徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

千代に咲く

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252、鍵

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 軒下へと洗濯物を干してくれているクマ太郎の助けを求める声に驚いたウサギです。

 我が家では洗濯物を雨の降り込まない、濡にくい軒下へと干します。
 いつか一軒家を建てたら、サンルームって言うのですか?
 洗濯物を干せる室内?的なものが欲しいなぁ……と企んでいたりします。

 そんな洗濯物をガラス戸?窓?の向こう側で干す我らが洗濯隊長クマ太郎。

 いつもと変わらぬ日常の一コマ。
 乙女心と秋の空と言いますけれど、秋の晴れた空って気持ちいいですよね。
 まあ……朝一番なので晴れた空という雰囲気はあんまり感じませんが。

 普通にいつもと変わらずに洗濯物を干しているクマ太郎。
 いつもと違うことと言えば、チュー助がたまたまクマ太郎の側に居たことでしょうか?

 その些細ないつもと違うことが、クマ太郎の命運を分けました。
 
 普段通りに朝の準備のためにキッチンに居た私へとクマ太郎の助けを求める声が届きました。

 普通に洗濯物を干してくれていたのに、急にどうしたのだろうと視線を向ければチュー助は居るもののクマ太郎の姿は有りません。
 首を傾げてガラス戸?の側へと行けば、何だかニコニコと悪戯してそうな顔で笑うチュー助に嫌な予感。

 まさかのクマ太郎はガラス戸?に鍵を掛けられて締め出されていました。

 よく幼い子どもが鍵を持たずに外へとちょっとだけ出たママを締め出すという事件があります。
 まさかそれを実際に目撃することになるとは思いませんでした。

 本当に子どもって何をするか分かりませんね。
 チュー助が鍵を閉めることが出来るとは知っていましたが、クマ太郎を締め出すということをやるとは予想していませんでした。
 
 悪戯な笑顔を見せるチュー助の行動には驚かされました。
 今後は今以上にチュー助ならばやる!と思って、危険予測をしなきゃいけないなぁと思った事件でした。
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