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168、変わらぬ第一声
しおりを挟む保育園の送迎の時だけでなく、車に乗ると靴を投げ捨てるチュー助の癖を何とかしたいウサギです。
本当にですね…………チュー助は全く持って困ったちゃんです。
玄関先でやっと履かせた靴をチャイルドシートに乗った瞬間に脱ぎ捨てて、運転席の方へと投げることがあります。
その度に叱って言い聞かせた結果か、運転席へ向かって投げることはほぼ無くなりました。
しかし、靴を脱ぎ捨てることだけはやめてくれません。
朝の一番忙しくて、慌ただしい時間帯にそれをされるとガックリ来る時もあります。
早く靴を脱ぎ捨てる癖が無くなれば良いのになぁと思う私です。
最近の犬助の話しなのですが、以前と変わらずにお迎えに来た私への最初の一言は「お買い物行きたい!」です。
「私の顔イコールお買い物かいっ!」と突っ込みを入れたい気分をグッと堪えて、「お買い物は行かないよ」と優しく伝えます。
そこから始まる犬助のお買い物行きたいコール……。
毎日毎日お買い物に行ったりしないよ、と繰り返し説明する私、行きたい気持ちを曲げない犬助。
ぶっちゃけ周囲の先生や親御さんも苦笑いです。
毎日のように押し問答を繰り返す姿を晒しているので、微妙に羞恥心を感じることもあります。
しかし、家計のためにも、我儘を言えば全てが通ると思うような大人に犬助をしないためにも、私は負ける訳には行きません。
そんな犬助のしつこい買い物への欲求を違うものへとシフトチェンジする方法。
行けないと言うことを2~3回伝えても犬助が引かない時、そしてその日の献立という2つの条件が揃った時に発動します。
それは夕飯のオカズで釣ることです!
我が家の夕飯の献立は必ず一品は子ども達が好きそうな物をねじ込んでいます。
「あら~今日は夕飯にウインナーが有ったなぁ?
ウインナーで手を打つ子はいないかなぁ?」
「今夜は餃子だったなあ?
犬助も一緒に餃子を作ってくれないかなぁ?」
……みたいな感じで、買い物ではなくて他のことへと欲求をずらして、少しでもスムーズに帰宅出来るように考えています。
まあ……果たしてこんなやり方が正解なのかは分かりませんが、グズる子どもを頭ごなしに怒るよりはマシかなあ?と思ってはいます。
ちなみに、餃子と言いましても冷凍の餃子を熱していないフライパンの上へと並べるお手伝いなので、とってもお手軽です。
時々はキッチンのIHヒーターまでフライパンを持って行ってボタンを押すまでしたがります。
そんな簡単なお手伝いで満足してくれるので、単純で可愛いなぁ……と思う今日此の頃です。
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