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第1部 剣聖 羽鳴由佳
99 妹
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扉の中──そこには広大な空間。
等間隔に巨大な柱。中央の玉座へと続く通路には赤い絨毯。
いや、壇上にはあるべき玉座がない。かわりにあるのは豪華絢爛な天蓋付きのベッド。
わたしたちが踏み込むと、ベッドのカーテンから複数の人影がキャアア、と悲鳴をあげながら飛び出した。
それは半裸の美女たち。ベッドからさらに奥にある扉から次々と逃げ出していく。
「あ~、ヒドイっスね。いきなり入ってくるなんて。プライバシーもクソもあったもんじゃない」
ベッドから降りてくる細目の少年。上半身裸だ。
葉桜溢忌。頭をボリボリかきながら上着を羽織り、下の階段に腰かける。
「誰も入れるなって言ったのに使えないっスね。せっかく俺がチートスキルのひとつ、神器錬精で武器作ってあげたのに」
「……お前を倒す。覚悟するんだな」
刀の先を向ける。葉桜溢忌は緊張感のかけらも無い顔で、え~、と面倒くさそうな声を出した。
空中にステータスウインドウを出してピピピッ、と操作する。
「レベルも能力値もとっくにカンストしてるからつまんないんスよね。スキルの数なんか何千あるか……だから別にもう《召喚者》の能力もいいかなあっ、て。今さら都合のいい願望者増やす気もないし」
ステータスウインドウを消し、葉桜溢忌は立ち上がる。
「あ、でもアルマちゃんカワイイっスねえ。その子置いて帰ってもいいっスよ。あとは逃げていいっスから」
「葉桜あぁーーっ!」
ナギサが飛び出した。巨大斧の一撃を見舞う。
溢忌はそれを片手で軽々と受け止めた。
足元の床がボゴオッ、と砕ける。
「おっほ、すげえ力っスね。ん? アンタもなかなかカワイイっスねえ。俺好みかも」
「…………ッ!」
いかん、ナギサの目。完全にブチ切れている。手甲の拳打。まともに顔面に入ったが──溢忌は微動だにしない。
溢忌の指がピピピッ、と動いた。
途端にそこにいる全員が黄色く光る輪によって身体を拘束され、床に転がった。
「気が短いっスねえ。まだ話したいのに。ああ、そうそう。アンタらが来る前にひとり、ここに迷いこんだ人がいたっスよ」
溢忌はベッドのところまで戻ると、屈んで下から何かを引きずり出した。まさか、まさかそれは──。
黒由佳だ。衣服はボロボロで、手足がおかしな方向に曲がっている。いや、それよりも出血の量。
ベッドの下から階段まで広がっている。
「黒由佳ああぁっ!」
「ああ、そんな叫ばなくても。ほら、返すっスよ」
溢忌が黒由佳の足を掴み、無造作にこちらへ投げつけた。
ドシャアッ、と血まみれの黒由佳がわたしの目の前に落ちてきた。バカな、こんな──。
わたしは這いずりながら黒由佳に寄り添い、声をかける。
「黒由佳っ、目を開けろ! おい、黒──」
うっすらと目を開けた黒由佳。震える唇が少し動いた。
「おね……さま、ゴメ……ウチ、勝てなか……た」
「バカ、喋るな。生きてるならいい。じっとしてろ。宵子が後で治してくれる」
「ウチ、おね、え……さまの役に立とうと……」
「わかったから。もうわかったから。頼むから、もう喋らないでくれ。お前は十分役に立った」
言いながらわたしは涙が溢れてきた。
黒由佳は微笑みながら良かった、と呟いた。
その目からも涙がこぼれていた。
「うん……ウチ……ね、いつかお……姉さま、みたいに、なりたかっ……」
黒由佳は目を閉じた。そしてその身体が足の方から黒い霧状になり……完全に消えた。
ウソだ。ついさっきまで軽口を叩いていたコイツが。
どんな敵にも臆せず突っ込んでいく不死身のコイツが──死ぬわけない。
「黒由佳ああぁーーーーっ!」
全身が震える。怒りか、悲しみか。分からない。もう、何が起きているのか。なぜこんなことになったのか。
「あ~、なんか悪い事したっスね。妹さんだったんスかその人。スゴい口が悪いっスね。ちょいとムキになって痛めつけちゃったっス」
「……そうだ。わたしの──手のかかる、出来の悪い妹だ。お前……お前だけは絶対に許さない」
この世界に来てはじめてかもしれない。本気の本気で人が憎い。殺してやろうと思ったのは──。
「でもソイツ、人じゃないっスよね。そんなに怒んなくてもいいっしょ?」
バチイッ、と弾ける音。同時だ。全員、黄色い光の拘束を引きちぎった。
渾身の太刀風。溢忌の上半身にまともに入った。だが、溢忌の指先から放たれた電撃によってわたしも入り口付近まで吹っ飛ばされた。しかも麻痺状態に。
溢忌に向け、クレイグの銃弾とセプティミアの高音シャウト。よろめいたところにサイラスのハルバートが突き上げる。
空中に打ち上げられたところを、ショウの気弾とレオニードの矢が追撃。
落下地点でビノッコの発勁。
ゴシャッ、と身がよじれたところにアルマの投げナイフと日之影宵子の刃物が雨あられと投げつけられる。
倒れる寸前で志求磨の蹴り。上体が起き上がったところにナギサの巨大斧が横薙ぎに炸裂。身体が裂けはしなかったが、吹っ飛んで柱を二本ぶち壊した。
嘘だろ、まだ動いている……。
溢忌は上体をもたげながら両手をこちらに向けた。
その開いた十本の指からボボボボボッ、と炎弾が発射される。
凄まじい勢いだが──ナイスタイミングで御手洗剛志が《アライグマッスル》に変身していた。
炎弾は全員に命中したが、特撮のような派手な演出だけでダメージはない。
呆然とする葉桜溢忌。やれる。あの《覇王》ですら勝てなかった相手に──勝てる。わたしはそう確信した。
等間隔に巨大な柱。中央の玉座へと続く通路には赤い絨毯。
いや、壇上にはあるべき玉座がない。かわりにあるのは豪華絢爛な天蓋付きのベッド。
わたしたちが踏み込むと、ベッドのカーテンから複数の人影がキャアア、と悲鳴をあげながら飛び出した。
それは半裸の美女たち。ベッドからさらに奥にある扉から次々と逃げ出していく。
「あ~、ヒドイっスね。いきなり入ってくるなんて。プライバシーもクソもあったもんじゃない」
ベッドから降りてくる細目の少年。上半身裸だ。
葉桜溢忌。頭をボリボリかきながら上着を羽織り、下の階段に腰かける。
「誰も入れるなって言ったのに使えないっスね。せっかく俺がチートスキルのひとつ、神器錬精で武器作ってあげたのに」
「……お前を倒す。覚悟するんだな」
刀の先を向ける。葉桜溢忌は緊張感のかけらも無い顔で、え~、と面倒くさそうな声を出した。
空中にステータスウインドウを出してピピピッ、と操作する。
「レベルも能力値もとっくにカンストしてるからつまんないんスよね。スキルの数なんか何千あるか……だから別にもう《召喚者》の能力もいいかなあっ、て。今さら都合のいい願望者増やす気もないし」
ステータスウインドウを消し、葉桜溢忌は立ち上がる。
「あ、でもアルマちゃんカワイイっスねえ。その子置いて帰ってもいいっスよ。あとは逃げていいっスから」
「葉桜あぁーーっ!」
ナギサが飛び出した。巨大斧の一撃を見舞う。
溢忌はそれを片手で軽々と受け止めた。
足元の床がボゴオッ、と砕ける。
「おっほ、すげえ力っスね。ん? アンタもなかなかカワイイっスねえ。俺好みかも」
「…………ッ!」
いかん、ナギサの目。完全にブチ切れている。手甲の拳打。まともに顔面に入ったが──溢忌は微動だにしない。
溢忌の指がピピピッ、と動いた。
途端にそこにいる全員が黄色く光る輪によって身体を拘束され、床に転がった。
「気が短いっスねえ。まだ話したいのに。ああ、そうそう。アンタらが来る前にひとり、ここに迷いこんだ人がいたっスよ」
溢忌はベッドのところまで戻ると、屈んで下から何かを引きずり出した。まさか、まさかそれは──。
黒由佳だ。衣服はボロボロで、手足がおかしな方向に曲がっている。いや、それよりも出血の量。
ベッドの下から階段まで広がっている。
「黒由佳ああぁっ!」
「ああ、そんな叫ばなくても。ほら、返すっスよ」
溢忌が黒由佳の足を掴み、無造作にこちらへ投げつけた。
ドシャアッ、と血まみれの黒由佳がわたしの目の前に落ちてきた。バカな、こんな──。
わたしは這いずりながら黒由佳に寄り添い、声をかける。
「黒由佳っ、目を開けろ! おい、黒──」
うっすらと目を開けた黒由佳。震える唇が少し動いた。
「おね……さま、ゴメ……ウチ、勝てなか……た」
「バカ、喋るな。生きてるならいい。じっとしてろ。宵子が後で治してくれる」
「ウチ、おね、え……さまの役に立とうと……」
「わかったから。もうわかったから。頼むから、もう喋らないでくれ。お前は十分役に立った」
言いながらわたしは涙が溢れてきた。
黒由佳は微笑みながら良かった、と呟いた。
その目からも涙がこぼれていた。
「うん……ウチ……ね、いつかお……姉さま、みたいに、なりたかっ……」
黒由佳は目を閉じた。そしてその身体が足の方から黒い霧状になり……完全に消えた。
ウソだ。ついさっきまで軽口を叩いていたコイツが。
どんな敵にも臆せず突っ込んでいく不死身のコイツが──死ぬわけない。
「黒由佳ああぁーーーーっ!」
全身が震える。怒りか、悲しみか。分からない。もう、何が起きているのか。なぜこんなことになったのか。
「あ~、なんか悪い事したっスね。妹さんだったんスかその人。スゴい口が悪いっスね。ちょいとムキになって痛めつけちゃったっス」
「……そうだ。わたしの──手のかかる、出来の悪い妹だ。お前……お前だけは絶対に許さない」
この世界に来てはじめてかもしれない。本気の本気で人が憎い。殺してやろうと思ったのは──。
「でもソイツ、人じゃないっスよね。そんなに怒んなくてもいいっしょ?」
バチイッ、と弾ける音。同時だ。全員、黄色い光の拘束を引きちぎった。
渾身の太刀風。溢忌の上半身にまともに入った。だが、溢忌の指先から放たれた電撃によってわたしも入り口付近まで吹っ飛ばされた。しかも麻痺状態に。
溢忌に向け、クレイグの銃弾とセプティミアの高音シャウト。よろめいたところにサイラスのハルバートが突き上げる。
空中に打ち上げられたところを、ショウの気弾とレオニードの矢が追撃。
落下地点でビノッコの発勁。
ゴシャッ、と身がよじれたところにアルマの投げナイフと日之影宵子の刃物が雨あられと投げつけられる。
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嘘だろ、まだ動いている……。
溢忌は上体をもたげながら両手をこちらに向けた。
その開いた十本の指からボボボボボッ、と炎弾が発射される。
凄まじい勢いだが──ナイスタイミングで御手洗剛志が《アライグマッスル》に変身していた。
炎弾は全員に命中したが、特撮のような派手な演出だけでダメージはない。
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