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149、イナバウアー
しおりを挟むパパに登ってはイナバウアー並みに仰け反るチュー助にヒヤヒヤするウサギです。
以前にも書きましたパパ登りがパワーアップして戻ってきました。
パパ登り…………。
それは床に座っているクマ太郎へとチュー助がよじ登って行き、肩車の状態になる現象のことです。
この日誌を書き始めた最初の頃に紹介したチュー助のある意味では習性です。
そして今回、そのチュー助の習性がパワーアップしました。
床の上に座っているクマ太郎へとよじ登る部分は一緒です。
以前よりもよじ登るスピードがアップしている印象を受けますが、肩車の体勢へと自分で登ってバランスを取る部分も一緒です。
しかし!
そこから新たなバージョンとしてイナバウアーが追加されました!!
いったい何をやってるんだ……ですよね……。
私自身も書いていて何をやってるのよ……チュー助ぇぇ……という気持ちです。
実際に目の前でイナバウアーチュー助をしている姿を初めて目撃した時はもっと慌てて落ちる前に支えようと走り寄りました。
クマ太郎が座っている状態だったとしても、頭から落ちる!とドキドキしました。
慌てる私にクマ太郎がちゃんと支えてるから大丈夫だよ、と言ってくれましたが、絵面的に心配になる体勢です。
もしかしたら私は心配性なのかもしれません……。
チュー助がイナバウアーをする度に危ないと口を酸っぱくして繰り返し言い聞かせています。
……言い聞かせているのですが、チュー助本人がキャッキャッとイナバウアーをする度に笑っているのです。
とてもイナバウアーを満喫しているんです……。
例え2歳であったとしても危ないことだけは理解を示してもらえないかなぁとガックリする私。
イナバウアーをするようになって、一度だけ散歩中にクマ太郎がおんぶをしたことがあります。
その時も突然勢いよくイナバウアー!とチュー助が仰け反ったので、危うく固いアスファルトの上に落下しそうになりました。
ギリギリセーフでクマ太郎がしっかりと掴み、私が支えて事なきを得ましたが、とても心臓が痛い出来事でした。
二度とあんな嫌な意味で心臓が痛い出来事は御免被りたいと思う私とクマ太郎です。
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