徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

千代に咲く

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477、してやったり

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 夕飯後のささやかな楽しみであるコーヒータイムで、チュー助のしてやったりな笑顔が炸裂し頭を抱えたウサギです。

 私かクマ太郎による夕飯の片付けまで終わった後のささやかな楽しみ。
 インスタントでは有りますが、コーヒーが好きな私とクマ太郎にとっては憩いの一杯です。

 ブラックよりは微糖派のクマ太郎。

 微糖よりも更に甘いカフェラテ派の私。

 クマ太郎曰く、私のカフェラテはもはやカフェラテの原型を止めず、コーヒー牛乳もどきらしいです。
 ……無糖のカフェラテスティックに砂糖を小さじ2杯、牛乳を少し入れているせいでしょう。
 でも、苦いのは飲めないのでしょうが無いですよね。
 本当にコーヒーが好きな人にとっては、私の飲み方は邪道なのだとは思います。
 しかし、苦いのは苦手だけどコーヒーの風味は好きなので許してもらえればと思います。

 そんな私の憩いの一杯。
 
 それを狙う小さな2つの影。
 そう……いつもの如く犬助とチュー助です!

 毎日ではありませんけれど、私のコーヒーを狙ってくる二人。

 あんまり大人用のインスタントコーヒーを飲ませたいとは思わない私。

 私の気持ちを知ってか知らずか、犬助はきゅるんとした上目遣いで「おねがい♡」とおねだりしています。
 うるうるとした犬助の瞳に根負けして一口だけ飲ませます。
 チュー助は気が付いていないかなぁと、わざと声をかけずに視線を外し、ドラ子ちゃんのオムツを替えたりする私。

 オムツを替えて視線を戻したその視界に映るのは、してやったりな笑顔で私のカフェラテを飲み干す瞬間のチュー助!

 私が「チュー助!?なんで飲み干してるのっ?!」と叫べば、ニヤァとしてやったりな笑顔で嬉しそうに笑います。
 その笑顔に怒りよりも、諦めと言いますか……もうしょうがないな、と力が抜けちゃう?毒気が抜ける?
 
 でも、まだまだ小さい子どもの二人にはカフェインはどうかと思うので、今後は飲み干されないように気を付けたいと思います。

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