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23.新たな恋(※sideジェラルド)
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新しく見つけた趣味が楽しく、あんなに熱望して妃に娶ったアリアへの情熱が一気に萎んでしまった。
もちろん、別に嫌いになったわけではない。アリアには何の不満もない。ただ、毎夜同じ寝台で同じ女を大切に扱いながら行儀良く閨を過ごすよりも、より刺激的で俺に合った夜の過ごし方を知ってしまっただけだ。
街に出た時はどこの店でも自由に入っていいわけではない。ザーディンがカイルに指示した数件の店にのみ立ち入るよう言われていた。
「あのような界隈にはよろしくない店も多くございます。店を運営しているのが裏社会の者であったりすると法外な金額を巻き上げられることもあるようですし、金を持っていそうな客には薬を盛って身ぐるみ剥がす者までもいるそうです。暴力にものを言わせる男たちが出てきて陛下の身に危険が迫る可能性もあります。ここならば問題ないという店を数件確認しておりますので、陛下が街の様子を見に行く際にはそれらの店をお使いください」
父上も祖父も街に出て庶民の暮らしを見ることがあったという。おそらくそれらの安全な店はその時に発掘したものだろう。
味をしめた俺はカイルや護衛らを伴い、夜な夜な酒の匂いのする街へ出かけるようになった。
何かを尋ねられたり、口煩く咎められたりするのが嫌で、アリアとはできるだけ顔を合わせまいとするようになった。
愛嬌のある色っぽい女たちと、その場限りの夜を楽しむ日々。そのうち特に気に入った女には自分の正体を明かし、王宮に招き入れ、日中から情事に耽るようになった。身分の低い女たちは俺の正体を知り王宮を見ると皆目を輝かせてきゃあきゃあと騒ぎ、その反応もまた新鮮で可愛らしく、面白かった。
公務が徐々に疎かになっている自覚はもちろんあったが、幸いにも妻は優秀な王妃になってくれた。当面の間雑務を任せても問題ないだろう。カイルや護衛たちは黙って俺の遊びに付き合ってくれるし、宰相は遊び回る俺のことをアリアや王宮の者たちに上手いこと言って丸め込んでくれているらしい。
信頼できる者たちが周りにいるというのはありがたいものだ。
こうして俺は自分の人生にようやく訪れた息抜きの時間を存分に楽しんでいた。
そんなある夜、俺は一人の女に出会った。
そこは初めて訪れた店で、客層もわりと落ち着いていた。ザーディンが勧めてきた店で、庶民の中でも裕福な者が集まる酒場のようだった。
「店によって雰囲気が様々で面白いな」
「……。」
隣のカイルに話しかけたつもりだが、カイルはそっと目を伏せ酒を飲むふりをしているだけだった。…長年の付き合いだし勤勉で優秀な男だが、昔からこいつは今ひとつ何を考えているのか分からないところがある。まぁ、だが従順で使える男であることに変わりはない。
その時。
「はい、お待たせしましたぁ」
「……っ、」
追加した酒を運んできた店の女に、俺の視線は釘付けになった。
豊満な胸元を過度に強調したワンピースを身にまとい、色気の漂うその女は、波打つ赤茶色の髪と同じ色の大きな瞳で俺をじっと見つめていた。服の上からも分かる凹凸のくっきりとしたその体はたまらなく魅力的で、またその微笑みも小悪魔のような妖しさがあり引き込まれた。
「…なぁに?そんなに見つめて」
「…いや…、」
「ふふ。お兄さん素敵ね。…何だかどこかで見たことある気がするわ。かっこいい」
率直で飾らない物言いも、一瞬で気に入った。今すぐに身分を明かしてこの女の羨望の眼差しを受けたいという気分にさえなった。だが、さすがにそれは躊躇われた。
「…君の名前は?」
「マデリーンよ」
「マデリーン…。ここでは長く働いているのかい?」
「ううん。最近働きはじめたばっかりよ。訳アリなの、あたし。ふふ」
「そうか」
「お兄さんはどこの人?お名前何て言うの?」
「俺は…、ジェイだ」
「そう。じゃあジェイって呼んでもいい?…ふふ、あなた本当にかっこいい。ずーっと見ていたくなるお顔だわ」
年の頃はアリアなどとそう変わらないであろうにまるで幼女のような天真爛漫な話し方をするこの女と、俺はその日のうちに夜を共にした。そして翌朝には思った。この女はこれまで出会った女たちとは違う。一晩限りにしたくない、と。
俺はマデリーンに出会って、新たな恋に落ちたのだった。
「実はあたしね、こう見えても平民じゃないのよ」
「…えっ、…そうなのか?じゃあお前は一体…?」
「一応これでも男爵家の娘なの。って言っても、すっごく落ちぶれた貧乏貴族だけどね!うふ。家にお金がなくなっちゃって、こうしてあたしまで働きはじめたってわけ。可哀相でしょ?お母様は体弱いから働けないし、お父様は商才なくて騙されやすいし、しかも二人して見栄っ張りの浪費家。困ったもんなの」
「……そうか」
「あーあ。どこかの大金持ちがあたしを見初めてお嫁さんにしてくれないかなぁ。もう働きたくなーい。いやらしいジジイにお尻触られたりするし」
翌朝の宿屋のベッドの中で、マデリーンは俺にそう打ち明けてきた。
「…マデリーン、お前、歳はいくつだ?」
「18よ」
やはりな。アリアと大して変わらないか。それにしてはやけに幼く感じる。これが品性や教養の違いというものだろうか。
(…だが、このものの分かっていない感じがまた妙に愛らしい)
無垢で頼りないマデリーンの雰囲気に俺は夢中になっていた。危うさが余計に魅力的だったのかもしれない。こんな妖艶な美貌を持ちながらも、隙だらけで思慮が足りなく、しかも酒場なんかで働いている。放っておけばすぐその辺の下卑た男たちの餌食になりそうだ。そのことを考えると無性に腹が立った。ものの一晩で、俺の中にマデリーンに対する執着や独占欲のような感情が湧いていた。
…男爵家の娘、か…。
(…俺の側妃にすることはできないだろうか…)
もちろん、別に嫌いになったわけではない。アリアには何の不満もない。ただ、毎夜同じ寝台で同じ女を大切に扱いながら行儀良く閨を過ごすよりも、より刺激的で俺に合った夜の過ごし方を知ってしまっただけだ。
街に出た時はどこの店でも自由に入っていいわけではない。ザーディンがカイルに指示した数件の店にのみ立ち入るよう言われていた。
「あのような界隈にはよろしくない店も多くございます。店を運営しているのが裏社会の者であったりすると法外な金額を巻き上げられることもあるようですし、金を持っていそうな客には薬を盛って身ぐるみ剥がす者までもいるそうです。暴力にものを言わせる男たちが出てきて陛下の身に危険が迫る可能性もあります。ここならば問題ないという店を数件確認しておりますので、陛下が街の様子を見に行く際にはそれらの店をお使いください」
父上も祖父も街に出て庶民の暮らしを見ることがあったという。おそらくそれらの安全な店はその時に発掘したものだろう。
味をしめた俺はカイルや護衛らを伴い、夜な夜な酒の匂いのする街へ出かけるようになった。
何かを尋ねられたり、口煩く咎められたりするのが嫌で、アリアとはできるだけ顔を合わせまいとするようになった。
愛嬌のある色っぽい女たちと、その場限りの夜を楽しむ日々。そのうち特に気に入った女には自分の正体を明かし、王宮に招き入れ、日中から情事に耽るようになった。身分の低い女たちは俺の正体を知り王宮を見ると皆目を輝かせてきゃあきゃあと騒ぎ、その反応もまた新鮮で可愛らしく、面白かった。
公務が徐々に疎かになっている自覚はもちろんあったが、幸いにも妻は優秀な王妃になってくれた。当面の間雑務を任せても問題ないだろう。カイルや護衛たちは黙って俺の遊びに付き合ってくれるし、宰相は遊び回る俺のことをアリアや王宮の者たちに上手いこと言って丸め込んでくれているらしい。
信頼できる者たちが周りにいるというのはありがたいものだ。
こうして俺は自分の人生にようやく訪れた息抜きの時間を存分に楽しんでいた。
そんなある夜、俺は一人の女に出会った。
そこは初めて訪れた店で、客層もわりと落ち着いていた。ザーディンが勧めてきた店で、庶民の中でも裕福な者が集まる酒場のようだった。
「店によって雰囲気が様々で面白いな」
「……。」
隣のカイルに話しかけたつもりだが、カイルはそっと目を伏せ酒を飲むふりをしているだけだった。…長年の付き合いだし勤勉で優秀な男だが、昔からこいつは今ひとつ何を考えているのか分からないところがある。まぁ、だが従順で使える男であることに変わりはない。
その時。
「はい、お待たせしましたぁ」
「……っ、」
追加した酒を運んできた店の女に、俺の視線は釘付けになった。
豊満な胸元を過度に強調したワンピースを身にまとい、色気の漂うその女は、波打つ赤茶色の髪と同じ色の大きな瞳で俺をじっと見つめていた。服の上からも分かる凹凸のくっきりとしたその体はたまらなく魅力的で、またその微笑みも小悪魔のような妖しさがあり引き込まれた。
「…なぁに?そんなに見つめて」
「…いや…、」
「ふふ。お兄さん素敵ね。…何だかどこかで見たことある気がするわ。かっこいい」
率直で飾らない物言いも、一瞬で気に入った。今すぐに身分を明かしてこの女の羨望の眼差しを受けたいという気分にさえなった。だが、さすがにそれは躊躇われた。
「…君の名前は?」
「マデリーンよ」
「マデリーン…。ここでは長く働いているのかい?」
「ううん。最近働きはじめたばっかりよ。訳アリなの、あたし。ふふ」
「そうか」
「お兄さんはどこの人?お名前何て言うの?」
「俺は…、ジェイだ」
「そう。じゃあジェイって呼んでもいい?…ふふ、あなた本当にかっこいい。ずーっと見ていたくなるお顔だわ」
年の頃はアリアなどとそう変わらないであろうにまるで幼女のような天真爛漫な話し方をするこの女と、俺はその日のうちに夜を共にした。そして翌朝には思った。この女はこれまで出会った女たちとは違う。一晩限りにしたくない、と。
俺はマデリーンに出会って、新たな恋に落ちたのだった。
「実はあたしね、こう見えても平民じゃないのよ」
「…えっ、…そうなのか?じゃあお前は一体…?」
「一応これでも男爵家の娘なの。って言っても、すっごく落ちぶれた貧乏貴族だけどね!うふ。家にお金がなくなっちゃって、こうしてあたしまで働きはじめたってわけ。可哀相でしょ?お母様は体弱いから働けないし、お父様は商才なくて騙されやすいし、しかも二人して見栄っ張りの浪費家。困ったもんなの」
「……そうか」
「あーあ。どこかの大金持ちがあたしを見初めてお嫁さんにしてくれないかなぁ。もう働きたくなーい。いやらしいジジイにお尻触られたりするし」
翌朝の宿屋のベッドの中で、マデリーンは俺にそう打ち明けてきた。
「…マデリーン、お前、歳はいくつだ?」
「18よ」
やはりな。アリアと大して変わらないか。それにしてはやけに幼く感じる。これが品性や教養の違いというものだろうか。
(…だが、このものの分かっていない感じがまた妙に愛らしい)
無垢で頼りないマデリーンの雰囲気に俺は夢中になっていた。危うさが余計に魅力的だったのかもしれない。こんな妖艶な美貌を持ちながらも、隙だらけで思慮が足りなく、しかも酒場なんかで働いている。放っておけばすぐその辺の下卑た男たちの餌食になりそうだ。そのことを考えると無性に腹が立った。ものの一晩で、俺の中にマデリーンに対する執着や独占欲のような感情が湧いていた。
…男爵家の娘、か…。
(…俺の側妃にすることはできないだろうか…)
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