徒然子育て日誌〜兼業風味を添えて〜

千代に咲く

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36、可愛らしさに悶えます

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 気持ちを切り替えて出勤したい朝に限って上手く進まない子ども達の準備に心が折れそうなウサギです。

 子どもとは大人の都合通りに行く生き物ではありません。
 それは十二分に理解しているつもりです。
 理解はしているのですが、気持ちを奮い立たせて頑張りたいと思う時に限って上手く行かない。
 苛立つ心を押し込めて接するものの、いつもよりきつくなってしまう言葉に自己嫌悪が心を覆います。
 負のスパイラルに陥りそうな私へ「大丈夫じゃなさそうだね」と率先して子ども達の朝の準備をしてくれるクマ太郎に心の底から感謝です。

 これは最近のチュー助の話です。

 子どもというのは不思議なもので、その時期限定の流行りの食べ物があります。
 2歳頃の犬助の場合は、飲むヨーグルトと焼き芋、ベビーリーフのマヨサラダでした。
 飲むヨーグルトに至ってはクマ太郎から奪ってでも飲んでいました。
 4歳になった今はヨーグルトを出すと「ウエェッ!」と言いますし、焼き芋は微妙な顔で、ベビーリーフはぺっ!と吐き出します。
 本当にその時期だけの大好きな食べ物でした。

 そして、ただいま2歳児様を真っ最中のチュー助の大好物は焼き芋、食べるヨーグルト、バナナです。
 特にヨーグルトはおかわりを希望しますし、貰えないとわかると空のお皿をスプーンで何度もすくって少しでも食べようと頑張ります。
 バナナに至っては、スーパーの陳列棚を見つけると笑顔で走りより、手に持ったら満足そうに他の物への興味が低下します。
 バナナをおやつに見せると満面の輝く笑顔で走り寄ってきて、キラキラとしたお目々で見上げて来ます。
 チュー助のその姿だけで、胸を押さえて崩れ落ちてしまいたくなるくらいに可愛らしさ満開です。

 実際にクマ太郎と二人で可愛らしさに悶えて、バーバも口元を押さえて悶えていました。

 いつかは好みは変わるかもしれませんが、チュー助と犬助の可愛らしさは、絶対に変わらないと思った一幕でした。

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