徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

千代に咲く

文字の大きさ
上 下
482 / 693

481、スイカの種

しおりを挟む

 実家よりスイカを分けて貰って嬉しいウサギです。

 実家よりスイカを半分お裾分けしてくれました。
 夏になると幼い頃の私を思い出して、スイカを買ってしまうらしいです。

 私自身が覚えていないのですが、小さい頃に「スイカがたべたい!」と駄々を捏ねたらしいです。
 スイカの季節には微妙に早かったのか、遅かったのか、幼い私を自転車の後ろに乗せて父がスイカを探し回ったそうです。

 そんな思い出が詰まったスイカだからと言うわけでは有りませんが、子どもの頃からスイカなどの果物は大好きです。
 私に似たのかチュー助もスイカを始めとした果物が大好きです。
 私とチュー助が果物が好きだと知っているので、旬の果物を貰った時に有り難いことによくお裾分けをしてくれます。

 今回もらったスイカも、その日の内に食べることにしました。
 私やクマ太郎、チュー助がガブリとスイカに齧り付く中で違う行動をする子が一人。

 そう、我らが犬助です。

 犬助は基本的に食べず嫌いです。
 好きな物でも、ちょっと雰囲気が違うだけで嫌がります。
 例えば肉じゃがやカレーの人参はOKでも、人参シリシリ的に雰囲気が変わると最初の一口を食べさせることが大変です。
 人参だと説明しても嫌そうな顔をします。
 恐る恐る小指の爪よりも小さい一口を食べて、好みの味ならばパクパクっと食べ、好みじゃなければその一口で終了となります。

 そんな犬助は果物はほとんど食べません。
 唯一好んで食べるのは林檎だけ。
 バナナはボチボチといった所です。
 そしてスイカは、本人は好きだと言うのですけど、その割には食べないんです。
 数口は食べるのですが、それよりもスイカの種が気になるようで。
 今回もスイカの種が気になって、スイカの種を集めては近くの地面に蒔いていました。
 自分の土地では無いので勝手に種を蒔いては駄目だとは言いました。

 ……ただ、犬助がスイカの種を蒔いた地面って、駐車場用に舗装される場所だったような……?
 私の勘違いならば良いのですけれど、流石に舗装された地面を割って生えて来ないよね、と思った出来事でした。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

だんだんおかしくなった姉の話

暗黒神ゼブラ
ホラー
弟が死んだことでおかしくなった姉の話

声と戦うサトシくん

ひまじん
エッセイ・ノンフィクション
統合失調症を発病し、幻聴が聞こえるサトシくん(仮名)。サトシくんの半生を書き綴ったノンフィクションです。

秘事

詩織
恋愛
妻が何か隠し事をしている感じがし、調べるようになった。 そしてその結果は...

投稿インセンティブで月額23万円を稼いだ方法。

克全
エッセイ・ノンフィクション
「カクヨム」にも投稿しています。

処理中です...