異能ランクEの絶対皇帝≪Absolute Emperor≫

設定２

管理官異能リスト２

※１８話以降を読んでない方にはネタバレが含まれます。




　異能管理室室長
【氏名】マーク・クレイグ（45）
【異能名】エニグマレコード（表向きはサイコメトリー）
【ランク】Ｓ
【系統】事象系
【属性】不明
【異能概要】
　対象者の知識や技術を復元、複写、切取ることができる。異能にあっては切取のみで異能を切取られた異能者は異能を失う。
　所有できる異能に制限はないが、切取った異能を使いこなすには練度が必要であり、使用回数、効果および範囲は使用者の体力や精神力に左右され、前異能保有者の使用条件を超える能力は引き出せない。

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　異能管理官補
【氏名】八重山照（17）
【異能名】アブソリュート・エンペラー
【ランク】Ｓ
【系統】現象系
【属性】雷
【異能概要】
　微細な電気を発生させて人間のあらゆる感覚に干渉することができる。
（視覚や聴覚、触覚、喜怒哀楽など基本的な感覚は操作できるが、愛や意志など複雑な感情は異能で表現、コントロールすることはできない）
　また、人体操作や記憶の作製削除も可能。
　異能領域は最大半径５０メートルで最大二百人（＋α）まで同時に操作することができるが、規模が大きくなるほど単純なコマンドしか与えられなくなる。異能領域、操作人数は照の体力や精神力に左右されるため、体力が減少すれば必然的に異能領域も狭くなる。

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　西日本支部異能管理官
【氏名】直江志津（17）
【異能名】クリティカル・ブルー
【ランク】Ａ
【系統】現象系
【属性】水
【異能概要】
①　最大50000ｔの水（純水）を発生させる。また生み出した水で物体を覆い尽くし、水の状態で立体を維持することができる。
②　特注の拳銃から水の弾丸を超高圧で射出させる。撃ち出される水は常時、志津から供給されるため弾切れの心配はほぼない。
③　水蒸気、霧を発生させる（ただし液体←→気体のみで凝固（氷）させることはできない）。

　異能管理室が把握している異能の中で最も応用性、操作性に優れ、攻撃力も高く、広範囲の異能領域に加えて膨大なＳＰ値を誇る。さらに《ハイランカー反比例の法則》に当てはまらないという特質がある。照がランクＳになるまではランクＳに最も近い現象系異能と言われていた。
　要するに咲と同じくチート能力であり、周囲からは〝ランチキスペック〟と揶揄されている。
　ただし、操作できるのは自らの異能で生み出した水のみで、自然界に存在する液体は操作できない。能力の性質上、エリオットと災害地に派遣され一緒に活動することが多い。