徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

６３、意地悪は大嫌いです

　
　昨日は折角の日曜日なのでみんなで公園に行ったウサギです。

　公園では私が犬助、クマ太郎がチュー助を担当していました。
　組分けの理由としましては、私はチュー助が遊具から落ちそうになったら助ける自信がないし、チュー助の挑戦を見守ることが難しいからです。
　その上、挑戦するチュー助の後を追ってアーチ型の梯子を登ったり、丸太の遊具の上をチュー助を気にしながら移動できるほど身軽でもないという……。

　逆に犬助の場合は見守り程度で遊んでくれるので、遊具の上まで登らなくても良くて助かるという組分けです。

　……ただ、クマ太郎から気になる話を聞いて、ちょっとモヤモヤしました。

　天気の良い日曜日なので公園へ子どもがたくさん来ているのは当然です。
　その日は、たくさんの子ども達がお互いを気遣いながら仲良く遊べていましたし、親御さん達も側で見守りながら必要時に仲裁に入る感じでした。

　その中で、５歳くらいの特定の女の子がチュー助にちょっかいを掛けていたらしくて……。
　クマ太郎も最初は偶然かな？と思っていたらしいですが、繰り返し続くのでモヤッとしたそうです。

　一番最初は、偶然チュー助が遊びたくなった遊具がその女の子と重なって、クマ太郎が「ゴメンね」と、チュー助を抱っこして移動させました。
　それだけで終わればよかったのですが、気が付けば繰り返し何度も、その女の子が移動した遊具へと付いて回るようになって……。

　チュー助がトンネルを通ろうとすると、反対側からやって来て「そっちから来ない方がいいよぉ。」と言ってきたり。

「えーそっちからのぼるのぉ」など、小馬鹿にした口調と表情で何度も付いて回っては、自分より幼いチュー助に声を掛ける女の子。

　クマ太郎が再びチュー助を滑り台へと移動すると、後から付いて来た女の子が先に滑ろうとしたり。

　チュー助が気になるのかな、とは思うのですが…………優しく話しかける訳ではなくて、どちらかと言うと小馬鹿にするような、意地悪な言葉と口調でチョッカイを掛けているとクマ太郎は感じたそうです。
　
　子どもの頃の私もどちらかと言えば、虐められる方だったので、個人的にそういう子どもの悪意は大嫌いです。
　意地悪な言動をする女の子、人間は心底嫌いです。
　大切な我が子に繰り返し意地の悪いことをされて、幼い子どもだからと許容できるほど、私は心が広くないし、優しくもない人間です。

　誰しもがコミュニケーション能力が満点な訳では無いのはわかっています。
　幼いゆえに思わず意地悪な言葉が一度や二度は、もしかしたら飛び出ることもあるでしょう。

　ですが、過去の経験も後押して、気になる子に思わず意地悪を言うくらいなら近寄らないでほしいと、我が子に関わらないでと思ってしまいました。
　
　大人になっても過去の経験からの気持ちって、どうしても影響されてしまうと荒ぶった私です。

　様々な考えや受けるダメージは違いますけれども、私はどちらかと言えば、きっと過敏に反応してしまう性質なのでしょう。
　トラブルにならないように大人の対応をしながらも、しっかりとチュー助と犬助を守って行きたいと思います。