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ゆうくんはいつもとつぜん
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ゆうくんの おかあさんの
れっしゃは
いつも ろせんへんこう します。
りょうり れっしゃ
まないたの うえ で
とんとんとん
ふらいぱんの うえで
じゅーじゅーじゅー
とつぜん
「おかあさーーーん、
おしっこーーー」
「えー まってー いま いくよ!
ひを とめているから
はーーい のりかえまーす」
トイレれっしゃに のりかえた
おかあさん。
おみずを ジャー と ながして
ゆうくんが トイレから でました。
つぎは じゃくち れっしゃ に
いきます。
あわで おててを
しっかりあらいます。
ぶくぶく あわあわ
「それでは のりかえます!!」
おかあさんは、もういちど
りょうり れっしゃに もどります。
ゆうくん は いつでも れっしゃに のっています。
つぎは つみき れっしゃ とおもったら、のりかえて すぐに コップ れっしゃに のっています。
「おかあさーん、のどかわいたー」
またまた コンロの ひを とめた おかあさん。
「はいはい。」
コップれっしゃの うえの てもちコップに ぎゅうにゅう いれます。
なんでかな? コップれっしゃも、しろくなっています。
おかあさんとゆうくんは、
りょうりれっしゃに のります。
いっしょに おさらやはしを
テーブルに
はこんで おてつだい しています。
ようやく、それぞれの
しょくたくれっしゃに すわります
「いただきまーす。」
きょうの おひるごはんは
ハンバーグ。
よし、つぎは もぐもぐ れっしゃに のって しゅっぱつ しんこう!
「おいしいね。」
ゆうくんは、おかあさんと ふたりで のる おなじ れっしゃで うれしいきもちに なりました。
さいごは、おかたづけ れっしゃに のりかえます。
おさらとはし、コップをもって、だいどころへ しゅっぱつしんこう!
ゆうくん、すごい! ちらかったおもちゃも ちょうとっきゅうで いっしょにかたづけます。
「またまた、のりかえまーす。」
「え、つぎは なんの れっしゃにのるの?」
「おひるねれっしゃでーす!」
ゆうくんは おかあさんの うでをひっぱって ベッドに いきました。
オルゴールのおとが れっしゃから きこえます。
「ぼくは おかあさんと いっしょに おります! おやすみなさい。」
ゆうくんは、れっしゃを ベッドのわきに おいて おかあさんの とんとんとんで しずかに ねむりにつきました。
ゆめのなかでも ゆうくんは、
カラフルな れっしゃに
のっています。
うしろには おかあさんと おとうさん。
ねこの ミャーゴが のっています。
「ぼくの れっしゃは どこまでも いくんだ! ガタンゴトンガタンゴトン」
ゆうくんたちを のせた れっしゃは
ちきゅうを とびこえて うちゅうに
いきました。
まあるいつきの うえに のろうと したとたんに れっしゃは、まっしろい せかいに のみこまれて しまいました。
めがさめると、ゆうくんは ほんもの のでんしゃのなかに のっていました。
いままでの ことは、ぜんぶ ゆめ だった ようです。
きょうは にちようび。
かぞく みんなで ゆうえんちに
いきます。
「やっぱり ほんものの でんしゃは いいね。」
「おかあさんも、ほんものの でんしゃが、いちばん いいなあ」
「そうでしょう。そうでしょう。」
ゆうくんは、なんども うなずきました。
「まもなく しゅうてん です。」
しゃない アナウンス が ながれました。
「おかあさん、となりを みて。かもつ れっしゃ だよ。たくさん にもつを つんでいるよ!」
ゆうくんは、えきに ついて だいこうふん。たくさんの れっしゃに おどろきを かくせません。
「ついたよ!」
おとうさんが いいました。えきから ゆうえんちが すぐそこに みえます。
ゆうくんは、うきうき わくわくが とまりません。
ゆうくんは、でんしゃよりも たのしめるものを みつけて しまいました。
おしまい
れっしゃは
いつも ろせんへんこう します。
りょうり れっしゃ
まないたの うえ で
とんとんとん
ふらいぱんの うえで
じゅーじゅーじゅー
とつぜん
「おかあさーーーん、
おしっこーーー」
「えー まってー いま いくよ!
ひを とめているから
はーーい のりかえまーす」
トイレれっしゃに のりかえた
おかあさん。
おみずを ジャー と ながして
ゆうくんが トイレから でました。
つぎは じゃくち れっしゃ に
いきます。
あわで おててを
しっかりあらいます。
ぶくぶく あわあわ
「それでは のりかえます!!」
おかあさんは、もういちど
りょうり れっしゃに もどります。
ゆうくん は いつでも れっしゃに のっています。
つぎは つみき れっしゃ とおもったら、のりかえて すぐに コップ れっしゃに のっています。
「おかあさーん、のどかわいたー」
またまた コンロの ひを とめた おかあさん。
「はいはい。」
コップれっしゃの うえの てもちコップに ぎゅうにゅう いれます。
なんでかな? コップれっしゃも、しろくなっています。
おかあさんとゆうくんは、
りょうりれっしゃに のります。
いっしょに おさらやはしを
テーブルに
はこんで おてつだい しています。
ようやく、それぞれの
しょくたくれっしゃに すわります
「いただきまーす。」
きょうの おひるごはんは
ハンバーグ。
よし、つぎは もぐもぐ れっしゃに のって しゅっぱつ しんこう!
「おいしいね。」
ゆうくんは、おかあさんと ふたりで のる おなじ れっしゃで うれしいきもちに なりました。
さいごは、おかたづけ れっしゃに のりかえます。
おさらとはし、コップをもって、だいどころへ しゅっぱつしんこう!
ゆうくん、すごい! ちらかったおもちゃも ちょうとっきゅうで いっしょにかたづけます。
「またまた、のりかえまーす。」
「え、つぎは なんの れっしゃにのるの?」
「おひるねれっしゃでーす!」
ゆうくんは おかあさんの うでをひっぱって ベッドに いきました。
オルゴールのおとが れっしゃから きこえます。
「ぼくは おかあさんと いっしょに おります! おやすみなさい。」
ゆうくんは、れっしゃを ベッドのわきに おいて おかあさんの とんとんとんで しずかに ねむりにつきました。
ゆめのなかでも ゆうくんは、
カラフルな れっしゃに
のっています。
うしろには おかあさんと おとうさん。
ねこの ミャーゴが のっています。
「ぼくの れっしゃは どこまでも いくんだ! ガタンゴトンガタンゴトン」
ゆうくんたちを のせた れっしゃは
ちきゅうを とびこえて うちゅうに
いきました。
まあるいつきの うえに のろうと したとたんに れっしゃは、まっしろい せかいに のみこまれて しまいました。
めがさめると、ゆうくんは ほんもの のでんしゃのなかに のっていました。
いままでの ことは、ぜんぶ ゆめ だった ようです。
きょうは にちようび。
かぞく みんなで ゆうえんちに
いきます。
「やっぱり ほんものの でんしゃは いいね。」
「おかあさんも、ほんものの でんしゃが、いちばん いいなあ」
「そうでしょう。そうでしょう。」
ゆうくんは、なんども うなずきました。
「まもなく しゅうてん です。」
しゃない アナウンス が ながれました。
「おかあさん、となりを みて。かもつ れっしゃ だよ。たくさん にもつを つんでいるよ!」
ゆうくんは、えきに ついて だいこうふん。たくさんの れっしゃに おどろきを かくせません。
「ついたよ!」
おとうさんが いいました。えきから ゆうえんちが すぐそこに みえます。
ゆうくんは、うきうき わくわくが とまりません。
ゆうくんは、でんしゃよりも たのしめるものを みつけて しまいました。
おしまい
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