徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

千代に咲く

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307、保育園の相談会

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 定期的に主催されている保育園の育児相談会を先生から受けるように勧められ、保育園と自宅でのチュー助の様子の違いに驚いたウサギです。

 以前から何となく不思議だなぁとは感じていたのです。
 自宅ではにーにとヤンチャに暴れて、すでにテレビを1台破壊した経歴のあるちびっ子怪獣チュー助。
 そんなチュー助が保育園では先生達の癒やし系だと言われることが心底不思議でした。

 今回はチュー助の発語が3歳にしては幼い気がしたことを先月の連絡帳へと記載した事が切っ掛けで、育児相談会に参加することとなりました。

 すでに先月の時点で相談会の外部の先生がチュー助のことを観察してくれていたようです。
 その観察の結果で確かに3歳にしては……という流れでの育児相談会への参加を勧められたという。

 その育児相談におきまして、先月と今日のチュー助を観察した結果を教えて頂いたのですが……はい……。

 本当になんと言って良いのか……。
 まずは相談会の先生から、初めて見た時は色白でクリクリしたパッチリお目々、フワフワした天然パーマの可愛い女の子と思ってました!と……。
 男の子と聞いて驚きました、みたいに繰り返し言われまして、確かに外見だけならばチュー助は女の子に見えるなぁと遠い目をしてしまいました。

 まあ……それは置いておきまして、チュー助は保育園の中ではほとんど自己主張をしないタイプの子みたいなのです。

 家ではにーにとウルトラマンのソフビ人形を取り合ったり、追い掛けっこをするチュー助。
 しかし、保育園では大人しくパズルに集中して、他のお友達がワチャワチャ遊んでいても輪の中に入る様子もなし。

 家ではオムツの中にうんこをしたら「うんこ、したー」とか言うのですが、保育園では全くなし。
 
 家ではご飯のおかずが嫌な時は「イヤ!」と言うのに、保育園では先生に声を掛けてもらうまで嫌いなおかずを皿の中で混ぜてるだけ。

 大人しい、主張の少ない子的に言われた時には、誰の話をしているのかな?と思ってしまいました。
 逆に家でのチュー助の様子を伝えればとても驚かれる始末です。
 
 家では目茶苦茶「ちんちん!うんこ!おしり!」と叫びます、と付け加えれば、3歳の男の子らしい一面がちゃんと有るのですねと笑われました。
 チュー助は保育園では大きな猫ちゃんを被っているのかもしれませんね。
 もしくは人見知りもありますから、内弁慶な可能性もあります。

 どちらにしても、チュー助の良いところを沢山保育園でも出せるようになれば良いなぁ、と思った一時でした。

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