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126、気分転換
しおりを挟む夕方に散歩に行った時に犬助が言った言葉に笑ってしまったウサギです。
人間関係や仕事の疲れ、何だかモヤモヤして気持ちがスッキリしない時って有りますよね。
そんな時になんとなくいつもはしないことを突発的にしたくなることが有ります。
仕事や週末などのモヤモヤが上手く発散出来なかった時、今日がたまたまそんな日でした。
突発的な気持ちなので、普段のルーティン?流れを壊すことになります。
あんまり次の日の負担になることをやりたくは無いです。
ですが、勇気を出してクマ太郎達を夕方の散歩に誘ってみました。
私のお誘いに仕事帰りのクマ太郎も笑顔で頷いてくれて、犬助とチュー助も乗る気になってくれてホッとしました。
そんな普段はやらない夕方6時のお散歩。
冬真っ只中ではない6月なので夕方と言ってもまだ十分に明るいです。
家族四人でゆっくりと田圃道を散歩をしてみました。
あっちに行こうか、こっちの道にしようかと歩きながら相談する私とクマ太郎。
「んっ!」
行きたい道を指で示すチュー助の鶴の一声。
遠回りだけどまあいっか、と歩く道が決まりました。
家族四人で手を繋いで歩いて行けば、途中でワチャワチャと手を繋ぐ順番が変わったり。
普段よりも犬助とチュー助が走ったりせずに、なんとなく穏やかな時間でした。
そんなお散歩の途中で犬助が闇が光が~みたいな事を言い出して首を傾げていると……
「犬ちゃんね、おおきくなって、バクハツしてね、ほろんで、またもとのスガタにもどったの!」
一生懸命に言う犬助の声も口調も全部が可愛くて、爆笑してしまいました。
唐突に爆発して滅んでまた元の姿に戻ってとか意味不明ですが、本人が得意げに語るので余計に面白過ぎました。
「そっかあ、犬ちゃんは大きくなって、爆発して、滅んで、また元の姿に戻ったのかぁ」
私の言葉に「うん!」と頷く犬助が可愛過ぎて、可愛過ぎてママのハートは爆発しそうだよ!なんて心の中は荒ぶりました。
多分ですが、犬助の爆発して滅んで~はウルトラマンタイガの話ではないかな?と。
その後は、家に帰り着くまでにもう少しの距離でパラパラと雨が振り始め、みんなで急いで走って、犬助がクマ太郎のズボンを下ろそうと何度も襲いかかったり、追いかけたり。
多少は雨に濡れましたが、楽しい気分転換になったお散歩でした。
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