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第1部 剣聖 羽鳴由佳
82 逆襲の歌姫
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「わたしと楊はまだ任務が残っている。《剣聖》とカプセルの輸送は任せたぞ」
ラーズグリーズが念を押すように間宮京一へ伝えている。随分と真面目な性格のようだ。
「ああ、分かっている。コイツを助けそうな仲間も、もういないんだろ? 余裕だぜ」
間宮京一は爽やかだが、ちょいと軽いノリ。
楊とかいうチビの猿面はずーっと黙ったままだ。
「武道大会では不覚を取ったが……これで溢忌さまも喜んでくださる。アルマを取り戻し、《召喚者》の継承者も手に入れた」
ラーズグリーズが安堵したような表情を浮かべたときだった。周囲の雰囲気が一変した。
寒気がするような願望の力の高まり。この一帯を覆い、支配しようとしている。
「これは……!」
餓狼衆の間に緊張が走る。
異様な願望の力に呑み込まれないよう、各々が集中する。
「こいつの、《剣聖》の仲間か? もう助けに来やがったのか」
間宮京一が嵐太くんを取り出し、警戒。
楊はいち早く異変に気づいた。地面を棒で指し示す。
ボゴボゴボゴオッ、と地面のいたるところから生えてきたのは──人の手だ。ラーズグリーズが小さく悲鳴をあげた。
地面から生えた手。そこから這いずるように頭、胴体と姿を現し、地中から人間が現れたのだ。まるでゾンビ映画みたいに。
いや、人なのか? 頭にフルフェイスのヘルメットを被って顔は見えない。服装はどこかで見たことあるような執事服だ。
あっという間に二、三十体に囲まれた。
間宮京一は変身し、《レッサーパンダラー》に。ラーズグリーズはレーヴァテインを抜き、楊は棒を構えた。
ドドドドドドッ、と一斉にヘルメット軍団が襲いかかる。
餓狼衆に攻撃するということは、わたしの味方なのか? しかしあんなヘルメット軍団は知らないし、そんな能力を使うヤツも知らない。
これは逃げ出すチャンスではないのか。うむむ……しかし、ぐるぐる巻きだし、麻痺も治ってない。ここは様子を見るほかないのか。
餓狼衆に次々撃破されるヘルメット軍団。戦闘力は大した事はないようだ。
斬られたり撃たれたりしたアイツらの身体はボロボロッ、と崩れて土塊になった。やはり願望の力で作られたモノだったか。
だが、まだ地中からボコボコ出現している。これを全滅させる事なんて出来るんだろうか。
「キリがないっ。間宮、ここは離脱しろ! こんなところで時間をかけている場合ではない!」
ラーズグリーズがレーヴァテインを振るいながら指示を飛ばす。
頷いた《レッサーパンダラー》がこちらに向かって走りだした。アイツだけ車に乗って逃げるつもりか。
道を塞ぐヘルメットたちを楊が蹴散らす。ぬう、敵ながら見事なチームワーク。
運転席に近づいたとき、いきなり《レッサーパンダラー》が吹っ飛んだ。
なんだ、何が起こった?
ケラケラと上の方から甲高い笑い声が聞こえてくる。
「わたしの声の衝撃波よ。広域型じゃなくて、範囲を絞った弾丸型。効いたでしょ」
聞き覚えのある声。まさか、そんなはずは……。
助手席から転がり出る。なんとかイモムシぐらいは動けるようになった。
見上げると、小高い丘の上。
テーブルに椅子。優雅に足を組んで腰かけているゴスロリ姿の少女。
傍らには日傘を差し、グラスにワインを注いでいる長身の執事。間違いない、あの二人組は──。
「あら。見てよ、無様に転がっているわ。滑稽よね。お似合いだわ」
「まさしく。粗末な身分に相応しい姿かと」
あの二人は──《サディスティックディーヴァ》セプティミア・ヨークとその従者サイラスだ。
バカな、志求磨によって消失したはずのアイツがなんで……。
頭の中にダダダダ、が打ち込まれる。
《サディスティックディーヴァ》《逆襲の歌姫》セプティミア・ヨーク。
初見じゃないのにダダダダ。復活しているのにも驚いたが、まさか超越者になっているなんて。
「おまえは──ベルフォレ地方の元領主、セプティミアか! 我々を攻撃するという事は、葉桜溢忌さまに逆らうという意味だぞ!」
ラーズグリーズの怒りの声。
セプティミアはグラスのワインを飲み干してからテーブルに肘をつく。
「誰よそれ。知らないわ。わたしはこの世で一番尊いの。誰にも従うつもりはないわ。そこのイモムシ女に用があるんだから、渡しなさいよ」
「貴様ァッ!」
激昂したラーズグリーズ。レーヴァテインが剣から槍に変化した。
群がるヘルメットたちを薙ぎ払い、槍の先端をセプティミアに向ける。
が、長柄の先に斧が付いた武器──ハルバートを持ったサイラスが突進。
ラーズグリーズの槍と激突した。
その間にもヘルメット軍団は地中から新たにボコボコ生えてきている。
サイラスの相手をしながら次々と組みつかれ、ラーズグリーズはたまらず叫ぶ。
「間宮っ! 《剣聖》はわたし達が後で運ぶ! 早くしろっ」
セプティミアの狙いがわたしだと分かっての判断。
《レッサーパンダラー》は再び運転席へ。
「どちらにしろ逃がすつもりはないわ」
立ち上がったセプティミアが声の衝撃波を飛ばす。しかし今度は楊が振るう棒によって打ち消された。
うまく車へと乗り込んだ《レッサーパンダラー》。ギャギャギャ、と地面を削りながら発進。ヘルメット軍団をはね飛ばしながらその場を離脱した。
ラーズグリーズが念を押すように間宮京一へ伝えている。随分と真面目な性格のようだ。
「ああ、分かっている。コイツを助けそうな仲間も、もういないんだろ? 余裕だぜ」
間宮京一は爽やかだが、ちょいと軽いノリ。
楊とかいうチビの猿面はずーっと黙ったままだ。
「武道大会では不覚を取ったが……これで溢忌さまも喜んでくださる。アルマを取り戻し、《召喚者》の継承者も手に入れた」
ラーズグリーズが安堵したような表情を浮かべたときだった。周囲の雰囲気が一変した。
寒気がするような願望の力の高まり。この一帯を覆い、支配しようとしている。
「これは……!」
餓狼衆の間に緊張が走る。
異様な願望の力に呑み込まれないよう、各々が集中する。
「こいつの、《剣聖》の仲間か? もう助けに来やがったのか」
間宮京一が嵐太くんを取り出し、警戒。
楊はいち早く異変に気づいた。地面を棒で指し示す。
ボゴボゴボゴオッ、と地面のいたるところから生えてきたのは──人の手だ。ラーズグリーズが小さく悲鳴をあげた。
地面から生えた手。そこから這いずるように頭、胴体と姿を現し、地中から人間が現れたのだ。まるでゾンビ映画みたいに。
いや、人なのか? 頭にフルフェイスのヘルメットを被って顔は見えない。服装はどこかで見たことあるような執事服だ。
あっという間に二、三十体に囲まれた。
間宮京一は変身し、《レッサーパンダラー》に。ラーズグリーズはレーヴァテインを抜き、楊は棒を構えた。
ドドドドドドッ、と一斉にヘルメット軍団が襲いかかる。
餓狼衆に攻撃するということは、わたしの味方なのか? しかしあんなヘルメット軍団は知らないし、そんな能力を使うヤツも知らない。
これは逃げ出すチャンスではないのか。うむむ……しかし、ぐるぐる巻きだし、麻痺も治ってない。ここは様子を見るほかないのか。
餓狼衆に次々撃破されるヘルメット軍団。戦闘力は大した事はないようだ。
斬られたり撃たれたりしたアイツらの身体はボロボロッ、と崩れて土塊になった。やはり願望の力で作られたモノだったか。
だが、まだ地中からボコボコ出現している。これを全滅させる事なんて出来るんだろうか。
「キリがないっ。間宮、ここは離脱しろ! こんなところで時間をかけている場合ではない!」
ラーズグリーズがレーヴァテインを振るいながら指示を飛ばす。
頷いた《レッサーパンダラー》がこちらに向かって走りだした。アイツだけ車に乗って逃げるつもりか。
道を塞ぐヘルメットたちを楊が蹴散らす。ぬう、敵ながら見事なチームワーク。
運転席に近づいたとき、いきなり《レッサーパンダラー》が吹っ飛んだ。
なんだ、何が起こった?
ケラケラと上の方から甲高い笑い声が聞こえてくる。
「わたしの声の衝撃波よ。広域型じゃなくて、範囲を絞った弾丸型。効いたでしょ」
聞き覚えのある声。まさか、そんなはずは……。
助手席から転がり出る。なんとかイモムシぐらいは動けるようになった。
見上げると、小高い丘の上。
テーブルに椅子。優雅に足を組んで腰かけているゴスロリ姿の少女。
傍らには日傘を差し、グラスにワインを注いでいる長身の執事。間違いない、あの二人組は──。
「あら。見てよ、無様に転がっているわ。滑稽よね。お似合いだわ」
「まさしく。粗末な身分に相応しい姿かと」
あの二人は──《サディスティックディーヴァ》セプティミア・ヨークとその従者サイラスだ。
バカな、志求磨によって消失したはずのアイツがなんで……。
頭の中にダダダダ、が打ち込まれる。
《サディスティックディーヴァ》《逆襲の歌姫》セプティミア・ヨーク。
初見じゃないのにダダダダ。復活しているのにも驚いたが、まさか超越者になっているなんて。
「おまえは──ベルフォレ地方の元領主、セプティミアか! 我々を攻撃するという事は、葉桜溢忌さまに逆らうという意味だぞ!」
ラーズグリーズの怒りの声。
セプティミアはグラスのワインを飲み干してからテーブルに肘をつく。
「誰よそれ。知らないわ。わたしはこの世で一番尊いの。誰にも従うつもりはないわ。そこのイモムシ女に用があるんだから、渡しなさいよ」
「貴様ァッ!」
激昂したラーズグリーズ。レーヴァテインが剣から槍に変化した。
群がるヘルメットたちを薙ぎ払い、槍の先端をセプティミアに向ける。
が、長柄の先に斧が付いた武器──ハルバートを持ったサイラスが突進。
ラーズグリーズの槍と激突した。
その間にもヘルメット軍団は地中から新たにボコボコ生えてきている。
サイラスの相手をしながら次々と組みつかれ、ラーズグリーズはたまらず叫ぶ。
「間宮っ! 《剣聖》はわたし達が後で運ぶ! 早くしろっ」
セプティミアの狙いがわたしだと分かっての判断。
《レッサーパンダラー》は再び運転席へ。
「どちらにしろ逃がすつもりはないわ」
立ち上がったセプティミアが声の衝撃波を飛ばす。しかし今度は楊が振るう棒によって打ち消された。
うまく車へと乗り込んだ《レッサーパンダラー》。ギャギャギャ、と地面を削りながら発進。ヘルメット軍団をはね飛ばしながらその場を離脱した。
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