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少年が何かを言いかけたその時、「貴様ァ!」と、怒気に満ち溢れた声が響いた。怒りのあまり掠れた声に振り向けば、金貸しの男は頬を真っ赤にさせてこちらを睨んでいた。
「こっ、こ、こんなことをして……許されると思っているのか⁉ 愚弄しおって、この貧民風情がッ」
「先に罪を犯したと決まってもいない少年に度が過ぎる暴力を振るおうとしたのはそちらです。僕はそれを止めただけで、それに、この方にも怪我はさせていません」
「こ……後悔させてやる、私に楯突いたことを後悔させてやるぞ!」
「ご勝手に。その時はあなたのしたことを憲兵に報告します。あなたが私刑を実行しようとしていたことは、ここにいる皆が証人だ」
そうですね?
呼びかければ、ほんの少しの間があったのち――「そうだ!」と声を上げた男がいた。酒場でリリオの隣だった客だった。
そこから先は波が押し寄せるようだった。
「私も見たわ」「何様のつもりだ」「身なりで罪を決めるな」「たとえスリだったとしても腕を折るなんてやりすぎだ」「金持ちだから偉いのか」「子どもをなんだと思って」「貴族の名前を使ってやりたい放題しやがって」
次々と上がる声に、金貸しの男がぎり、と歯を軋ませたのがわかった。そしてそのまま、逃げ帰るべく身を翻す。
その様子を見送ってから――リリオは少年に笑いかけた。「もう大丈夫だからな」
「……さっきまで日和見してたクセに。まったく、都合のいい奴らだぜ」
「ん? 何か言ったか?」
「べつに」
リリオが少年の腕をとって立ち上がらせると、少年は不貞腐れたような顔で言った。
捻られた腕が痛むのだろうかと眉を下げれば、「大丈夫だから」と少年は肩を竦める。「こんなのここじゃ日常茶飯事《いつものこと》だしな」
「いつもの……」
「貧乏人はどこでも割を食う。……ま、中央の聖騎士様にはわかんねーだろうけどな」
「それは……、ん?」
ちょっと待て。
……何故この少年がリリオの出身と、しかもその正体まで知っているのか?
ハッとして少年を見下ろせば、彼はいつの間にか銀の徽章と黒革の鞘に金の箔押しがされた短剣を手にしていた。銀の徽章は聖騎士の証、短剣の紋章はリリオがレックス伯爵家の縁者であることを表す身分証である。
まさか、と思った。
(――スリ取ったのか。この一瞬で)
落ちこぼれとはいえ、仮にも訓練を積んだ聖騎士であるはずの自分から?
「エルメルは治安がいい都市だけど」色を失くしたリリオをよそに、少年はさも困りましたという顔をして自分の懐をまさぐる。「最近は【黑妖《ノワール》】のおかげで治安は最悪だよ」
こんなふうに、スリも出るしな。
そう言って彼は、上等な革製の財布をリリオの眼前に差し出した――稚くも整ったかんばせにニヤ、と悪どい笑みを浮かべて。
「ま、まさか……」
掠れた声でリリオが零すと、「ああ!」と少年が、わざとらしく嘆いてみせた。
「まさか皇都の聖騎士様ともあろう者がスリの手助けをしちゃうなんて。世も末だなあ!」
「な、き、君は……」
「あーあ。こんなん中央の聖騎士長閣下に知られたらどうなるのかなあ?」
ここまで言われて、いよいよリリオは蒼白になった。
「な、なんで……! 君、財布なんて、さっきまでどこにも持ってなかっただろう!」
ふん、と少年は鼻を鳴らした。横目でリリオを見遣り、ほらよと言って短剣と徽章を投げ渡してくる。
「――ゆるい靴を履いて、その中に入れてたんだよ。ギチギチになってりゃ多少動こうが硬貨の音もしない。擦れたり揺れたりぶつかったりする隙間もねーわけだからな。奴は服に忍ばせてると思ってたから靴ん中までは調べなかった」
「そんな……」
「頭使えよ間抜け。さてはお前ろくに皇都を出たことねーだろ」
「ぐっ……」
言い当てられて押し黙る。
……実際、リリオは一度も皇都から出たことはない。騎士養成機関での研修がせいぜいだ。そもそも、皇都を出て見分を広めるくらいなら、鍛錬をしなければならない実力しかなかった。
しかしそれを、まさかこんな幼い少年に見抜かれ、挙句騙されるとは――。
「おーおー、沈んでんなあ」
きゃらきゃらと笑う少年が、ふと「そだ」と言ってリリオを見た。
「なあお坊ちゃん、このことを黙ってて欲しいなら、俺の人探しに協力して、」
「――君。一緒に憲兵の詰所に行こう」
「……はっ?」
素っ頓狂な声を上げた少年が、ぽかんとしてリリオを見た。リリオは構わず続ける。
「今ならまだ間に合う。ちゃんと謝って財布を返せば罪にはならないかもしれない。僕も一緒について行くから」
「お、おいお前、自分が何言ってんのかわかってんの? そんなことしたら、お前もガキに騙されてスリの片棒担いだことが露見すんだぞ?」
「君に騙されたのは畢竟、僕が間抜けだからだ。聖騎士長様にはお叱りを受けるかもしれないが、それも僕が至らないせいだから」
「うっそだろオイ……きっもお前……」
なんだと、とむっとして少年を見れば、彼は信じられないものを見る目をしている。
「なんだ、その目は」
「や……お前俺みたいなのに騙されて怒んねぇの?」
「騙されたのは僕が間抜けだったせいだ。ただ、『きっも』に関しては怒ってるぞ? どうしてそんなこと言うんだ。普通に傷ついたぞ僕は」
「普通お貴族様ってのは平民にナメられたらキレんだろ。それなのに……」
「……そういう貴族もいるかもしれないが、少なくともそうはなりたくないと思ってる。それに僕はこの皇国の誇り高き聖騎士だ。子どもを怒鳴りつけたり虐げたりしたくない」
「オッエ……さっきから聞いててわかってたけど、マジモンのいい子ちゃんだなお前」
聞き捨てならないなと眉を逆立てれば、少年はハイハイ、とひらひら手を振った。
「わかったよ。行きゃいいんだろ、そこでちゃーんと財布を返しますよ。でもその前に」
「その前に?」
「――人探しに協力しろ。俺のま……姉貴がちょっと前から行方不明でね。見た目がいいからこの街の男どもに食い物にされてるかもと思うと気が気じゃない」
姉貴は俺と違って要領が悪くてね、と少年はおどけたように笑う。……しかしその目には確かな心配が見て取れた。
……エルメルは、常こそ治安のいい都市だ。しかし、最近はそうではないという。妙齢の女性がふらふらとしているのは、確かに心配だ。
リリオはほんの僅かな逡巡ののち、「わかった」と頷いた。
「協力する。君のお姉さんが危ない目に遭ってると大変だ。……改めて、僕はリリオ・レックス。新人聖騎士だ」
「俺はクラス。姉貴の名前は……イリスだ、よろしくなお坊ちゃん」
「リリオだ!」
まったく、とリリオは腰に手を当てる。
「手伝うには手伝うが、その後はちゃんと詰所に行くんだぞ。いいな?」
「はいはい」
「はいは一回!」
「はーい」
「のばすな!」
「こっ、こ、こんなことをして……許されると思っているのか⁉ 愚弄しおって、この貧民風情がッ」
「先に罪を犯したと決まってもいない少年に度が過ぎる暴力を振るおうとしたのはそちらです。僕はそれを止めただけで、それに、この方にも怪我はさせていません」
「こ……後悔させてやる、私に楯突いたことを後悔させてやるぞ!」
「ご勝手に。その時はあなたのしたことを憲兵に報告します。あなたが私刑を実行しようとしていたことは、ここにいる皆が証人だ」
そうですね?
呼びかければ、ほんの少しの間があったのち――「そうだ!」と声を上げた男がいた。酒場でリリオの隣だった客だった。
そこから先は波が押し寄せるようだった。
「私も見たわ」「何様のつもりだ」「身なりで罪を決めるな」「たとえスリだったとしても腕を折るなんてやりすぎだ」「金持ちだから偉いのか」「子どもをなんだと思って」「貴族の名前を使ってやりたい放題しやがって」
次々と上がる声に、金貸しの男がぎり、と歯を軋ませたのがわかった。そしてそのまま、逃げ帰るべく身を翻す。
その様子を見送ってから――リリオは少年に笑いかけた。「もう大丈夫だからな」
「……さっきまで日和見してたクセに。まったく、都合のいい奴らだぜ」
「ん? 何か言ったか?」
「べつに」
リリオが少年の腕をとって立ち上がらせると、少年は不貞腐れたような顔で言った。
捻られた腕が痛むのだろうかと眉を下げれば、「大丈夫だから」と少年は肩を竦める。「こんなのここじゃ日常茶飯事《いつものこと》だしな」
「いつもの……」
「貧乏人はどこでも割を食う。……ま、中央の聖騎士様にはわかんねーだろうけどな」
「それは……、ん?」
ちょっと待て。
……何故この少年がリリオの出身と、しかもその正体まで知っているのか?
ハッとして少年を見下ろせば、彼はいつの間にか銀の徽章と黒革の鞘に金の箔押しがされた短剣を手にしていた。銀の徽章は聖騎士の証、短剣の紋章はリリオがレックス伯爵家の縁者であることを表す身分証である。
まさか、と思った。
(――スリ取ったのか。この一瞬で)
落ちこぼれとはいえ、仮にも訓練を積んだ聖騎士であるはずの自分から?
「エルメルは治安がいい都市だけど」色を失くしたリリオをよそに、少年はさも困りましたという顔をして自分の懐をまさぐる。「最近は【黑妖《ノワール》】のおかげで治安は最悪だよ」
こんなふうに、スリも出るしな。
そう言って彼は、上等な革製の財布をリリオの眼前に差し出した――稚くも整ったかんばせにニヤ、と悪どい笑みを浮かべて。
「ま、まさか……」
掠れた声でリリオが零すと、「ああ!」と少年が、わざとらしく嘆いてみせた。
「まさか皇都の聖騎士様ともあろう者がスリの手助けをしちゃうなんて。世も末だなあ!」
「な、き、君は……」
「あーあ。こんなん中央の聖騎士長閣下に知られたらどうなるのかなあ?」
ここまで言われて、いよいよリリオは蒼白になった。
「な、なんで……! 君、財布なんて、さっきまでどこにも持ってなかっただろう!」
ふん、と少年は鼻を鳴らした。横目でリリオを見遣り、ほらよと言って短剣と徽章を投げ渡してくる。
「――ゆるい靴を履いて、その中に入れてたんだよ。ギチギチになってりゃ多少動こうが硬貨の音もしない。擦れたり揺れたりぶつかったりする隙間もねーわけだからな。奴は服に忍ばせてると思ってたから靴ん中までは調べなかった」
「そんな……」
「頭使えよ間抜け。さてはお前ろくに皇都を出たことねーだろ」
「ぐっ……」
言い当てられて押し黙る。
……実際、リリオは一度も皇都から出たことはない。騎士養成機関での研修がせいぜいだ。そもそも、皇都を出て見分を広めるくらいなら、鍛錬をしなければならない実力しかなかった。
しかしそれを、まさかこんな幼い少年に見抜かれ、挙句騙されるとは――。
「おーおー、沈んでんなあ」
きゃらきゃらと笑う少年が、ふと「そだ」と言ってリリオを見た。
「なあお坊ちゃん、このことを黙ってて欲しいなら、俺の人探しに協力して、」
「――君。一緒に憲兵の詰所に行こう」
「……はっ?」
素っ頓狂な声を上げた少年が、ぽかんとしてリリオを見た。リリオは構わず続ける。
「今ならまだ間に合う。ちゃんと謝って財布を返せば罪にはならないかもしれない。僕も一緒について行くから」
「お、おいお前、自分が何言ってんのかわかってんの? そんなことしたら、お前もガキに騙されてスリの片棒担いだことが露見すんだぞ?」
「君に騙されたのは畢竟、僕が間抜けだからだ。聖騎士長様にはお叱りを受けるかもしれないが、それも僕が至らないせいだから」
「うっそだろオイ……きっもお前……」
なんだと、とむっとして少年を見れば、彼は信じられないものを見る目をしている。
「なんだ、その目は」
「や……お前俺みたいなのに騙されて怒んねぇの?」
「騙されたのは僕が間抜けだったせいだ。ただ、『きっも』に関しては怒ってるぞ? どうしてそんなこと言うんだ。普通に傷ついたぞ僕は」
「普通お貴族様ってのは平民にナメられたらキレんだろ。それなのに……」
「……そういう貴族もいるかもしれないが、少なくともそうはなりたくないと思ってる。それに僕はこの皇国の誇り高き聖騎士だ。子どもを怒鳴りつけたり虐げたりしたくない」
「オッエ……さっきから聞いててわかってたけど、マジモンのいい子ちゃんだなお前」
聞き捨てならないなと眉を逆立てれば、少年はハイハイ、とひらひら手を振った。
「わかったよ。行きゃいいんだろ、そこでちゃーんと財布を返しますよ。でもその前に」
「その前に?」
「――人探しに協力しろ。俺のま……姉貴がちょっと前から行方不明でね。見た目がいいからこの街の男どもに食い物にされてるかもと思うと気が気じゃない」
姉貴は俺と違って要領が悪くてね、と少年はおどけたように笑う。……しかしその目には確かな心配が見て取れた。
……エルメルは、常こそ治安のいい都市だ。しかし、最近はそうではないという。妙齢の女性がふらふらとしているのは、確かに心配だ。
リリオはほんの僅かな逡巡ののち、「わかった」と頷いた。
「協力する。君のお姉さんが危ない目に遭ってると大変だ。……改めて、僕はリリオ・レックス。新人聖騎士だ」
「俺はクラス。姉貴の名前は……イリスだ、よろしくなお坊ちゃん」
「リリオだ!」
まったく、とリリオは腰に手を当てる。
「手伝うには手伝うが、その後はちゃんと詰所に行くんだぞ。いいな?」
「はいはい」
「はいは一回!」
「はーい」
「のばすな!」
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