206 / 703
205、Happy Birthday!
しおりを挟むしばらくぶりに登園するチュー助に朝から服に向かってたくさん吐かれて、現実逃避をしたくなったウサギです……。
チュー助へ朝ご飯を食べさせていたと時に、その大惨事は起こりました……。
まだ喉がイガイガするのか、ご飯が喉を刺激したのか……はっきりとした原因は分かりません。
しかし、恐らくは喉の刺激によって嘔吐反射が起こり、食事介助をしていた私へ向かってゲポォッとなってしまったのでしょう。
マーライオンの如く吐いたことに驚いたのか、きついのか、抱っこしてと泣いて手を伸ばしてくるチュー助も、抱きしめる側の私も大惨事という……。
この状態では被害は増すばかりということで、すぐにクマ太郎へ声を掛けてチュー助は朝から軽くシャワーを浴びることとなりました。
泣いているチュー助をあやしながらも、普段以上にドタバタとなってしまった朝の準備でした……。
まだ1日は始まったばかりなのに、すでに体力ゲージを大幅に削られたような気分になった私とクマ太郎でした……。
今日は犬助の誕生日です!!
おめでとう、犬助!
今日から君は五歳児様に進化いたしました!!
そんな犬助のリクエストで本日の夕飯はパスタとサンドイッチです。
犬助が「犬ちゃんがサンドイッチを作る!」「パパのも作る!」と宣言したことが切っ掛けです。
パパの分も~という犬助の言葉にクマ太郎がルンルン♪気分で出勤していたのが可愛かったです。
そんな犬助のサンドイッチ作り。
犬助の音頭に従ってハム、玉子、マヨネーズ、レタス、ツナマヨなどを準備致しました。
個人的にはスライスチーズを準備することを忘れていたことが痛恨のミスだったと思います。
パンにマヨネーズを塗って、具材の中から迷わずにまずは玉子を選択した犬助。
楽しそうに玉子をパンで挟んだら「犬ちゃんがあじみする!」とガブリと一口。
満足気に「おいしい!」と笑って、次に取り掛かる犬助。
再びパンに玉子とハムを挟んで「犬ちゃん、おなかすいた」とそのまま本格的にバクバク食べ始め、ほとんど食べてしまいました。
お腹が一杯になったことで満足したのか、クマ太郎のサンドイッチを作ること無く終了しようとしました。
そんな犬助を引き止めて、クマ太郎へのサンドイッチは?とパパがきっと楽しみにしているよ、と。
朝のパパへの言葉を思い出したのか、再びサンドイッチ作りを開始した犬助。
出来上がったサンドイッチはまさかのパンを4枚使用、厚めの玉子、ハムを2枚という豪華な出来上がり。
チャームポイントはパンをハートの形にしようとして失敗した破けたパンです。
犬助なりに頑張って仕上げた素敵なサンドイッチでした。
クマ太郎もとても喜んで食べて、犬助のサンドイッチだけで結構お腹が一杯になるボリューム満点な一品でした。
犬助にとっても素敵な誕生日になってくれたら嬉しいなぁと思う今日一日でした。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
後宮の胡蝶 ~皇帝陛下の秘密の妃~
菱沼あゆ
キャラ文芸
突然の譲位により、若き皇帝となった苑楊は封印されているはずの宮殿で女官らしき娘、洋蘭と出会う。
洋蘭はこの宮殿の牢に住む老人の世話をしているのだと言う。
天女のごとき外見と豊富な知識を持つ洋蘭に心惹かれはじめる苑楊だったが。
洋蘭はまったく思い通りにならないうえに、なにかが怪しい女だった――。
中華後宮ラブコメディ。
サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
うちのダンナはぽっちゃり男子
つづれ しういち
エッセイ・ノンフィクション
ダンナからのお許しが出たので、書いてみることにしました。
「ぽっちゃり男子」であるうちのダンナの生態と、我が家の日常をのんびりと書いてゆく所存です。
難しい言葉なし。
関西弁。
おやつやすきま時間のお供に、のんびりお楽しみいただければ。
たまに挿絵が入ります。
※カクヨム・小説家になろう にても同時公開しています。
猿の内政官 ~天下統一のお助けのお助け~
橋本洋一
歴史・時代
この世が乱れ、国同士が戦う、戦国乱世。
記憶を失くした優しいだけの少年、雲之介(くものすけ)と元今川家の陪々臣(ばいばいしん)で浪人の木下藤吉郎が出会い、二人は尾張の大うつけ、織田信長の元へと足を運ぶ。織田家に仕官した雲之介はやがて内政の才を発揮し、二人の主君にとって無くてはならぬ存在へとなる。
これは、優しさを武器に二人の主君を天下人へと導いた少年の物語
※架空戦記です。史実で死ぬはずの人物が生存したり、歴史が早く進む可能性があります
ヤンデレエリートの執愛婚で懐妊させられます
沖田弥子
恋愛
職場の後輩に恋人を略奪された澪。終業後に堪えきれず泣いていたところを、営業部のエリート社員、天王寺明夜に見つかってしまう。彼に優しく慰められながら居酒屋で事の顛末を話していたが、なぜか明夜と一夜を過ごすことに――!? 明夜は傷心した自分を慰めてくれただけだ、と考える澪だったが、翌朝「責任をとってほしい」と明夜に迫られ、婚姻届にサインしてしまった。突如始まった新婚生活。明夜は澪の心と身体を幸せで満たしてくれていたが、徐々に明夜のヤンデレな一面が見えてきて――執着強めな旦那様との極上溺愛ラブストーリー!
『 ゆりかご 』 ◉諸事情で非公開予定ですが読んでくださる方がいらっしゃるのでもう少しこのままにしておきます。
設樂理沙
ライト文芸
皆さま、ご訪問いただきありがとうございます。
最初2/10に非公開の予告文を書いていたのですが読んで
くださる方が増えましたので2/20頃に変更しました。
古い作品ですが、有難いことです。😇
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
" 揺り篭 " 不倫の後で 2016.02.26 連載開始
の加筆修正有版になります。
2022.7.30 再掲載
・・・・・・・・・・・
夫の不倫で、信頼もプライドも根こそぎ奪われてしまった・・
その後で私に残されたものは・・。
・・・・・・・・・・
💛イラストはAI生成画像自作

ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる