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説教
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「お前ら!! どうしてハルアキがこんなになるまで放っておいたんだ!!」
リットーさんに、大の大人が地面に正座させられて叱られている。バヨネッタさん、オルさん、オラコラさん、アンリさん、バンジョーさん、更にはアニンまでが黒剣の姿となって地面に突き立ち叱られていた。
「ハルアキが精神的にボロボロだった事には気付いていただろう!?」
「いや、でも、そこを一人で乗り越えなければ成長がない。って言うか……」
と口を挟むバヨネッタさんに、
「馬鹿か!? 見守るのと言えば聞こえは良いが、やっていた事は突き放していただけだろう!? 結局のところ、己では解決出来ないと見て、私たちは見守っているのだ。などと精神的な守りに入っていただけではないのか!?」
リットーさんの言葉に、皆から反論がないところを見ると、そう言う事のようだ。皆としても、俺がどうにかなっていくのを、歯痒く思っていたようだが、自分に経験のない事だから、どのようにアドバイスすれば良いのか、分からなかったのだろう。大人だからって、全てを知っている訳ではないのだから、当然だろう。
『すまなかった。我がもっとハルアキのケアに努めているべきであった』
アニンが黒剣の姿で器用に頭を下げていた。
「全くだ!! ハルアキはお前の力によって、今現在も変容しようとしているのだろう!? お前と契約する事によって、不利益があると言うなら、前もって説明し、次善策なり善後策なりを二人ないし仲間内で共有し、こうなった時の為にちゃんと対策を練っておくべきだったのだ!!」
リットーさんの真っ当過ぎる正論に、全員がしゅんと項垂れていた。大の大人たちがここまで凹んでいる姿と言うのは珍しい。なんか笑えてくる。
するとバヨネッタさんに、キッと鋭い視線を飛ばされた。「笑っているんじゃないわよ!」と視線が物語っている。
「そこ!! 私の話に集中しろ!!」
「……はい」
リットーさんに指摘されてしゅんとなるバヨネッタさん。その姿にまた笑いが込み上げてくる。
「だいたい、ハルアキは君の従僕なのだろう!? ならば、君が一番に気を使わなければいけないのではないかな!?」
「……はい」
「お待ちくださいリットー様。今回ハルアキくんを更にパワーアップさせようと画策したのは私なのです。妹は止めようとしていたのです」
と怒られるバヨネッタさんの姿にいたたまれなくなったのか、オラコラさんが割って入ってきた。
「確かにあなたの責任も重い!! ハルアキの話では、ハルアキを死ぬ寸前まで追い込んだそうじゃないか!!」
「いえ、そこはしっかりダメージ計算をして、死ぬ前には助けに入ろうと……」
「詰まり、死にさえしなければ、どれだけ痛めつけられようと構わなかった訳だな!?」
「いえ、決してそう言う訳ではございません! 私の心も辛かったのです! ですが、今後、ハルアキくんの旅を支える力を得られるならばと、こちらも心の痛みに耐えながら行っていたのです!」
必死に説明をするオラコラさんだったが、リットーさんにその言葉は響かなかったようだ。
「例えハルアキの為を思ってした事であっても、それを事前に説明してやらなければ、やらされる方は何故こんな仕打ちを受けているのか!? と不安になり、それはそう仕向けた人物への不信感となり、それは仲間全体の不和を呼び込むものだ!! あなたは以前のこのパーティでは見掛けなかった!! 新しく入ったのだろう!?」
「はい。一ヶ月程でしょうか?」
「私からすれば、入ってすぐの人間が、今まで仲間内で築いてきた信頼をぶち壊したようにしか見えないな!!」
「…………すみません」
とリットーさんの説教は延々と続き、気付けば、雪がチラつき始めていた。説教と外気の寒さに全員がぶるぶる震える中、バンジョーさんだけがリットーさんを見て目をキラキラ輝かせていた。
「マリジールぅ! 会いたかったわあ!」
雪が降り始めてきたので、我々の進行速度は落ちてきた。が、リットーさんと遭遇する前に、狂った俺が道に現れる魔物や野生動物を散々撃ちまくっていた間に、かなり進めていたらしく、俺たちはその日のうちにエルルランドへと入国し、翌日、オラコラさんが彼氏と呼ぶ、エルルランド三公の一人、マリジール公の屋敷へと到着したのだった。
「ありがとうオラコラ。大活躍だったようだね。君のお陰で、我らの領土で悪事を働く悪党どもは退散していったよ」
緩やかにウェーブする白銀の髪をした細みの青年は、屋敷で彼に会うなり抱きついてきたオラコラさんを優しく受け止め、その頭をあやすように撫でてあげるのだった。
「しかし、いつも単独行動が多いオラコラが、客人を連れて来るとはね」
そう言ってマリジール公はオラコラさんを自身の身体から引き剥がすと、こちらへ一歩前に出てきて、あいさつをしてくれた。
「雪の舞い散る中を、ようこそいらっしゃいました、お客人方。私はこの館の主人であり、このエルルランドで政治に携わらせて頂いている、マリジールと申します。オラコラの客人であれば私の客人も同じ。皆様、いつまででもこの館でごゆるりとお過ごしください」
その後俺たちはマリジール公とあいさつを交わし、各人私室へとメイドさんたちに案内されていった。
「ふう」
部屋に案内された俺は、早速ベッドに倒れ伏す。
『大丈夫かハルアキ? 疲れていないか?』
リットーさんに説教されて以来、アニンが必要以上に俺を気に掛けてきてウザい。
『ウザいはないだろう。我だってこうなった事を気にしているのだ』
それはそうなのだろう。そのお陰なのか知らないが、俺の暗い心はあれ以来落ち着いている。だけどそれは、あれ以来俺が戦闘をしていないからでもある。馬車に近付く魔物や野生動物は、全てリットーさんが追い払ってくれていた。心穏やかなのは、そのお陰が大きい気がする。
『いやいや、我も貢献しているって』
ああ、さいですか。などと軽くアニンをあしらっていると、部屋の扉がノックされた。
「はい! どちら様ですか?」
「私だ!!」
リットーさんだ。何事だろう? と思いながら俺はベッドからのそりと起き上がり、扉の前までくるとドアノブを回す。
「おう!! …………まだ本調子ではなさそうだな!!」
俺の顔を覗き込むなりそう言うリットーさん。そんなリットーさんを俺は部屋の中へ招いた。
お茶と茶菓子をテーブルに出しながら、俺はソファに座るリットーさんの前の椅子に座る。
「そうですねえ。まだ、心がざわついている気がします」
俺は正直に心の調子を吐露した。
「だが、このままでいる訳にもいかんだろう!! 一番は戦いのない場所で静養する事だが!!」
そうなるか。となると日本に引き返すのが最良なのかも知れない。宿場町を出る前にバヨネッタさんにも言われたな。行くか留まるか、と。あの選択は留まるのが正解だったのかも知れない。
「が、戦いのない場所なんぞ、どこにも存在しないだろう!!」
とリットーさんが言う。
「存在しない、ですか?」
「ああ!! 例え肉体的な戦いがなかろうと、他者や自然と交わる生活、つまり生きると言う事自体に、軋轢や葛藤、老いや病など、心体の戦いと言うものは付いて回るものだ!!」
そうか、この暗い心からは逃げらないのか。何故だがリットーさんの言葉は素直に受け取れた。
「どうすれば良いのでしょう? やっぱり心を鍛えなければいけないのでしょうか?」
「心は鍛えられん!!」
リットーさんが断言した。
「そうなのですか?」
「ああ!! 俺も何度となく戦場に立ったが、強い者も弱い者も、戦場を経験した者は等しく心に傷を負い、その傷は一生治らないのだ!!」
「リットーさんも、ですか?」
首肯するリットーさん。
「では、どうすれば?」
「支え合う事だ!!」
「支え合う?」
「幸いにして、ハルアキには仲間がいる。バヨネッタやオル、アンリにミデン、バンジョーにオラコラ。多数の仲間がいるだろう。そしてアニンも」
右腕のアニンを触りながら首肯する。
「支え合い、千切れた傷口を他者と結び合い、輪とするのだ!! そうする事で、傷は絆へと変わり、ハルアキを強くするだろう!!」
そんな事を言われても、俺にはどうすれば良いのか分からない。
「どうすれば良いのか分からないって顔だな!?」
首肯する俺。
「まずは私と輪を結ぼう!!」
と俺に向かって手を差し出してくるリットーさん。
「はあ?」
俺は訳も分からないまま、差し出された手を握り返した。
「良し!! ハルアキ!! 訓練開始だ!!」
え? え!? ええ~~!? また訓練かよ~~!
リットーさんに、大の大人が地面に正座させられて叱られている。バヨネッタさん、オルさん、オラコラさん、アンリさん、バンジョーさん、更にはアニンまでが黒剣の姿となって地面に突き立ち叱られていた。
「ハルアキが精神的にボロボロだった事には気付いていただろう!?」
「いや、でも、そこを一人で乗り越えなければ成長がない。って言うか……」
と口を挟むバヨネッタさんに、
「馬鹿か!? 見守るのと言えば聞こえは良いが、やっていた事は突き放していただけだろう!? 結局のところ、己では解決出来ないと見て、私たちは見守っているのだ。などと精神的な守りに入っていただけではないのか!?」
リットーさんの言葉に、皆から反論がないところを見ると、そう言う事のようだ。皆としても、俺がどうにかなっていくのを、歯痒く思っていたようだが、自分に経験のない事だから、どのようにアドバイスすれば良いのか、分からなかったのだろう。大人だからって、全てを知っている訳ではないのだから、当然だろう。
『すまなかった。我がもっとハルアキのケアに努めているべきであった』
アニンが黒剣の姿で器用に頭を下げていた。
「全くだ!! ハルアキはお前の力によって、今現在も変容しようとしているのだろう!? お前と契約する事によって、不利益があると言うなら、前もって説明し、次善策なり善後策なりを二人ないし仲間内で共有し、こうなった時の為にちゃんと対策を練っておくべきだったのだ!!」
リットーさんの真っ当過ぎる正論に、全員がしゅんと項垂れていた。大の大人たちがここまで凹んでいる姿と言うのは珍しい。なんか笑えてくる。
するとバヨネッタさんに、キッと鋭い視線を飛ばされた。「笑っているんじゃないわよ!」と視線が物語っている。
「そこ!! 私の話に集中しろ!!」
「……はい」
リットーさんに指摘されてしゅんとなるバヨネッタさん。その姿にまた笑いが込み上げてくる。
「だいたい、ハルアキは君の従僕なのだろう!? ならば、君が一番に気を使わなければいけないのではないかな!?」
「……はい」
「お待ちくださいリットー様。今回ハルアキくんを更にパワーアップさせようと画策したのは私なのです。妹は止めようとしていたのです」
と怒られるバヨネッタさんの姿にいたたまれなくなったのか、オラコラさんが割って入ってきた。
「確かにあなたの責任も重い!! ハルアキの話では、ハルアキを死ぬ寸前まで追い込んだそうじゃないか!!」
「いえ、そこはしっかりダメージ計算をして、死ぬ前には助けに入ろうと……」
「詰まり、死にさえしなければ、どれだけ痛めつけられようと構わなかった訳だな!?」
「いえ、決してそう言う訳ではございません! 私の心も辛かったのです! ですが、今後、ハルアキくんの旅を支える力を得られるならばと、こちらも心の痛みに耐えながら行っていたのです!」
必死に説明をするオラコラさんだったが、リットーさんにその言葉は響かなかったようだ。
「例えハルアキの為を思ってした事であっても、それを事前に説明してやらなければ、やらされる方は何故こんな仕打ちを受けているのか!? と不安になり、それはそう仕向けた人物への不信感となり、それは仲間全体の不和を呼び込むものだ!! あなたは以前のこのパーティでは見掛けなかった!! 新しく入ったのだろう!?」
「はい。一ヶ月程でしょうか?」
「私からすれば、入ってすぐの人間が、今まで仲間内で築いてきた信頼をぶち壊したようにしか見えないな!!」
「…………すみません」
とリットーさんの説教は延々と続き、気付けば、雪がチラつき始めていた。説教と外気の寒さに全員がぶるぶる震える中、バンジョーさんだけがリットーさんを見て目をキラキラ輝かせていた。
「マリジールぅ! 会いたかったわあ!」
雪が降り始めてきたので、我々の進行速度は落ちてきた。が、リットーさんと遭遇する前に、狂った俺が道に現れる魔物や野生動物を散々撃ちまくっていた間に、かなり進めていたらしく、俺たちはその日のうちにエルルランドへと入国し、翌日、オラコラさんが彼氏と呼ぶ、エルルランド三公の一人、マリジール公の屋敷へと到着したのだった。
「ありがとうオラコラ。大活躍だったようだね。君のお陰で、我らの領土で悪事を働く悪党どもは退散していったよ」
緩やかにウェーブする白銀の髪をした細みの青年は、屋敷で彼に会うなり抱きついてきたオラコラさんを優しく受け止め、その頭をあやすように撫でてあげるのだった。
「しかし、いつも単独行動が多いオラコラが、客人を連れて来るとはね」
そう言ってマリジール公はオラコラさんを自身の身体から引き剥がすと、こちらへ一歩前に出てきて、あいさつをしてくれた。
「雪の舞い散る中を、ようこそいらっしゃいました、お客人方。私はこの館の主人であり、このエルルランドで政治に携わらせて頂いている、マリジールと申します。オラコラの客人であれば私の客人も同じ。皆様、いつまででもこの館でごゆるりとお過ごしください」
その後俺たちはマリジール公とあいさつを交わし、各人私室へとメイドさんたちに案内されていった。
「ふう」
部屋に案内された俺は、早速ベッドに倒れ伏す。
『大丈夫かハルアキ? 疲れていないか?』
リットーさんに説教されて以来、アニンが必要以上に俺を気に掛けてきてウザい。
『ウザいはないだろう。我だってこうなった事を気にしているのだ』
それはそうなのだろう。そのお陰なのか知らないが、俺の暗い心はあれ以来落ち着いている。だけどそれは、あれ以来俺が戦闘をしていないからでもある。馬車に近付く魔物や野生動物は、全てリットーさんが追い払ってくれていた。心穏やかなのは、そのお陰が大きい気がする。
『いやいや、我も貢献しているって』
ああ、さいですか。などと軽くアニンをあしらっていると、部屋の扉がノックされた。
「はい! どちら様ですか?」
「私だ!!」
リットーさんだ。何事だろう? と思いながら俺はベッドからのそりと起き上がり、扉の前までくるとドアノブを回す。
「おう!! …………まだ本調子ではなさそうだな!!」
俺の顔を覗き込むなりそう言うリットーさん。そんなリットーさんを俺は部屋の中へ招いた。
お茶と茶菓子をテーブルに出しながら、俺はソファに座るリットーさんの前の椅子に座る。
「そうですねえ。まだ、心がざわついている気がします」
俺は正直に心の調子を吐露した。
「だが、このままでいる訳にもいかんだろう!! 一番は戦いのない場所で静養する事だが!!」
そうなるか。となると日本に引き返すのが最良なのかも知れない。宿場町を出る前にバヨネッタさんにも言われたな。行くか留まるか、と。あの選択は留まるのが正解だったのかも知れない。
「が、戦いのない場所なんぞ、どこにも存在しないだろう!!」
とリットーさんが言う。
「存在しない、ですか?」
「ああ!! 例え肉体的な戦いがなかろうと、他者や自然と交わる生活、つまり生きると言う事自体に、軋轢や葛藤、老いや病など、心体の戦いと言うものは付いて回るものだ!!」
そうか、この暗い心からは逃げらないのか。何故だがリットーさんの言葉は素直に受け取れた。
「どうすれば良いのでしょう? やっぱり心を鍛えなければいけないのでしょうか?」
「心は鍛えられん!!」
リットーさんが断言した。
「そうなのですか?」
「ああ!! 俺も何度となく戦場に立ったが、強い者も弱い者も、戦場を経験した者は等しく心に傷を負い、その傷は一生治らないのだ!!」
「リットーさんも、ですか?」
首肯するリットーさん。
「では、どうすれば?」
「支え合う事だ!!」
「支え合う?」
「幸いにして、ハルアキには仲間がいる。バヨネッタやオル、アンリにミデン、バンジョーにオラコラ。多数の仲間がいるだろう。そしてアニンも」
右腕のアニンを触りながら首肯する。
「支え合い、千切れた傷口を他者と結び合い、輪とするのだ!! そうする事で、傷は絆へと変わり、ハルアキを強くするだろう!!」
そんな事を言われても、俺にはどうすれば良いのか分からない。
「どうすれば良いのか分からないって顔だな!?」
首肯する俺。
「まずは私と輪を結ぼう!!」
と俺に向かって手を差し出してくるリットーさん。
「はあ?」
俺は訳も分からないまま、差し出された手を握り返した。
「良し!! ハルアキ!! 訓練開始だ!!」
え? え!? ええ~~!? また訓練かよ~~!
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