徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

千代に咲く

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278、朝から鼻血ぶー

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 朝一番から犬助の鼻血で布団のシーツなどが汚れて大慌てなウサギです。

 普段通りの冷え冷えな朝6時。

 すでにクマ太郎は5時半から起きて夜に浴室乾燥をしていた洗濯物を取り込んだり、畳んだりしていました。
 私もクマ太郎に一足遅れて布団から起き出して、自分とクマ太郎のお昼のお弁当を作ったり、お夕飯を作ったりしていました。

 そんな時に寝室の方から「ままー」という犬助の寝ぼけた声が聞こえてきました。
 ぶっちゃけいつも通りに「ママ、さびしいっ!きてー!いっしょにねよう!」と言うのかと思っていた私とクマ太郎。

 しかし、まさかの今朝は違いました。

 私とクマ太郎が予測していた内容は「ままー」の後に続かずに、犬助の寝ぼけた声は「ままーはなぢー」と続きました。
 犬助の寝ぼけた声音で紡がれた言葉に一瞬だけですが私とクマ太郎の時が止まりました。
 一瞬の間を置いて再び流れ出した時間に「はあっっ?!」と私とクマ太郎の声が響きます。

 その後は夕飯を作る真っ最中ですぐには手が離せない私の代わりに、クマ太郎の方がシュバババっっ!と犬助の下へと駆け付けました。
 犬助の鼻血で汚れたシーツにギャーッッ!と我が家の洗濯隊長クマ太郎の悲痛な悲鳴が響きます。

 なんだかんだで朝の多忙な時間では処理しきれなかった鼻血で汚れたシーツ……。
 水色のシーツに赤茶色の鼻血のシミが点々と残っています。
 
 子どもって鼻血が出やすいものなのでしょうか?
 私の弟も小学生の頃によく鼻血を出していました。
 しかし、弟の場合は梅漬け?のピンクのニンニクが大好きで、たくさん食べていた影響だと大人に言われていました。
 犬助のケースでは、おそらく鼻をほじって深追いし過ぎたせいではないでしょうか?
 本当に困った癖ですよね……。

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