252 / 629
251、インフルエンザの予防接種
しおりを挟む最初からクライマックスに泣く犬助には悪いけれど、思わず笑ってしまったウサギです。
今年のインフルエンザは微妙に夏場でも感染している子は居たみたいですが、最近になって本格的に流行りだしたように感じます。
そのため、早めにお世話になっている小児科さんへインフルエンザの予防接種の予約を行っておきました。
……お世話になっている近所の小児科さんは、タイミングを逃すとなかなかインフルエンザの予防接種の予約が取りにくいのです。
早めに予約した甲斐も有って、無事に昼からの半休でクマ太郎と二人で子ども達の予防接種へと行くことが出来ました。
そんなインフルエンザの予防接種。
幼いお子さんは全国津々浦々、何処でも似たようなモノだとは思いますが、例に漏れることなく犬助とチュー助も注射は大嫌いです。
今回はクマ太郎が一緒に行ってくれたので、注射が嫌で暴れる可能性の高い犬助を任せることが出来ました。
そんな注射が大嫌いな五歳児犬助は、やはり小児科へと着いて、診察室の近くで待機する頃から泣き出してしまいました。
クマ太郎に抱っこされながら「注射キライ!こわい!」と泣く犬助は、オバケよりも注射の方が怖いらしいです。
ギャンギャン泣く犬助の姿に、小児科のベテランの看護師のお姉様方は微笑ましいものを見るように慣れた雰囲気で笑っています。
とうとう順番となりまして、私の子どもの頃からお世話になっているおじいちゃん先生の眼の前に座ることになった犬助。
ギャンギャン泣きながら「やざじぐしてくだざいっ!」「もしもし(聴診)だけがいい!」と犬助は叫びます。
そして、先生が注射器を取り出して犬助がそれを視認した瞬間が、犬助の怖いという気持ちのピークとなりました。
クマ太郎曰く、そんなに強い力で暴れたり、抵抗していなかったとは言うものの、看護師さん二人とクマ太郎で抑えにかかる姿は十分に暴れているように見えました。
注射が終わったあとも、しばらくは鼻をズルズル、涙を流して顔をクシャクシャにして泣いていた犬助。
犬助があまりにも注射を打つ前から泣いていたので、逆にチュー助は不安そうでは有りましたが泣くには至りませんでした。
……しかし、それも先生の前に座るまでの話でした。
先生の前にクマ太郎と一緒に座って、にーにの次に自分が注射をされると理解した瞬間に泣き出しました。
しかも、チュー助はインフルエンザの予防接種とは別にもう一本予防接種が有りましたので、両腕に打つこととなりました。
注射のあとはしばらく泣いてご機嫌斜めだった犬助とチュー助。
慰めてあやして、近くのオモチャ屋さんでウインドショッピングしたりして、何とかご機嫌は回復しました。
しかし……子どものインフルエンザの予防接種って2回でワンセットなんですよね……。
犬助とチュー助には、まだもう一回予防接種が有るよとは言えないなぁ……と思った私です。
0
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
保健室の秘密...
とんすけ
大衆娯楽
僕のクラスには、保健室に登校している「吉田さん」という女の子がいた。
吉田さんは目が大きくてとても可愛らしく、いつも艶々な髪をなびかせていた。
吉田さんはクラスにあまりなじめておらず、朝のHRが終わると帰りの時間まで保健室で過ごしていた。
僕は吉田さんと話したことはなかったけれど、大人っぽさと綺麗な容姿を持つ吉田さんに密かに惹かれていた。
そんな吉田さんには、ある噂があった。
「授業中に保健室に行けば、性処理をしてくれる子がいる」
それが吉田さんだと、男子の間で噂になっていた。
私が体験したスピリチュアルを日記にしました
”kataware片割れ”×2
エッセイ・ノンフィクション
小さい頃から生きづらさを感じて彷徨い続けたわたし
もがけばもがくほど
どん底に落ちていった
本当に本当に苦しくて、もうダメだ、と思ったとき
密教の呪術を駆使して多くの人を救っていた和尚に出会った
目の前で繰り広げられる密教の加持祈祷。護摩壇に燃える聖なる炎、唱える真言、結ばれる印。私の中の何かが目覚め、やがて私を取り巻く宇宙を動かし始めた。多くの人が救われたように、私もそのパワーによって救われた
それからの私は、和尚のもとに通い詰めた。そのたびにいろいろなことを教わった。見えない世界で起きている本当のこと、この世界のすぐ上にある幽界や霊界のこと、人の生き死にや輪廻転生、前世やカルマについて、などなど。数えあげたらきりがない。
そしてまた、人生の第二幕ともいうべき遭遇。。。目の前に現れた光の存在
このときの私は光側ではなく闇側の世界を探求していた。そして自分の能力を超えて奥深くまで入りすぎてしまったため大きな憑依を受けてしまったのだ。いつもなら和尚に助けてもらうのだが、和尚はインドで修行中だった、それも半年も・・・、私は死にかけた。3か月で9㎏も痩せた。最後には水も飲めなくなった。それでも毎晩のように襲ってくる、何か、はまったく容赦してくれなかった。
もうダメだ、もう限界かもしれない
そう思ったとき今度は目の前に救世主が降りてきた
「あなたさあー
さすがに今回はマズいでしょ
このままじゃ死んじゃうわよ」
まぶしいほどの光に包まれて降りてきたのは「シュアクリーナ」という美しい女性だった。彼女は私の魂の片割れ、光のツインレイでもあるそうだ
突然の出来事に私の頭は混乱したが、そんな私をよそ目に
「あなたは3000年前のインドにいたときも同じような状態になり死にかけたのよ。そのときも私があなたを助けたのだけど......覚えて......ない......よね」
3000年前のインドって?
なんですかそれ!!!
こんな体験が繰り返された私の物語をお伝えしたくなりました。
ーーーーーーーーーー
私は自分自身に起きた嘘のような本当の話を日記に書きとめてきました。その日記を紐解きながら、改めて整理してまとめてみました。これも何かのご縁だと思います。読んでくださるあなたの人生に少しでも役立つことを願っています。
毎月一本投稿で、9ヶ月累計30000pt収益について
ちゃぼ茶
エッセイ・ノンフィクション
9ヶ月で毎月一本の投稿にて累計ポイントが30000pt突破した作品が出来ました!
ぜひより多くの方に読んでいただけた事についてお話しできたらと思います!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる