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32. セレオン殿下の瞳
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「……ごめんなさい、ミラベルさん……。私、やっちゃった……」
茶会が無事(?)終わり、アリューシャ王女をお部屋まで送ってきた途端、彼女は耳を垂れた子犬のような様子で私に謝罪した。
「アリューシャ様……」
「あんなにたくさんマナーもお勉強も頑張ったのに……。私がついてるから大丈夫なんて、あなたに偉そうなこと言ったのに……。お上品に優雅にふるまうはずだったのに、あんなくだらない挑発に乗って感情的になって……台無しにしちゃったわ。……ごめんなさい」
オルブライト公爵令嬢とウィリス侯爵令嬢に声を荒げたことを言っているのだろう。素直に謝り落ち込むその姿があまりにもいじらしくて可愛くて、思わず抱きしめたくなってしまう。私の顔は自然と綻んでいた。
「何を仰いますか。今日はとても素敵でしたわ、アリューシャ様。王妃陛下もあんなにアリューシャ様のことを褒めてくださっていたじゃありませんか。あの時だけはそりゃ、思わずお二人に怒ってしまわれましたけど、私はとても嬉しかったですよ。アリューシャ様が私を庇ってくださって……。それにあれは、失礼ながら向こうが完全に悪いですわ!王妃陛下もそう仰ってたじゃありませんか。そんなに落ち込まないでくださいませ。本日の出来は百点満点だと思いますわ!」
「……ミラベルさん……」
ほんとう?と言わんばかりに上目遣いで私の顔を伺うアリューシャ王女。そんな彼女を安心させるように、私は満面の笑みを浮かべた。
「あれからも各領地の話題や国の新事業の話題などにもしっかりついていけてましたし、完璧です!今日は良い一日になりましたわ。お集まりになっていた皆様もきっと、アリューシャ様の成長した姿に感心されたと思います。頑張りましたね、アリューシャ様」
「……ミラベルさん……。ありがとう」
「私の方こそ、ありがとうございます。私のためにあんなに怒ってくださって。……私を“大切な人”と言ってくださって。私にとってもアリューシャ様は、とても大切な方です」
私がそう伝えると、アリューシャ王女のルビー色の美しい瞳が見開かれ、キラキラと輝いた。まるで本物の宝石のように。頬を紅潮させ喜びを全身で表す彼女の姿に、どうしようもない愛おしさがこみ上げてくる。……可愛いな。なんて可愛い人なんだろう。
私をこんなにも慕ってくれて、私の言うことを素直に聞いて、苦手なお勉強を精一杯頑張ってくれて。
ずっとそばで見守っていてあげたくなる。
自分でも不思議なくらい、私はアリューシャ王女のことが愛おしくてたまらなかった。許されるなら、ふんわりと赤く色づいたこの頬をそっと両手で挟んで、額にキスしてあげたいくらいに。
(ふふ。もちろんそんなことはできないけどね。私はあくまで教育係。そして王妃陛下の仰っていたとおり、この方はこの王国の王女様なんだから)
「……母から聞いたよ。やはりあの二人が君に嫌な思いをさせてしまったようだね。……申し訳なかった」
茶会の翌日、私は早速セレオン殿下に呼び出されそう謝罪された。殿下のお部屋に入るなり、その深く澄んだ青い瞳が心配そうに私をじっと見つめた。
「いえ、そんな。私のことはお気になさらず。それより、アリューシャ王女殿下が私を庇ってくださって、お二人に対して少し感情的になってしまわれて。もう大丈夫だとは思いますが、ご本人も落ち込んでおられました」
「うん、それも聞いたよ。悪いのは完全にあの二人だ。アリューシャにも私からそうフォローしておくよ」
「ええ。ぜひお願いいたします。王女殿下もきっと安心なさると思いますので」
よかった。これで王妃陛下もセレオン殿下も、誰も彼女を怒っていないということが分かった。きっとアリューシャ様も安心するわね。
もう失礼してもいいのかな、と思っていると、セレオン殿下は私に椅子を勧め、控えていた使用人に紅茶を持ってくるよう指示した。……まだお話があるらしい。だいぶ慣れてきたとはいえ、こうして何度も王太子殿下のお部屋に招かれ面と向かってお話をするのは、やっぱり緊張してしまう。
(……本当に不思議よね。ついこの前まで、私は子爵家出身のただの伯爵家の妻で、王家の方とこんなに密にお付き合いをすることになる日が来るなんて想像もしていなかったのに……)
今や王女殿下の教育係という大任を務めながら、こうして王太子殿下のお部屋でお茶なんかいただいているんだから。
椅子に座り、出された紅茶をありがたくいただいていると、私をジッと見つめていたセレオン殿下が真面目な顔で言った。
「彼女たちは、私からもきつく叱っておく。もう二度と君に不愉快な思いをさせないようにと」
……え?私?
「いえ、殿下、私のことなど別に構わないのです。アリューシャ王女殿下さえもうあのような嫌な思いをせずに済むのでしたら……」
私がやんわりとそう伝えると、セレオン殿下は私のその言葉を遮るように強く言う。
「構わないはずがない。私たちの強い希望を聞き入れてアリューシャのそばにいてくれている君に、そのせいでわずかでも辛い思いなどしてほしくないんだ。……いいかい?ミラベル嬢。今回の件だけでなく、他にも何か困ったことがあれば、遠慮せずに何でも私に言ってくれ。……君のためならば、……コホン。いや、君がここで快適に過ごせるよう、私も尽力するから。分かったね?」
「……はい。ありがとうございます、殿下」
(……なんて優しい方なんだろう……)
一国の王太子でありながら、私のような一介の下位貴族家の者にまで、こんなにも親身になってくださるなんて。
私を真摯に見つめるセレオン殿下の真っ青な澄んだ瞳を見ていると、ふいに心臓がトクンと音を立てた。
茶会が無事(?)終わり、アリューシャ王女をお部屋まで送ってきた途端、彼女は耳を垂れた子犬のような様子で私に謝罪した。
「アリューシャ様……」
「あんなにたくさんマナーもお勉強も頑張ったのに……。私がついてるから大丈夫なんて、あなたに偉そうなこと言ったのに……。お上品に優雅にふるまうはずだったのに、あんなくだらない挑発に乗って感情的になって……台無しにしちゃったわ。……ごめんなさい」
オルブライト公爵令嬢とウィリス侯爵令嬢に声を荒げたことを言っているのだろう。素直に謝り落ち込むその姿があまりにもいじらしくて可愛くて、思わず抱きしめたくなってしまう。私の顔は自然と綻んでいた。
「何を仰いますか。今日はとても素敵でしたわ、アリューシャ様。王妃陛下もあんなにアリューシャ様のことを褒めてくださっていたじゃありませんか。あの時だけはそりゃ、思わずお二人に怒ってしまわれましたけど、私はとても嬉しかったですよ。アリューシャ様が私を庇ってくださって……。それにあれは、失礼ながら向こうが完全に悪いですわ!王妃陛下もそう仰ってたじゃありませんか。そんなに落ち込まないでくださいませ。本日の出来は百点満点だと思いますわ!」
「……ミラベルさん……」
ほんとう?と言わんばかりに上目遣いで私の顔を伺うアリューシャ王女。そんな彼女を安心させるように、私は満面の笑みを浮かべた。
「あれからも各領地の話題や国の新事業の話題などにもしっかりついていけてましたし、完璧です!今日は良い一日になりましたわ。お集まりになっていた皆様もきっと、アリューシャ様の成長した姿に感心されたと思います。頑張りましたね、アリューシャ様」
「……ミラベルさん……。ありがとう」
「私の方こそ、ありがとうございます。私のためにあんなに怒ってくださって。……私を“大切な人”と言ってくださって。私にとってもアリューシャ様は、とても大切な方です」
私がそう伝えると、アリューシャ王女のルビー色の美しい瞳が見開かれ、キラキラと輝いた。まるで本物の宝石のように。頬を紅潮させ喜びを全身で表す彼女の姿に、どうしようもない愛おしさがこみ上げてくる。……可愛いな。なんて可愛い人なんだろう。
私をこんなにも慕ってくれて、私の言うことを素直に聞いて、苦手なお勉強を精一杯頑張ってくれて。
ずっとそばで見守っていてあげたくなる。
自分でも不思議なくらい、私はアリューシャ王女のことが愛おしくてたまらなかった。許されるなら、ふんわりと赤く色づいたこの頬をそっと両手で挟んで、額にキスしてあげたいくらいに。
(ふふ。もちろんそんなことはできないけどね。私はあくまで教育係。そして王妃陛下の仰っていたとおり、この方はこの王国の王女様なんだから)
「……母から聞いたよ。やはりあの二人が君に嫌な思いをさせてしまったようだね。……申し訳なかった」
茶会の翌日、私は早速セレオン殿下に呼び出されそう謝罪された。殿下のお部屋に入るなり、その深く澄んだ青い瞳が心配そうに私をじっと見つめた。
「いえ、そんな。私のことはお気になさらず。それより、アリューシャ王女殿下が私を庇ってくださって、お二人に対して少し感情的になってしまわれて。もう大丈夫だとは思いますが、ご本人も落ち込んでおられました」
「うん、それも聞いたよ。悪いのは完全にあの二人だ。アリューシャにも私からそうフォローしておくよ」
「ええ。ぜひお願いいたします。王女殿下もきっと安心なさると思いますので」
よかった。これで王妃陛下もセレオン殿下も、誰も彼女を怒っていないということが分かった。きっとアリューシャ様も安心するわね。
もう失礼してもいいのかな、と思っていると、セレオン殿下は私に椅子を勧め、控えていた使用人に紅茶を持ってくるよう指示した。……まだお話があるらしい。だいぶ慣れてきたとはいえ、こうして何度も王太子殿下のお部屋に招かれ面と向かってお話をするのは、やっぱり緊張してしまう。
(……本当に不思議よね。ついこの前まで、私は子爵家出身のただの伯爵家の妻で、王家の方とこんなに密にお付き合いをすることになる日が来るなんて想像もしていなかったのに……)
今や王女殿下の教育係という大任を務めながら、こうして王太子殿下のお部屋でお茶なんかいただいているんだから。
椅子に座り、出された紅茶をありがたくいただいていると、私をジッと見つめていたセレオン殿下が真面目な顔で言った。
「彼女たちは、私からもきつく叱っておく。もう二度と君に不愉快な思いをさせないようにと」
……え?私?
「いえ、殿下、私のことなど別に構わないのです。アリューシャ王女殿下さえもうあのような嫌な思いをせずに済むのでしたら……」
私がやんわりとそう伝えると、セレオン殿下は私のその言葉を遮るように強く言う。
「構わないはずがない。私たちの強い希望を聞き入れてアリューシャのそばにいてくれている君に、そのせいでわずかでも辛い思いなどしてほしくないんだ。……いいかい?ミラベル嬢。今回の件だけでなく、他にも何か困ったことがあれば、遠慮せずに何でも私に言ってくれ。……君のためならば、……コホン。いや、君がここで快適に過ごせるよう、私も尽力するから。分かったね?」
「……はい。ありがとうございます、殿下」
(……なんて優しい方なんだろう……)
一国の王太子でありながら、私のような一介の下位貴族家の者にまで、こんなにも親身になってくださるなんて。
私を真摯に見つめるセレオン殿下の真っ青な澄んだ瞳を見ていると、ふいに心臓がトクンと音を立てた。
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