徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

千代に咲く

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350、雪の日

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 数日前の凄い寒気がやって来た日、私達の住む地域でもたくさんの雪が降り積もり、童話にあるように庭を駆け回った犬助に笑ってしまったウサギです。

 子どもの頃って雪が降るとワクワクしますよね。
 しかし、大人になってしまうと積雪の影響をどうしても一番に考えてしまいます。

 職場へと遅刻せずにたどり着けるかな?

 積雪の影響で保育園はお休みになったり、開始時間が遅れたりしないかな?

 夜中に水道管が凍結しないかな?

 積雪の影響で停電になったりしないかな?

 子どもの頃の純粋に積雪を喜んで、雪だるまを作ろうか?雪合戦をしようか?と楽しむ心が懐かしいです。
 そのため、朝起きてから窓の外を見た犬助が「はやく外であそびたい!」と急かすワクワクとした表情に笑ってしまいます。
 まるで小さい頃の自分や弟達を見ているような気分です。

 運が良いのか、悪いのか……。
 たまたま用事でお休みを頂いていたこの日。
 元々有った用事は積雪の影響で諦めて、犬助とチュー助も保育園をお休みさせることとしました。

 犬助とチュー助の運が良いのでしょう。
 雪で仕事がお休みとなったジージが犬助とチュー助の遊び相手を務めてくれました。

 実家の庭で一対一の雪合戦を始めた二人。
 ジージがわざと当たらないように投げる雪玉にキャーキャー言いながら犬助は走り回ります。
 そして、自分でも雪玉を作ってはジージの側へと特攻し、雪玉を投げてはやり返されて、とても楽しそうです。
 満面の輝く笑顔で寒さなんて吹き飛ばして走り回る犬助。
 まさに童謡の犬は庭を駆け回るという歌詞の通りです。

 そんな犬助を尻目に寒いのが嫌なのかチュー助は暖かい部屋の中で、ひいばーばからお菓子を貰ってご満悦です。
 童謡の猫では有りませんけれど、ネズミも寒さには弱いのかもしれませんね。

 犬助も、チュー助も、それぞれに雪の日のお休みを楽しんだ1日でした。

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