徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

１５３、長靴騒動

　雨に関係なくお気に入りの長靴を履いて保育園へと通うチュー助が巻き起こす長靴騒動にあちゃーっとなったウサギです。

　小さい子どもって長靴が好きですよね。
　我が家のチュー助も例に漏れずに長靴が大好きです。
　今でこそ運動靴を素直に履いてくれる犬助も、チュー助と同じ２歳頃は長靴で登園していました。

　ちなみに、その頃の犬助のお気に入りはディズニーのカーズの主人公であるマックイーンがデザインされた白黒の長靴。
　チュー助は腹ペコ青虫のマークが付いた黄色い長靴。
　どちらも西松屋で購入した千円ほどの長靴です。

　そんなチュー助のお気に入りの長靴が、今回……？度々？とある騒動を引き起こす切っ掛けとなりました。

　それは保育園へとお迎えに行き、さあ帰ろうというタイミングでいつも起こります。
　チュー助が通う保育園には玄関に年齢別に靴箱が置いてあります。
　靴箱自体には何の問題もありません。

　……そう……靴箱には問題はまったくないのです……。
　問題は靴箱に置かれている「靴」なんです……。

　正直な話……もう２歳、されど２歳のチュー助には平仮名は読めませんし、はっきりとどれが自分の靴か分かって無いのだと思います。
　そのためチュー助は同じデザインの長靴が有れば全部自分の物だと思ってしまいます。

　長靴を履いてきている日は良いのです。
　こっちがチュー助のだよ、と見せながら説明すれば納得しますから。

　しかし、問題は長靴を履いて来ていない日です。
　前日水溜りに突入したり、水合戦をすれば長靴はグショグショになって次の日は履いていけません。
　そんな日がとても大変なのです……。

　まず、チュー助は自分の長靴が無いことに納得しません。

　登園時に履いていた運動靴を見せても納得しません。

　最後には他の子の同じ腹ペコ青虫の黄色い長靴を見付けては、それを自分の長靴だと大泣きしながら主張します。

　……そうなりますと、もうどうしようもないですよね。
　
　最終奥義。
　自分の長靴を置いて来たとギャンギャン泣くチュー助を小脇に抱え、犬助と手を繋いで車までダッシュ！です。

　傍から見ればうわぁ……という光景かもしれません。
　大泣きする子どもを小脇に抱えてダッシュするのですから。
　ですが、他の子の長靴を履かせる訳にはいきませんからしょうがないことだと思いたい今日此の頃です。