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第2話 おでん
昼食 蕎麦
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そんなこんなで買い物を終え、帰宅する。
「意外と疲れたー。取り敢えず昼にしようや。」
「そうだね!何食べに行く?」
「なんかこの辺に有名な蕎麦屋さんあるみたいだけどそこ行く?なかなかに高いけど……。」
「うぐぅ。高いのか。」
「大人しくうちでそば作って食おう。」
「え!?普通に他の店で食べようよ!」
「おっとそろそろお湯が沸くかな?」
「え!?いつのまにお湯沸かしてんのさ!」
「そろそろ蕎麦を入れて、と。」
「え!?ちょっまじで蕎麦作ってんの!?」
「あったかいのでいいよね?つゆはどうする?濃いのにする?薄いの?」
「寒いからあったかいのがいい!つゆは凛くんは薄めの方が好きなんでしょ?うちもそれでいいよー。って違うー!」
「いい加減諦めて蕎麦でいいじゃん。確かネギあったよな?出してくんね?」
「あったよ!大分古いね。大丈夫なのこれ?って誤魔化されないから!」
「まだ言うのか。いい加減飽きたぞ。まだいけるだろ。切っちゃうから火のほう見てて。」
「うちがネギ切るから凛くんが火見てて。」
「りょーかい。」
そんじゃつゆを作りますか。
えーと。だしの素を2袋ぐらい入れてと、醤油にみりん、酒を入れよう。目分量だからよくわかんねぇけどこんなもんかな。
蕎麦もそろそろ茹で上がるから、一旦ざるにとって。
器に作ったつゆを入れて、蕎麦を入れれば、完成!
うん。実に簡単だ!
「ネギ切ったかー?」
「うん!切ったー。」
「じゃあ蕎麦にふりかけてー。」
「ぱらぱらー。完成ー!」
ふむ。なんとか誤魔化しきれたって感じか。よかったよかった。
「そんじゃ食べようか!」
「うん!」
「「いただきまーす!」」
「美味しい!どうしてあんな適当につゆ作ってたのにこんなに美味しくなるの!?普通に売ってあるのと大差ないんじゃない!?」
「そうか?作るポイントがあるんだとしたら、出汁を多めにした事かな?あとは俺が甘い味付けがあんま好きじゃないからみりんを少なめにして代わりに酒を少し入れたぐらいかな?」
「うむむ。うちも練習しよう。」
「俺のために作ってくれるのか?」
「こんな適当に料理してる人に負けるのは女子として切なくなっちゃうから頑張る!」
「お前の手料理食いたいね。」
「意外と疲れたー。取り敢えず昼にしようや。」
「そうだね!何食べに行く?」
「なんかこの辺に有名な蕎麦屋さんあるみたいだけどそこ行く?なかなかに高いけど……。」
「うぐぅ。高いのか。」
「大人しくうちでそば作って食おう。」
「え!?普通に他の店で食べようよ!」
「おっとそろそろお湯が沸くかな?」
「え!?いつのまにお湯沸かしてんのさ!」
「そろそろ蕎麦を入れて、と。」
「え!?ちょっまじで蕎麦作ってんの!?」
「あったかいのでいいよね?つゆはどうする?濃いのにする?薄いの?」
「寒いからあったかいのがいい!つゆは凛くんは薄めの方が好きなんでしょ?うちもそれでいいよー。って違うー!」
「いい加減諦めて蕎麦でいいじゃん。確かネギあったよな?出してくんね?」
「あったよ!大分古いね。大丈夫なのこれ?って誤魔化されないから!」
「まだ言うのか。いい加減飽きたぞ。まだいけるだろ。切っちゃうから火のほう見てて。」
「うちがネギ切るから凛くんが火見てて。」
「りょーかい。」
そんじゃつゆを作りますか。
えーと。だしの素を2袋ぐらい入れてと、醤油にみりん、酒を入れよう。目分量だからよくわかんねぇけどこんなもんかな。
蕎麦もそろそろ茹で上がるから、一旦ざるにとって。
器に作ったつゆを入れて、蕎麦を入れれば、完成!
うん。実に簡単だ!
「ネギ切ったかー?」
「うん!切ったー。」
「じゃあ蕎麦にふりかけてー。」
「ぱらぱらー。完成ー!」
ふむ。なんとか誤魔化しきれたって感じか。よかったよかった。
「そんじゃ食べようか!」
「うん!」
「「いただきまーす!」」
「美味しい!どうしてあんな適当につゆ作ってたのにこんなに美味しくなるの!?普通に売ってあるのと大差ないんじゃない!?」
「そうか?作るポイントがあるんだとしたら、出汁を多めにした事かな?あとは俺が甘い味付けがあんま好きじゃないからみりんを少なめにして代わりに酒を少し入れたぐらいかな?」
「うむむ。うちも練習しよう。」
「俺のために作ってくれるのか?」
「こんな適当に料理してる人に負けるのは女子として切なくなっちゃうから頑張る!」
「お前の手料理食いたいね。」
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