徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

千代に咲く

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245、ご機嫌斜めな犬助

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 保育園のお迎えに行くといつも以上に買い物に行きたいと駄々を捏ねる犬助に手を焼いて疲れ果てたウサギです……。

 お迎えに行って犬助と合流するまでは、チュー助がダッシュする以外は何の問題も有りませんでした。
 しかし、私と合流してから「お買い物に行きたい!」と犬助が主張を開始後から歯車が狂い出しました。
 普段ならば「行きたい!」「今日は無理です!」のやり取りを2~3回もすれば諦める犬助。
 そんな犬助が今日は半泣きになりながら「買い物に行きたい!」の主張を続けます。

 本当に何が切っ掛けで、何が原因なのかは全く分かりません。
 ここしばらくは「買い物に行きたい!」と主張をしても諦めてくれていたので、本当に困惑してしまいました。

 微妙に恥ずかしい話ですが、保育園の玄関先で駄々を捏ね続ける犬助に先生達も苦笑し、他の親御さん達も横目に生ぬるい眼差しを送ってきます。
 周囲の視線が気になりますけれど、ここで感情的に怒っても仕方がないことも分かっています。
 多分、感情的に怒っても逆効果で犬助の抵抗が激しくなるだけでしょうし……。

 そんなこんなで、「今日は無理だけど明日にでも行こう」などなど、宥めすかして、叱って、何とか帰宅した今日。
 しかし、家に帰り着く直前までずっとご機嫌斜めだった犬助。
 保育園で何か有ったのか、それとも寂しいのか……?
 
 取り敢えずは、犬助とゆっくりと過ごす時間を作るように心掛けて見ようかと思います。
 大人にだって色々と気持ちの上がり下がりが有りますから、きっと子どもだって有るのでしょう。
 この対応が正解かは分かりませんが、犬助の様子を伺いながら対応して行こうと思っています。

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