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223、餌付け大好きひいばーば
しおりを挟むまるで雛鳥を餌付けするように嬉しそうにお菓子を食べさせて貰うチュー助の可愛らしさにメロメロとなっているひいばーばに苦笑してしまうウサギです。
私が急な残業になった時、クマ太郎だけ仕事の休日など、そんな時に近所にある私の実家へと行くことがあります。
前者では母に急に保育園へのお迎えを依頼するからですし、後者では犬助がジージと遊びたい!というリクエストのためです。
実家へと行くこと自体は特に問題はないのですが、ひいばーばがチュー助を餌付けしている光景に苦笑してしまいます。
個人的には母との一方的な嫁姑戦争を見て育ちましたし、ひいばーばの性格を知っている身としては苦笑いしか出なかったりします。
ぶっちゃけ、私が結婚した時はクマ太郎へと「ウサギがいなくなって寂しい!」と恨み言を言っていたひいばーば。
しかし、犬助が生まれ、チュー助が生まれて来ると恨み言は私へと向けられるようになりました。
そう、私一人で実家へと行くと「何で犬ちゃんとチューちゃんを連れてこないの?」「犬ちゃんとチューちゃんに私だけ毎日会えない」などなど。
今までのクマ太郎への恨み言は何だった?と言いたくなる気持ちを堪える私は偉いと思います。
ひ孫が可愛いのは分かりますけど、週に一度は会えてるし、毎日会ってないのはひいばーばだけじゃないよね?と言いたくなります。
実際にクマ太郎側のバーバは月に一回も会えてませんから。
そんなひいばーばは、お菓子を見せると素直に寄っていって、ぎゅうっと抱きつき、大人しく横にチョコンと座ってお口を開けるチュー助にメロメロです。
もう少しチュー助が小さくて体重が軽い頃は膝に座らせて、せっせと餌付けしていました。
ひ孫を目に入れても痛くないレベルで可愛がってくれることは有り難いですが、甘やかし過ぎることは悩みです。
お菓子を食べ過ぎと取り上げる私へと「可哀想でしょう!」と反論するのは、世間的によくあるやり取りな気がします。
でもそれでも、犬助とチュー助が我が家以外に大切に可愛がって貰える場所が有るのは、有り難いことだなぁと思うような……。
でも、やはりもう少しお菓子は控えめにしてもらいたい、複雑な親心だったりする私です。
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