徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

８３、母の味

　咳はまだ続いていたり、食欲が落ちてはいますが、だいぶ体調が戻ったチュー助にホッとしたウサギです。

　夜中や朝方に咳をゴホゴホしているチュー助。
　熟睡できていない様子なのが可哀想です。
　日中も酷い咳はきついですけど、夜中の咳も苦しいですよね。
　ぐっすりと眠れないのも辛いし、暗くて静かな夜は、大人の私だって寂しくて心細い気持ちになりやすいです。
　少しでもチュー助の寂しさと苦しさがやわらぐように寄り添いたいものです。
　だだ、大人の私も寄り添いすぎて眠れない日々が続くと結構身体に来るなぁと歳を感じてしまう私です。

　チュー助の風邪繋がりで、風邪をひいた時に食べたくなる食事って何でしょう？
　個人的には、幼い頃に体調が悪くなって食べさせて貰った特定の食事って思い付かないのです。
　強いて言うならば、ポカリくらいでしょうか？

　ちなみに、クマ太郎の場合はすりおろしリンゴだそうです。
　その繋がりで、犬助とチュー助へ私もりんごを剝いてあげることがよくあります。
　それ以外では、私が犬助とチュー助に作っているのはうどんや玉子粥、体調が良くなりつつある時は大好物のクリームシチューでしょうか？

　すりおろしたリンゴが母の味のクマ太郎。
　そんなクマ太郎が結婚して2年目のお正月に酷い熱で倒れた時は、まだすりおろしたリンゴの事を知らなくて玉子粥を作りました。
　独身時代は一人暮らしだったクマ太郎にとって、体調が悪くなった時に看病してくれる他者の存在は嬉しかったみたいです。

　今でもクマ太郎はあの時の玉子粥の味はすごく美味しかった、泣きそうなくらい美味しかったと言ってくれます。
　いつかは犬助とチュー助にとっての母の味に玉子粥がなるといいなぁと思う今日此の頃です。