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376、ピザまん求めて三千里
しおりを挟む冬になるとコンビニで売っている肉まん、ピザまんですが、先日ピザまんを食べた犬助がハマり、また食べたーい!と騒ぐ姿に苦笑いのウサギです。
冬になると何処のコンビニでも大抵は売っている肉まん、ピザまん。
大人の私から見れば肉まんやおでんは冬の風物詩といいますか、コンビニに普通に有るものという感覚です。
しかし、まだまだ幼い犬助にとっては新鮮に感じたのかもしれません。
たまたまお昼ご飯代わりに食べようか、となった先週。
肉まんとピザまんを用意してテーブルに並べてみました。
チュー助は肉まんもピザまんも微妙な反応で、それよりもオニギリが良いみたいな反応でした。
犬助は肉まんに対してはチュー助と似たような感じでしたけど、ピザまんを食べると瞳が煌めきました。
どうやらピザまんがすっかりとお気に召した様子です。
その日以降、またピザまんが食べたい!食べたい!と騒ぐ犬助。
まるでピザまんを初めて食べたかのような反応ですが、去年も食べたはずだけどなぁ……と苦笑いの私。
確か去年は肉まんもピザまんも犬助はお気に召さなかった記憶があります。
たった1年、されど1年ということで、どうやら好みに変化が有ったみたいですね。
そんなこんなで、今日のお昼にまたピザまんを!と求める犬助のリクエストに答えてピザまんを買いに家族四人で出発しました。
しかし、こんな時に限ってピザまんが売り切れているという……。
1軒、2軒、3軒とコンビニを回っても、肉まんは有れど、ピザまんは売り切れです。
正直な気持ちとしては、私もクマ太郎もピザまんを諦めて帰宅したかったです。
でも、犬助の諦めの悪さも一級品。
最後の1軒ね、と区切りを付けて向かったコンビニ。
そこにたった1つだけピザまんが置いてあり、ほっと安堵のため息を付きました。
ピザまんを求めて彷徨ったなかなか大変なお昼でした。
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