面所に向かった。
寒風に吹かれる中、シンヤとマンション前で別れてタカシと学校に向かう。学校では今朝のニュースの話題で持ち切りだった。まあ、それはそうなるだろう。
「どうなるんだろうねえ」
女子たちは、表面上は不安そうに友達同士寄り添っている。タカシに不安を吐露する女子もいた。対して男子たちはどうかと言えば、
「ヤバいよな」
と不安がる勢もいるが、トモノリの提唱するゲームのような世界に思うところがある勢も一定数いるようで、そう言う輩は集まってこそこそ話をしていた。
「おはようございます」
教室の観察をしていたところに、ミウラ嬢が入ってきてあいさつしてきた。
「おはよう」
返事だけはしたが、俺の視線はミウラ嬢の周りに向いてしまった。
「ふふ。アネカネは今日学校に来ませんよ」
俺の行動が恐らくミウラ嬢の予想通りだったのだろう。笑われてしまった。
「やっぱり荒れてましたか?」
「ええ。大使館に戻ってからも、ロコモコを倒す為に万全を期すよう、闘技会に参加すると燃えていたのですが、ガイツクールを獲得すれば、否が応でも魔王との戦闘に投入されて、ロコモコとは戦えなくなる。とお母様とバヨネッタさんに説得されて、じゃあこの怒りをどこで発散させれば良いのか。と悶々としていたら、バヨネッタさんに連れられてお母様と三人で魔法科学研究所ヘ」
「魔法科学研究所?」
オルさんがお世話になっているあそこか。と言う事は、目的はサンドボックスだな。あの中で存分に暴れ回って、少しでも怒りを発散しようって腹積りかな。
「アネカネは、もしかしたらこのまま学校に来なくなるかも知れません」
俺の横の席に座りながら、ミウラ嬢はそうこぼした。それはあるかもな。何せ家族の仇と巡り合ったんだ。日本の法律では仇討ちは禁止されているが、戦いの場所は異世界だ。きっと仇討ちも禁止されてはいないだろう。全力でロコモコを叩き潰す為に、これからの半年間、アネカネはレベル上げに終始するかも知れないな。
そう思っていたら、翌日普通にアネカネが登校してきた。
「大丈夫なのか?」
「もちろんレベル上げはするわよ。だからって、あいつのせいで日常を怒りに奪われたら、それはそれで負けだってお母さんがね」
ああ、親としては仇やら怒りやらに振り回されず、幸せな生活を送ってくれるのが一番なのかな。それでもこの家族の怒りが心の奥で燃え続ける事は間違いなく、それは仇敵の死を以てしか消えないのだろう。
朝のまどろみの中、俺の脳内ウインドウにそんなメッセージが表示された。天賦の塔で『記録』のスキルを獲得してからの朝の定期現象だ。まあ、朝だけでなく寝起きにメッセージが表示されるのだが。きっと寝ている間に記憶を処理しているのだろう。その割りには、起きている時でも『記録』から記憶を引き出す事は可能なのだが。
自室を出るとひんやりとした廊下を通って洗面所に向かい、顔を洗って歯を磨き、キッチンに向かう。ちらりとリビングの方を見遣れば、タカシがソファで眠っていた。エアコンを点けたまま寝たのだろう、リビングが暖かい。
我が家にはまだ客間が一室しか整備されておらず、他の部屋は何もない空室だ。シンヤとタカシでどちらが客間のベッドで眠るかジャンケンをした結果、タカシがソファで眠っている。
キッチンの戸棚からシリアルを、冷蔵庫から牛乳パックを取り出し、リビングのテーブルに持って行く。
「おはよう」
リビングに行ったついでにテレビを点けたところで、起きてきたシンヤがあいさつをしてきた。
「おはよう。朝、シリアルで良いだろ?」
「うん。あ、手伝おうか?」
「何をだよ? もう終わるわ」
俺はキッチンからボウルとスプーンを人数分持ってきて、テーブルに並べていく。
「じゃあ、食べるか」
「今日未明にインターネットのニュースサイトに公開された、魔王と思しき人物と日本人らしき四名による会話の様子から、魔王の目的が明らかとなりました」
テレビでは女性アナウンサーが、俺たちとトモノリが会話をしている音声を公開していた。音声は加工されているし、俺たちの名前などはカットされたりしているので、俺たちとは分からないだろう。
「これって、リークしたの武田さんだよね?」
「ああ。俺が許可して、Future World Newsで公開して貰ったんだ」
「これ、日本政府知っているの?」
「もちろん。日本政府だけでなく、世界各国から許可貰ったよ」
俺の説明にシンヤは呆れて無言になってしまった。
「このサイトで公開された音声に対して、日本政府は今朝五時に緊急会見を開き、音声の内容は事実であると認めました」
「本当に本当なんだね」
「何で俺よりテレビの方を信じるんだよ」
なんか納得いかない。
「日本政府の発表に続きまして、アメリカ、中国、ヨーロッパ各国など、世界各国がこの音声は事実であると公表し、日本を始め、世界では不安の声が広がっています」
「なんか、やばい事になるんじゃないの?」
「それは仕方ないよ」
「仕方ないって」
俺がしれっと口にしたのが信じられなかったのか、シンヤがテレビに向けていた視線を、キッとこちらへ向ける。
「色んな輩が出るのは織り込み済みさ。それでも、アンゲルスタみたいなのに扇動される形で先に情報を流されるよりはマシって事で意見が固まったから、こうやって公式発表になったんだ」
「成程……ね」
一応シンヤも納得してくれたようだ。アンゲルスタではかなり苦戦したからな。ああなるより、マシだと判断したんだろう。
「うう~、おはよう~~」
タカシが起きた。シンヤは俺の分を含めて、キッチンで食器を洗っている。
「おはよう」
「腹減った」
腹を擦るタカシ。寝起きでそれかよ。
「まずは顔を洗ってこい。もう時間ないぞ」
「え!? 嘘!?」
タカシはスマホを覗き込む。ロック画面に女性と思われるメッセージがずらりと並んでいてちょっと引く。がタカシにとってはそれは日常であるらしく、時間だけを確認すると、ザッと立ち上がって洗面所に向かった。
寒風に吹かれる中、シンヤとマンション前で別れてタカシと学校に向かう。学校では今朝のニュースの話題で持ち切りだった。まあ、それはそうなるだろう。
「どうなるんだろうねえ」
女子たちは、表面上は不安そうに友達同士寄り添っている。タカシに不安を吐露する女子もいた。対して男子たちはどうかと言えば、
「ヤバいよな」
と不安がる勢もいるが、トモノリの提唱するゲームのような世界に思うところがある勢も一定数いるようで、そう言う輩は集まってこそこそ話をしていた。
「おはようございます」
教室の観察をしていたところに、ミウラ嬢が入ってきてあいさつしてきた。
「おはよう」
返事だけはしたが、俺の視線はミウラ嬢の周りに向いてしまった。
「ふふ。アネカネは今日学校に来ませんよ」
俺の行動が恐らくミウラ嬢の予想通りだったのだろう。笑われてしまった。
「やっぱり荒れてましたか?」
「ええ。大使館に戻ってからも、ロコモコを倒す為に万全を期すよう、闘技会に参加すると燃えていたのですが、ガイツクールを獲得すれば、否が応でも魔王との戦闘に投入されて、ロコモコとは戦えなくなる。とお母様とバヨネッタさんに説得されて、じゃあこの怒りをどこで発散させれば良いのか。と悶々としていたら、バヨネッタさんに連れられてお母様と三人で魔法科学研究所ヘ」
「魔法科学研究所?」
オルさんがお世話になっているあそこか。と言う事は、目的はサンドボックスだな。あの中で存分に暴れ回って、少しでも怒りを発散しようって腹積りかな。
「アネカネは、もしかしたらこのまま学校に来なくなるかも知れません」
俺の横の席に座りながら、ミウラ嬢はそうこぼした。それはあるかもな。何せ家族の仇と巡り合ったんだ。日本の法律では仇討ちは禁止されているが、戦いの場所は異世界だ。きっと仇討ちも禁止されてはいないだろう。全力でロコモコを叩き潰す為に、これからの半年間、アネカネはレベル上げに終始するかも知れないな。
そう思っていたら、翌日普通にアネカネが登校してきた。
「大丈夫なのか?」
「もちろんレベル上げはするわよ。だからって、あいつのせいで日常を怒りに奪われたら、それはそれで負けだってお母さんがね」
ああ、親としては仇やら怒りやらに振り回されず、幸せな生活を送ってくれるのが一番なのかな。それでもこの家族の怒りが心の奥で燃え続ける事は間違いなく、それは仇敵の死を以てしか消えないのだろう。
0
お気に入りに追加
318
あなたにおすすめの小説
おじさんが異世界転移してしまった。
月見ひろっさん
ファンタジー
ひょんな事からゲーム異世界に転移してしまったおじさん、はたして、無事に帰還できるのだろうか?
モンスターが蔓延る異世界で、様々な出会いと別れを経験し、おじさんはまた一つ、歳を重ねる。
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
2年ぶりに家を出たら異世界に飛ばされた件
後藤蓮
ファンタジー
生まれてから12年間、東京にすんでいた如月零は中学に上がってすぐに、親の転勤で北海道の中高一貫高に学校に転入した。
転入してから直ぐにその学校でいじめられていた一人の女の子を助けた零は、次のいじめのターゲットにされ、やがて引きこもってしまう。
それから2年が過ぎ、零はいじめっ子に復讐をするため学校に行くことを決断する。久しぶりに家を出る決断をして家を出たまでは良かったが、学校にたどり着く前に零は突如謎の光に包まれてしまい気づいた時には森の中に転移していた。
これから零はどうなってしまうのか........。
お気に入り・感想等よろしくお願いします!!
30年待たされた異世界転移
明之 想
ファンタジー
気づけば異世界にいた10歳のぼく。
「こちらの手違いかぁ。申し訳ないけど、さっさと帰ってもらわないといけないね」
こうして、ぼくの最初の異世界転移はあっけなく終わってしまった。
右も左も分からず、何かを成し遂げるわけでもなく……。
でも、2度目があると確信していたぼくは、日本でひたすら努力を続けた。
あの日見た夢の続きを信じて。
ただ、ただ、異世界での冒険を夢見て!!
くじけそうになっても努力を続け。
そうして、30年が経過。
ついに2度目の異世界冒険の機会がやってきた。
しかも、20歳も若返った姿で。
異世界と日本の2つの世界で、
20年前に戻った俺の新たな冒険が始まる。
悪役貴族の四男に転生した俺は、怠惰で自由な生活がしたいので、自由気ままな冒険者生活(スローライフ)を始めたかった。
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
俺は何もしてないのに兄達のせいで悪役貴族扱いされているんだが……
アーノルドは名門貴族クローリー家の四男に転生した。家の掲げる独立独行の家訓のため、剣技に魔術果ては鍛冶師の技術を身に着けた。
そして15歳となった現在。アーノルドは、魔剣士を育成する教育機関に入学するのだが、親戚や上の兄達のせいで悪役扱いをされ、付いた渾名は【悪役公子】。
実家ではやりたくもない【付与魔術】をやらされ、学園に通っていても心の無い言葉を投げかけられる日々に嫌気がさした俺は、自由を求めて冒険者になる事にした。
剣術ではなく刀を打ち刀を使う彼は、憧れの自由と、美味いメシとスローライフを求めて、時に戦い。時にメシを食らい、時に剣を打つ。
アーノルドの第二の人生が幕を開ける。しかし、同級生で仲の悪いメイザース家の娘ミナに学園での態度が演技だと知られてしまい。アーノルドの理想の生活は、ハチャメチャなものになって行く。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
成長チートと全能神
ハーフ
ファンタジー
居眠り運転の車から20人の命を救った主人公,神代弘樹は実は全能神と魂が一緒だった。人々の命を救った彼は全能神の弟の全智神に成長チートをもらって伯爵の3男として転生する。成長チートと努力と知識と加護で最速で進化し無双する。
戦い、商業、政治、全てで彼は無双する!!
____________________________
質問、誤字脱字など感想で教えてくださると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる