妊娠✕糖尿病✕迷走しながらも何とか頑張った私の話！

６、再々検査に向けて その２

　掛かり付けの産婦人科クリニックからの指導も無し。

　参考になる書籍も見付からず。

　妊娠糖尿病に特化したレシピ本も見付からない。

　そんな状況で始まった再々検査への猶予期間３週間。

　どうしたか良いのかも分からず手探り状態だった私。
　取り敢えず色々と考えて血糖が高くなった原因の１つとして追加で思い当たったのはつわりの時期でした。

　今回の妊娠のつわりは、上の子２人の時に比べて一番キツかったです。
　血糖検査などを受け始めた時期にはつわりはだいぶ軽くなっていたので、普通に生活を送れていました。

　しかし、悪阻が真っ盛りの頃は怠くて、気分が悪いし、吐き気がするしで布団から起き上がる事も辛くて、辛くて。
　魚を焼く匂い、納豆の匂いなど、強い匂いを発する食品も無理でした。
　普段は好きなカフェラテなども全く飲む気にもなれず、布団へ横になっている時が一番楽でした。
　それでも何とか西瓜などの果物は食べれましたし、日によっては普通の食事も食べれました。

　幸いだったのは、一番つわりが酷い時期である西瓜等しか食べれない、動けないという状態がお盆前後の３日間くらいで終わったことでしょう。

　ちょうどクマ太郎がお盆休みの時期だったので育児・家事全般を請け負ってくれたので凄く助かりました。
　しかし、そんな風に果物という糖分たっぷりの物を沢山食べていた結果が今回の血糖値に繋がったのではないかと疑いました。

　悪阻つわりだったからしょうがないじゃん、実際に４キロくらい痩せたし！

　果たして西瓜を数日間たくさん食べただけで血糖値に影響する？

　妊娠中のホルモンバランスの影響じゃないかな？

　……もう疑心暗鬼も良いところですよね。

　職業柄なのか、どうしても原因と対策からの計画プラン立案で頭が持っていかれちゃう部分が有りまして。
　
　そんなこんなを考えながらも、本やネットで血糖値を下げる食品、食事の摂る順番、血糖値を高くしやすい食品などを調べる毎日。
　ぶっちゃけ調べれば、調べるほどにアレは駄目、コレも駄目で、本気で制限しようとしたらストレスでノイローゼになると思いました。

　最終的には「糖質を気にしてたら、何も食べられないじゃん！！」「矛盾してることを書くなっ！！」と脳内で暴れてました。
　テーブルに突っ伏して「もー何も考えたくなーい……」と最終的にはなりますよね。

　でも、自分だけでは無くて大切な赤ちゃんが関わってくること。
　妊娠糖尿病による赤ちゃんへの悪影響も調べて把握しちゃいましたし。
　両頬を叩き、やる気をもう一度漲らせ、自分なりのルールを決めることにしました。

①主食は白米からもち麦ご飯にすること。
　白米オンリーの主食、小麦粉などの白い主食は糖分が上がりやすいそうです。
　そのため、白米＞パンが好みの私はもち麦を白米に投入することで食物繊維の増大を計りました。

②果物や甘いものは控える！

③腹八分目で食べすぎない！

④野菜を頑張って多めに献立に出す！
　自分で食事を用意している以上は、野菜の料理を多くするように頑張りました。
　また、私が余り作らないような野菜の料理を実母が差し入れしてくれる事も有りました。

　取り敢えずは、この４本の柱を持って何とか再々検査を乗り切り、大学病院への紹介を阻止しようと努力をすることに決めたのでした。