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第7話 買い物に出かける
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雲ひとつ無い真っ青な空。
数羽の雀が飛び交っている。
遠くでクラクションが鳴る。
バスや乗用車の走る音が響く。
ホームでは発車ベルが鳴っている。
咲夜はいつも以上におしゃれをして、
駅前のモニュメントの前で
音楽を聴きながら悠を待っていた。
咲夜の服装は、
ピスタチオカラーのアーガイル柄のセーターにギャザーワイドデニムを着ていた。
遅れてやってきた悠は、
メンズスタイリッシュのベージュを背景に黒の広めのチェック柄、ルーズフィットワイドレッグジーンズを着ていた。
お互いに服装を見て目を丸くして驚いた。
「めっちゃ、可愛いね、それ。」
「え、本当?
ありがとう。
てか悠の服って、
まるっきりメンズの服じゃん。
超かっこいいんだけど。」
「そう?かっこいいって言われるの
悪くないかな。ありがとう。
そういや、この間、
モールに行ったんだけどさ、
女子トイレ行ったら、
ジロジロ見られたよわ。
こういう身なりしてるじゃん。
多分、トイレ間違ってるよとか
思ったんだよね。」
咲夜は、急に変な汗をかいてきた。
ものすごくかっこいい悠の隣に
いていいのかなと思った。
彼氏ができたみたいだ。
でも違う。女友達なのだから。
「え、あのさ、私、隣いても大丈夫?
釣り合ってる?」
「は?何の話。
隣にいていいに決まってるじゃん。
何言ってるのさ。
てかトイレの話はスルー?」
「ごめんごめん。
だって、何かドキドキしてさ。
悠、かっこいいから。
私みたいなへなちょこと一緒にいるのが
申し訳ない。」
「へなちょこ?
何言ってるの、咲夜。
ウケるんだけど…。」
悠は笑いが止まらない。
咲夜の手をつかんで、
まるで彼氏彼女のデートみたいに
歩いた。
まんざらでもない咲夜は嬉しくて
頬を赤くしていた。
「と、トイレの話なんだけど、
それ、誰でも間違うと思うよ。
悠、女子に見えないし、
かっこいい男子だもん。
そりゃぁ、周りの人凝視するよ。」
「そお?
でもそれ見てると面白いんだよね。
ちがうぞ?性別って。
女子だからって思っちゃう。」
「楽しそうで何よりだけどさ。
悠ってそういう気持ちでは
ないんだよね。」
「え?」
「男子になりたいとかでは
ないんでしょう?」
「うん、自分でもよくわからないけどね。
違うと思うよ。
男子は好きになれないけどさ。」
「ふーん…。まぁ、いいか。
かっこいいから。」
「ん??」
悠は意味がわからなかった。
でも咲夜の隣にいて
とてもリラックスしていた。
はたからみたら、
本当に男女がデートしているようだった。
ご機嫌のまま2人はお互いのお気に入り
アパレルショップに向かった。
歩行信号機のかっこうが鳴った。
横断歩道の人が移動し始めている。
数羽の雀が飛び交っている。
遠くでクラクションが鳴る。
バスや乗用車の走る音が響く。
ホームでは発車ベルが鳴っている。
咲夜はいつも以上におしゃれをして、
駅前のモニュメントの前で
音楽を聴きながら悠を待っていた。
咲夜の服装は、
ピスタチオカラーのアーガイル柄のセーターにギャザーワイドデニムを着ていた。
遅れてやってきた悠は、
メンズスタイリッシュのベージュを背景に黒の広めのチェック柄、ルーズフィットワイドレッグジーンズを着ていた。
お互いに服装を見て目を丸くして驚いた。
「めっちゃ、可愛いね、それ。」
「え、本当?
ありがとう。
てか悠の服って、
まるっきりメンズの服じゃん。
超かっこいいんだけど。」
「そう?かっこいいって言われるの
悪くないかな。ありがとう。
そういや、この間、
モールに行ったんだけどさ、
女子トイレ行ったら、
ジロジロ見られたよわ。
こういう身なりしてるじゃん。
多分、トイレ間違ってるよとか
思ったんだよね。」
咲夜は、急に変な汗をかいてきた。
ものすごくかっこいい悠の隣に
いていいのかなと思った。
彼氏ができたみたいだ。
でも違う。女友達なのだから。
「え、あのさ、私、隣いても大丈夫?
釣り合ってる?」
「は?何の話。
隣にいていいに決まってるじゃん。
何言ってるのさ。
てかトイレの話はスルー?」
「ごめんごめん。
だって、何かドキドキしてさ。
悠、かっこいいから。
私みたいなへなちょこと一緒にいるのが
申し訳ない。」
「へなちょこ?
何言ってるの、咲夜。
ウケるんだけど…。」
悠は笑いが止まらない。
咲夜の手をつかんで、
まるで彼氏彼女のデートみたいに
歩いた。
まんざらでもない咲夜は嬉しくて
頬を赤くしていた。
「と、トイレの話なんだけど、
それ、誰でも間違うと思うよ。
悠、女子に見えないし、
かっこいい男子だもん。
そりゃぁ、周りの人凝視するよ。」
「そお?
でもそれ見てると面白いんだよね。
ちがうぞ?性別って。
女子だからって思っちゃう。」
「楽しそうで何よりだけどさ。
悠ってそういう気持ちでは
ないんだよね。」
「え?」
「男子になりたいとかでは
ないんでしょう?」
「うん、自分でもよくわからないけどね。
違うと思うよ。
男子は好きになれないけどさ。」
「ふーん…。まぁ、いいか。
かっこいいから。」
「ん??」
悠は意味がわからなかった。
でも咲夜の隣にいて
とてもリラックスしていた。
はたからみたら、
本当に男女がデートしているようだった。
ご機嫌のまま2人はお互いのお気に入り
アパレルショップに向かった。
歩行信号機のかっこうが鳴った。
横断歩道の人が移動し始めている。
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