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229、大騒ぎな朝ごはん
しおりを挟む朝から「ぱん!ぱん!」とパンを食べたいと主張するチュー助にどうしたものかと思い、ダメ元の起死回生の一手に打って出たウサギです。
チュー助がどんどん自分の気持ちを主張するようになってきた影響で、朝ごはんのレパートリーを増やさなければならないかもしれません。
私でも、クマ太郎でも、どちらでも簡単に準備できる朝ごはんということで納豆ご飯やふりかけご飯などを用意している我が家。
しかし、最近のチュー助は喋れるようになったその可愛いお口でリクエストを出すようになりました。
これも成長の過程と思えば喜ぶべきことなのだとは思います。
ただですね……準備していないメニューを希望されると困ってしまいます。
基本的に我が家ではパンはお休みの日にしか準備していないという問題です。
無いものが欲しいと言われても、すぐに準備できる物では有りません。
だからといって、正直にその事をまだ幼いチュー助に説明しても理解を得る前に大泣きしてしまいます。
イヤイヤ期特有の我儘さんと、会話による相互理解や歩み寄りが出来ないことってお互いに辛いですよね。
まだまだ舌足らずなチュー助の言葉はわからない時も多いので、お互いにキーッ!と何故に分かり合えないんだっ!となることもあります。
そんなチュー助のパンがない時に限ってパンが食べたいという欲求。
どうしたものかと思った時に閃いた駄目で元々の起死回生の一手。
それは冷凍していたパンケーキをチン!することでした。
まずはチュー助の興味を引くために冷凍庫から取り出したラップで包んだままのパンケーキを見せびらかします。
チュー助の視線の先でゆ~らゆ~らさせれば、あら不思議!
チュー助はパンケーキに興味を惹かれてパンケーキを食べたい!となりました。
しかしですね……朝ごはんのメニューが決定したことは良いことなのですが、パンケーキを電子レンジでチン!したら大泣きされました。
どうも凍ったままのパンケーキを食べたかった様子。
そこら辺はクマ太郎が誤魔化してくれましたけれど…………泣き止ませるために渡しただけの解凍前のパンケーキをしれっと齧るのはどうかと……。
今日は朝から大騒ぎの我が家でした。
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