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395、不思議なひらがなの覚え方
しおりを挟む気が付けば保育園の最終学年である年長さんに進級する犬助に、年月が経つのは早いなぁ……と思ったウサギです。
犬助が産まれてからはや5年以上。
私の腕にすっぽりと収まって、軽々と抱っこ出来ていた犬助。
産まれたばかりの小さな犬助の身体を抱っこすることすら最初は怖かった私。
あんなに小さかったあの子が、今や立派なクラスで一番の体重の持ち主となりました。
そして、気が付けばもう保育園の最終学年である年長さんです。
光陰矢の如しとは言いますが、本当に月日が経つのは早いものですね。
今年は来年の小学校に向けてランドセルを選んだりと色々です。
ランドセル選びだけでは無くて、小学校から帰宅した後のことや小学校1年生になる準備も進めなければなりません。
小学校は保育園と違って夕方5時、6時まで預かってくれる訳では有りません。
今のパートの時間を調整するかなどなど、色々と考えることも目白押しだったりします。
それとは別に犬助が小学校1年生となった時に少しでも躓かないように、ひらがなを多少は読めて書けるようにしてあげたいなぁとも思っています。
ただ、犬助はアルファベットの方が興味が強くて、ひらがなへの興味が微妙という罠……。
ひらがなはあんまりなのに、アルファベットなら嫌がらずに進んで書けちゃう不思議です。
少しでも犬助の興味を引くように100円ショップで購入した「お風呂の壁に貼るあいうえおシート」を貼ってみたり。
ひらがなを意識して貰えるようにしりとりをしてみたり。
しかも、丁度いいことに「おかあさんといっしょ」で流れていた妖怪しりとりの歌にハマってくれていたので、しりとりの導入に役立ちました。
そんな犬助のひらがな事情。
何だかんだと手を変え品を変え、試してみた私とクマ太郎。
浴室の壁に貼るあいうえおシートやしりとりなどにも興味を示してくれましたが、ある意味では一番興味を示したのは別の物でした。
面白いことに犬助が一番興味を示したのは、ジージの家でのみ使用できるアイパッドの検索機能でした。
自分が見たい動画を探すために検索機能が有るということを私達の動作から学んだ犬助。
そのことにより、検索機能を自分でわからないなりに利用するようになりました。
しかも、一番最初に検索機能で探し始めたのはまさかの「ハエトリ草」という言葉でした。
そこから少しずつ調べる事ができる単語を増やし始めた犬助。
浴室のあいうえおシートを参考にしたりなど、自分なりにひらがなを覚え始めました。
やはり興味があることに関しては覚えることが早いですね。
それは子どもと大人、どちらも関係なく同じなのかもしれません。
ひらがなを読めるようになったら、今度は自分の名前だけでも書けるようになると良いなぁと思う私です。
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