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国の思惑
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今日は闘技場に来ている。マスタック邸を出るのは珍しい事だが、ジョンポチ陛下のお誘いでは、断る事は出来ない。
今日の闘技場は少し趣きが違う。観客たちが闘技場に熱視線を送っているのはいつもの事だが、今日の主役は闘技場で戦う闘士たちではなく、闘技場を駆ける馬たちだ。今日、闘技場では競馬が行われていた。
闘技場で競馬と言うと、古代ローマの戦車での競馬をイメージしていたが、やっていたのは現代的な乗馬での競走だった。
「すまんなハルアキ。こちらばかり熱くなってしまって」
いくつかのレースが終わり、長めの休憩になったところで、俺の横で競馬を観覧していたジョンポチ陛下から、お声が掛かった。貴賓席で競馬を観覧しているのだが、一国の帝と席を並べて観覧とか、話をするには良いけど、庶民からしたら結構な罰ゲームな気がする。
「いえいえ。陛下は本当に馬がお好きですよね」
「うむ。やはり馬は良いな。あの鍛え抜かれた雄姿が走る様には、人を感動させる何かがある」
そう言うものだろうか。だが競馬は初めて見たが、確かにワクワクドキドキさせられた。賭けをしなくてもこれだけの高揚感が得られるのだ。お金を賭けた時の気持ちの盛り上がりは、計り知れないものがありそうだ。
「しかし、ハルアキが英雄界の人間だったとはな」
どうやら本題に入ったようだ。
「黙っていて申し訳ありません」
「そう気にしなくても良い。確かにこの話を聞いた時には驚きはしたが、同時に得心もいった。それぐらいでなければお主の破天荒さに理由付けが出来ん」
俺って破天荒だったのか。自分じゃあ地味な人生送っているつもりだったのだが。破天荒とはバヨネッタさんとかリットーさんのような人を言う気がする。
「それで、ハルアキが英雄界の人間であると打ち明けたのは、そちらの都合で風向きが変わったから。と言う認識で良いのか?」
「ええまあ。今、モーハルドにもこちらの世界から人が送り込まれているのですが、向こうもきな臭いですからねえ。こちらはこちらで、何があっても良いように動いておいた方が良いとの、国の方針です」
「そうか」
俺からそれを聞いたジョンポチ陛下は、沈黙し、次のレースへ向けて整備がなされている闘技場を見詰めていた。
「お主らの目的は、国交を結びたいとの事で良いのかな?」
沈黙の後、ジョンポチ陛下がそう口を開いた。
「どうなんでしょうねえ。恐らく目的はスキルとレベルだと思います。それが手に入るなら、国交を結ぶ国は、オルドランドでもモーハルドでもカッツェルでもジャガラガでもサリューンでも、どこでも良いのだと思います」
「…………そうか」
また沈黙が場を包む。
「ハルアキよ。余としては恩のあるハルアキの頼みだ。出来るだけ応えてやりたいのだがな。事は国と国との話だからな。余がゴリ押しする訳にもいかぬのだ。そんな事をしては国が乱れるからな」
それはそうだろうな。辺境伯の息子の不祥事で戦争になりそうなんだから、国の長が率先して勝手をする訳にはいかないだろう。
「国として新たな取引相手と言うのは、魅力的ではある。が、無策でお主らを迎え入れる事も出来ぬ。特にハルアキ、お主のような『超空間転移』なるスキル持ちを増やす事態は看過出来ぬのだ」
成程。『超空間転移』のスキル持ちが、オルドランド国内で散らばれば、各地で戦端を開く事も可能になる訳で、戦争になった時に圧倒的に不利になる。それは確かに見過ごせない。モーハルドにいる異世界調査隊が、一ヶ所に集められて自由に動けないのも、スキル獲得に制限が掛けられているのも、そこら辺が理由なのだろう。こちらの世界の人間は、地球人に『超空間転移』を手に入れられる事を恐れているのだ。
「と言う事は……」
「うむ。こちらにも『超空間転移』のスキル持ちが揃うのを待って欲しいのだ」
そうなるか。当然だな。
「つまり、両国で『超空間転移』持ちを一定数確保し、その上で相手国にいられる『超空間転移』持ちに制限を掛ける必要がある訳ですね?」
「うむ。条約を結ぶ上で、相手国にいられる『超空間転移』持ちは、同数でなければならない。と言う一文が盛り込まれるだろう」
そうなるよな。
「それはそうでしょうね。逆に同数にしてくださるあたりに、ありがたさを感じる程です」
「はっはっはっ。英雄界と国交を結ぶのだ。対等の関係を築けるなら、こちらとしても願ったりだ」
「分かりました。では今日の話を、国の方に持ち帰らせて貰います」
「うむ。そうしてくれ」
ジョンポチ陛下との話は終わり、後は競馬を楽しむだけとなった。
闘技場からマスタック邸に戻った俺は、一旦日本に戻ろうと転移門を開いていた。そこで部屋の扉をノックされる。
「はい」
扉を開けて入ってきたのはバンジョーさんだった。真っ黒な転移門を見て固まっている。
「一緒に行きますか?」
俺の誘いに、逡巡したバンジョーさんだったが、諦めたように首を左右に振るった。
「ボクにその先は遠過ぎるな」
そんな事もないと思うけど。俺は一旦転移門を閉じた。
「なんでしょう? 何かご用ですか?」
「ああ。聞きたい事があってね」
ふむ。俺はとりあえず立ち話もなんだろうと、バンジョーさんにソファに座って貰い、お茶を淹れて持っていく。
「聞きたい事、ですか?」
お茶をテーブルに置いて、俺もバンジョーさんの向かいに座る。
「ああ。…………ハルアキは、いや、英雄界は、この世界をどうするつもりなんだ?」
聞きたかった事とはそれなのか? まあ、こっちの世界で生きている人間の一人としては、気になるところか。俺は魔王や勇者がやって来た世界から来た人間なのだ。何か崇高な目的があってオルドランドに、この世界に接触してきたと思っても仕方ない。そんなものはないのだけど。
始まりは俺のちょっとした冒険心だったのだから。それがこちらの世界や日本で、色々な人々と出会い、なんだか物語が膨れ上がった気がする。俺はもっと細々とした、個人的な冒険で良いのだ。などとバンジョーさんに話したところで、信じて貰えるだろうか?
「俺は向こうでも一介の庶民ですよ。バンジョーさんと同じです」
「ボクと同じ……」
含むところがありそうだ。が、ここで追及するのはやめておこう。
「向こうにも、序列と言うのか、カーストと言うのか、ヒエラルキーと言うのか、身分にランク分けがあるんですけど、俺のいるランクは、高くなければ低くもありません。俺はたまたまこの世界に転移出来るスキルが手に入った庶民なんです。国の上層部の意向とか、ましてや世界の総意のようなものは、俺には答えられません。街を歩く平民に、国の意向や真意を問い質したところで、正鵠を射る答えは返ってこないでしょ?」
「…………確かに」
どうやら納得して貰えたようだ。
「今回の俺の役割は伝令係。言ってしまえば手紙と一緒です。手紙に国の真意なんて分かりません。分かるのは手紙を書いた人物だけ。その人物がどんな意図でオルドランドに接触しようとしてきているのか、俺には分かりません」
「だが、その人物にハルアキは会っているのだろう? ハルアキはどう見る?」
ふむ。難しい質問をしてくるなあ。
「良くも悪くも、国家を人の形にしたような人物ですかねえ」
「良くも悪くも、か」
「ええ。マスタック侯爵とは気が合うんじゃないですかねえ」
「成程」
これでどんな人物像か伝わったようだ。
「悪かったな。帰ろうとしていたのを呼び止めてしまって」
そう言ってバンジョーさんは部屋から出ていった。さて、日本に戻るか。
今日の闘技場は少し趣きが違う。観客たちが闘技場に熱視線を送っているのはいつもの事だが、今日の主役は闘技場で戦う闘士たちではなく、闘技場を駆ける馬たちだ。今日、闘技場では競馬が行われていた。
闘技場で競馬と言うと、古代ローマの戦車での競馬をイメージしていたが、やっていたのは現代的な乗馬での競走だった。
「すまんなハルアキ。こちらばかり熱くなってしまって」
いくつかのレースが終わり、長めの休憩になったところで、俺の横で競馬を観覧していたジョンポチ陛下から、お声が掛かった。貴賓席で競馬を観覧しているのだが、一国の帝と席を並べて観覧とか、話をするには良いけど、庶民からしたら結構な罰ゲームな気がする。
「いえいえ。陛下は本当に馬がお好きですよね」
「うむ。やはり馬は良いな。あの鍛え抜かれた雄姿が走る様には、人を感動させる何かがある」
そう言うものだろうか。だが競馬は初めて見たが、確かにワクワクドキドキさせられた。賭けをしなくてもこれだけの高揚感が得られるのだ。お金を賭けた時の気持ちの盛り上がりは、計り知れないものがありそうだ。
「しかし、ハルアキが英雄界の人間だったとはな」
どうやら本題に入ったようだ。
「黙っていて申し訳ありません」
「そう気にしなくても良い。確かにこの話を聞いた時には驚きはしたが、同時に得心もいった。それぐらいでなければお主の破天荒さに理由付けが出来ん」
俺って破天荒だったのか。自分じゃあ地味な人生送っているつもりだったのだが。破天荒とはバヨネッタさんとかリットーさんのような人を言う気がする。
「それで、ハルアキが英雄界の人間であると打ち明けたのは、そちらの都合で風向きが変わったから。と言う認識で良いのか?」
「ええまあ。今、モーハルドにもこちらの世界から人が送り込まれているのですが、向こうもきな臭いですからねえ。こちらはこちらで、何があっても良いように動いておいた方が良いとの、国の方針です」
「そうか」
俺からそれを聞いたジョンポチ陛下は、沈黙し、次のレースへ向けて整備がなされている闘技場を見詰めていた。
「お主らの目的は、国交を結びたいとの事で良いのかな?」
沈黙の後、ジョンポチ陛下がそう口を開いた。
「どうなんでしょうねえ。恐らく目的はスキルとレベルだと思います。それが手に入るなら、国交を結ぶ国は、オルドランドでもモーハルドでもカッツェルでもジャガラガでもサリューンでも、どこでも良いのだと思います」
「…………そうか」
また沈黙が場を包む。
「ハルアキよ。余としては恩のあるハルアキの頼みだ。出来るだけ応えてやりたいのだがな。事は国と国との話だからな。余がゴリ押しする訳にもいかぬのだ。そんな事をしては国が乱れるからな」
それはそうだろうな。辺境伯の息子の不祥事で戦争になりそうなんだから、国の長が率先して勝手をする訳にはいかないだろう。
「国として新たな取引相手と言うのは、魅力的ではある。が、無策でお主らを迎え入れる事も出来ぬ。特にハルアキ、お主のような『超空間転移』なるスキル持ちを増やす事態は看過出来ぬのだ」
成程。『超空間転移』のスキル持ちが、オルドランド国内で散らばれば、各地で戦端を開く事も可能になる訳で、戦争になった時に圧倒的に不利になる。それは確かに見過ごせない。モーハルドにいる異世界調査隊が、一ヶ所に集められて自由に動けないのも、スキル獲得に制限が掛けられているのも、そこら辺が理由なのだろう。こちらの世界の人間は、地球人に『超空間転移』を手に入れられる事を恐れているのだ。
「と言う事は……」
「うむ。こちらにも『超空間転移』のスキル持ちが揃うのを待って欲しいのだ」
そうなるか。当然だな。
「つまり、両国で『超空間転移』持ちを一定数確保し、その上で相手国にいられる『超空間転移』持ちに制限を掛ける必要がある訳ですね?」
「うむ。条約を結ぶ上で、相手国にいられる『超空間転移』持ちは、同数でなければならない。と言う一文が盛り込まれるだろう」
そうなるよな。
「それはそうでしょうね。逆に同数にしてくださるあたりに、ありがたさを感じる程です」
「はっはっはっ。英雄界と国交を結ぶのだ。対等の関係を築けるなら、こちらとしても願ったりだ」
「分かりました。では今日の話を、国の方に持ち帰らせて貰います」
「うむ。そうしてくれ」
ジョンポチ陛下との話は終わり、後は競馬を楽しむだけとなった。
闘技場からマスタック邸に戻った俺は、一旦日本に戻ろうと転移門を開いていた。そこで部屋の扉をノックされる。
「はい」
扉を開けて入ってきたのはバンジョーさんだった。真っ黒な転移門を見て固まっている。
「一緒に行きますか?」
俺の誘いに、逡巡したバンジョーさんだったが、諦めたように首を左右に振るった。
「ボクにその先は遠過ぎるな」
そんな事もないと思うけど。俺は一旦転移門を閉じた。
「なんでしょう? 何かご用ですか?」
「ああ。聞きたい事があってね」
ふむ。俺はとりあえず立ち話もなんだろうと、バンジョーさんにソファに座って貰い、お茶を淹れて持っていく。
「聞きたい事、ですか?」
お茶をテーブルに置いて、俺もバンジョーさんの向かいに座る。
「ああ。…………ハルアキは、いや、英雄界は、この世界をどうするつもりなんだ?」
聞きたかった事とはそれなのか? まあ、こっちの世界で生きている人間の一人としては、気になるところか。俺は魔王や勇者がやって来た世界から来た人間なのだ。何か崇高な目的があってオルドランドに、この世界に接触してきたと思っても仕方ない。そんなものはないのだけど。
始まりは俺のちょっとした冒険心だったのだから。それがこちらの世界や日本で、色々な人々と出会い、なんだか物語が膨れ上がった気がする。俺はもっと細々とした、個人的な冒険で良いのだ。などとバンジョーさんに話したところで、信じて貰えるだろうか?
「俺は向こうでも一介の庶民ですよ。バンジョーさんと同じです」
「ボクと同じ……」
含むところがありそうだ。が、ここで追及するのはやめておこう。
「向こうにも、序列と言うのか、カーストと言うのか、ヒエラルキーと言うのか、身分にランク分けがあるんですけど、俺のいるランクは、高くなければ低くもありません。俺はたまたまこの世界に転移出来るスキルが手に入った庶民なんです。国の上層部の意向とか、ましてや世界の総意のようなものは、俺には答えられません。街を歩く平民に、国の意向や真意を問い質したところで、正鵠を射る答えは返ってこないでしょ?」
「…………確かに」
どうやら納得して貰えたようだ。
「今回の俺の役割は伝令係。言ってしまえば手紙と一緒です。手紙に国の真意なんて分かりません。分かるのは手紙を書いた人物だけ。その人物がどんな意図でオルドランドに接触しようとしてきているのか、俺には分かりません」
「だが、その人物にハルアキは会っているのだろう? ハルアキはどう見る?」
ふむ。難しい質問をしてくるなあ。
「良くも悪くも、国家を人の形にしたような人物ですかねえ」
「良くも悪くも、か」
「ええ。マスタック侯爵とは気が合うんじゃないですかねえ」
「成程」
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