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天界 編
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「確信犯だよな」
カミーユにじろりと睨まれた黒虎は黄金色の髪を丁寧に洗っている。
「子供を成すのには、獣化した精子じゃないと駄目だってわかってて、言ってなかったんだよな」
「許せカミーユ」
「許すわけないだろ」
激しい性交の代償でカミーユは下半身が言うことを聞かず、ぎりぎりまで大事なことを黙っていた黒虎を許せないと思いながらも湯あみを手伝ってもらう羽目になっている。
長い髪は洗ってから切ると黒虎が譲らないのでこうなっているのだ。
機嫌が悪いながらも丁寧な洗い方にほおと息を吐きかけてぐっと留め、黒虎をちらと見る。以前一緒に湯を使った時、黒虎が自分の髪を洗うところを見たが、かなり適当にがしかしと擦っていた。なのに今ときたらかなり丁寧に髪も頭皮も優しく擦っている。
口笛でも吹きそうなくらいご機嫌なのがありありとわかり、その手つきも眼差しも優しいのが余計にムッとする。
「…まだ何か隠してたら、本当に子作りの件はなしだから」
黄金色の髪の泡を丁寧に洗い流していた黒虎の動揺した目がカミーユと合う。
「やっぱりまだなんかあるんだな!」
「カミーユ落ち着け。まだ泡が」
「うるさい!うそつき猫!」
「猫ではない!」
カミーユはふいと顔を背ける。
「そうだな。こんなうそつきなやつと一緒にするなんて猫に悪いな」
「カミーユ。本当にすまなかった。機嫌を直してくれ」
「機嫌云々の問題じゃないよ」
黒虎は謝りながらも丁寧に髪の泡を流し、シャワーを止め、かんざしのようなものでカミーユの長い髪を頭の上に纏める。
「…わかった。子は諦めよう」
そっぽを向いていたカミーユが振り返ると、カミーユの身体を横抱きにした黒虎が浴槽に浸かった。
「カミーユを伴侶にしたのは子をもうけるためじゃない」
腿の上に乗せられたままのカミーユが黒虎を見上げる。
「…じゃあ、なんのために俺を連れてきたんだよ…」
大量の湯が浴槽に流れ落ち、縁から溢れる湯が重力に従って循環施設へ流れていく音だけになる。
見上げていた黒虎の顔が迫り、カミーユの唇が塞がれた。口を開かれ、軽く歯列を舌で撫でられた後、唇で唇をしっとりと吸われて、放される。
「……っ、なに、これっ…」
「…何となく口付けたくなった」
「っ、なんだよそれ!」
黒虎の顔に向かって手ですくった湯を思いきり投げつける。
「カミーユ」
「うるさい!ばか猫!」
「猫ではない!」
何度も何度もばしゃばしゃと湯を投げつけ続ける。
「カミーユ、せっかく洗った髪が」
黒虎が丁寧に洗ったカミーユの髪も湯船の湯を被り当然濡れている。それでもやめないカミーユの項を掴んだ黒虎が唇を重ねてきた。湯をかけている間、目を瞑っていたカミーユは、突然のことにされるがまま促されるまま唇を舌で割られ、深く交わる。黒虎のもう片方の腕もカミーユの背中に回り、湯を投げていたカミーユの腕も黒虎の逞しい身体に縋るように触れていた。
「くろとら様、どうかなさいましたか」
扉の向こうから伺う灰虎の声にはっとしたカミーユは、慌てて腕を突っ張り口づけを外す。
「長時間湯あみをしておるようですが、湯あたりする前におあがりください」
「ああ、今あがる」
扉の向こうに答えた黒虎と目が合う。
不意打ちの口づけに積極的に応えてしまい恥ずかしくて目を逸らそうとしたカミーユの顎を掬い、また黒虎がかすめるような口づけを落とす。
熱くて恥ずかしくてさらに顔を火照らせるカミーユに、にやりと笑った黒虎は、横抱きにしたまま浴槽から立ち上がった。
湯場から出ると、灰虎が大きなタオルを広げて待っていた。わらわらと従属猫たちも後ろ足で立ち上がり2、3匹で一枚のタオルを持って広げている。
「よい」
黒虎はそれを制したが灰虎が譲らなかった。
「魔力は極力使用をお控えください」
入浴後は黒虎もカミーユも黒虎の魔力で全身の水分を飛ばすのが常なのだが、それを灰虎が止める。
「大事ない」
「駄目です」
灰虎がきっぱりと強い口調で黒虎を諫めるのを初めて聞いたカミーユの紺青の目が丸くなる。
「これから幾日高度の魔法力をお使いになると思っておいでですか。カミーユ様のお身体のご負担を鑑みれば最短で成すのが必須。それだけくろとら様の甚大な魔法力が不可欠なのですよ。いくら天界の有力神たちの協力を得られるよう根回しをしたとしても、どこでどんな低俗神がくろとら様とご伴侶様を」
「ちょ、黒虎どういうこと?」
「わかったわかったそれ以上聞かせるな」
黒虎が灰虎が用意していた椅子にカミーユを座らせると、灰虎はじめ猫たちがカミーユをタオルで包み、水分を取り始める。
「それにもう必要はない。子は諦めた」
カミーユをタオルで拭いていた灰虎の鋭い視線が黒虎を射る。
「何をおっしゃっているのです。此度はカミーユ様の中の“気配”がとても」
「カミーユとの約を破ったんだ」
猫たちが渡したタオルで水分を拭っている黒虎はさらりと言いのけたが、灰虎の顔が野獣のそれになった。
「そんな勝手は天界の誰も認めませんぞ!なんのためにカミーユ様を天界に」
「子を成すためではない」
黒虎の威厳のある声に灰虎の言葉が途切れた。
びりびりとした空気に驚愕した猫たちはぴゅっと消えてしまい、残ったのは三人だけだ。
「……ではなぜ、カミーユ様を姫籠にお迎えしたのですか」
カミーユも自然と自身を包むタオルの端を握りしめていた。
「カミーユ以外に伴侶はいらないからだ」
「ですから、それはなぜですか」
タオルを手に呆然と立ち尽くす黒虎はしばらく言葉を発しなかったが、思い出したようにぽつりと零した。
「傍に、おきたいと」
「なんですって?もっと大きな声で」
「俺のもとにいてほしいと」
「なんですって?」
「他の者では叶わない望みでも俺なら成せる。だから俺と共に来いと」
「くろとら様がそれを叶えてあげたいと思ったということですか。それはなんなのですか」
カミーユは椅子から立ち上がろうとしたが、下半身が思うように動かないのは治っていなかった。倒れそうになったカミーユを、呆然と立っていたはずの黒虎が近づき支える。支えてくれた黒虎にカミーユは抱きついた。
「大丈夫か」
ホッとした声を出した黒虎に、自身の両手を回しぎゅっと抱き締める。
「カミーユ?」
「……子供、作ろう」
「…カミーユ…」
「ふたりの子供、授かるように頑張る」
「……精神的にかなりきつい交わりなんだろう?」
灰虎と黒虎の話しから、幾日も獣化した黒虎と性交する必要があるということが分かってしまった。
正直言えば嫌だ。
精神的にかなり削られるだろう。
それでも、黒虎が人と同じような情で、カミーユを想っていてくれたと分かったから。
「頑張るから。だから…黒虎もその、…できるだけ配慮してほしい」
カミーユがさらにぎゅっと強く抱き着く。
「もちろんだ。…だがあまり無理はするな。子が成せなくても」
黒虎もやんわりと伴侶を抱き締め返した。
「カミーユがいてくれるだけでいいんだ」
いつの間にか灰虎も姿を消していて、浴場や姫籠ほどは広くない控えの間で、ふたりは抱き合っていた。
*
自身の部屋に戻った灰虎は、自身の従属猫たちが王様とその伴侶の抱擁にわいわいきゃあきゃあ騒いでいる中、ほっとした笑みを浮かべる。
きっと今度こそおふたりの御子様を拝謁できるでしょう。
カミーユの心身を心配しつつそう思った。
カミーユにじろりと睨まれた黒虎は黄金色の髪を丁寧に洗っている。
「子供を成すのには、獣化した精子じゃないと駄目だってわかってて、言ってなかったんだよな」
「許せカミーユ」
「許すわけないだろ」
激しい性交の代償でカミーユは下半身が言うことを聞かず、ぎりぎりまで大事なことを黙っていた黒虎を許せないと思いながらも湯あみを手伝ってもらう羽目になっている。
長い髪は洗ってから切ると黒虎が譲らないのでこうなっているのだ。
機嫌が悪いながらも丁寧な洗い方にほおと息を吐きかけてぐっと留め、黒虎をちらと見る。以前一緒に湯を使った時、黒虎が自分の髪を洗うところを見たが、かなり適当にがしかしと擦っていた。なのに今ときたらかなり丁寧に髪も頭皮も優しく擦っている。
口笛でも吹きそうなくらいご機嫌なのがありありとわかり、その手つきも眼差しも優しいのが余計にムッとする。
「…まだ何か隠してたら、本当に子作りの件はなしだから」
黄金色の髪の泡を丁寧に洗い流していた黒虎の動揺した目がカミーユと合う。
「やっぱりまだなんかあるんだな!」
「カミーユ落ち着け。まだ泡が」
「うるさい!うそつき猫!」
「猫ではない!」
カミーユはふいと顔を背ける。
「そうだな。こんなうそつきなやつと一緒にするなんて猫に悪いな」
「カミーユ。本当にすまなかった。機嫌を直してくれ」
「機嫌云々の問題じゃないよ」
黒虎は謝りながらも丁寧に髪の泡を流し、シャワーを止め、かんざしのようなものでカミーユの長い髪を頭の上に纏める。
「…わかった。子は諦めよう」
そっぽを向いていたカミーユが振り返ると、カミーユの身体を横抱きにした黒虎が浴槽に浸かった。
「カミーユを伴侶にしたのは子をもうけるためじゃない」
腿の上に乗せられたままのカミーユが黒虎を見上げる。
「…じゃあ、なんのために俺を連れてきたんだよ…」
大量の湯が浴槽に流れ落ち、縁から溢れる湯が重力に従って循環施設へ流れていく音だけになる。
見上げていた黒虎の顔が迫り、カミーユの唇が塞がれた。口を開かれ、軽く歯列を舌で撫でられた後、唇で唇をしっとりと吸われて、放される。
「……っ、なに、これっ…」
「…何となく口付けたくなった」
「っ、なんだよそれ!」
黒虎の顔に向かって手ですくった湯を思いきり投げつける。
「カミーユ」
「うるさい!ばか猫!」
「猫ではない!」
何度も何度もばしゃばしゃと湯を投げつけ続ける。
「カミーユ、せっかく洗った髪が」
黒虎が丁寧に洗ったカミーユの髪も湯船の湯を被り当然濡れている。それでもやめないカミーユの項を掴んだ黒虎が唇を重ねてきた。湯をかけている間、目を瞑っていたカミーユは、突然のことにされるがまま促されるまま唇を舌で割られ、深く交わる。黒虎のもう片方の腕もカミーユの背中に回り、湯を投げていたカミーユの腕も黒虎の逞しい身体に縋るように触れていた。
「くろとら様、どうかなさいましたか」
扉の向こうから伺う灰虎の声にはっとしたカミーユは、慌てて腕を突っ張り口づけを外す。
「長時間湯あみをしておるようですが、湯あたりする前におあがりください」
「ああ、今あがる」
扉の向こうに答えた黒虎と目が合う。
不意打ちの口づけに積極的に応えてしまい恥ずかしくて目を逸らそうとしたカミーユの顎を掬い、また黒虎がかすめるような口づけを落とす。
熱くて恥ずかしくてさらに顔を火照らせるカミーユに、にやりと笑った黒虎は、横抱きにしたまま浴槽から立ち上がった。
湯場から出ると、灰虎が大きなタオルを広げて待っていた。わらわらと従属猫たちも後ろ足で立ち上がり2、3匹で一枚のタオルを持って広げている。
「よい」
黒虎はそれを制したが灰虎が譲らなかった。
「魔力は極力使用をお控えください」
入浴後は黒虎もカミーユも黒虎の魔力で全身の水分を飛ばすのが常なのだが、それを灰虎が止める。
「大事ない」
「駄目です」
灰虎がきっぱりと強い口調で黒虎を諫めるのを初めて聞いたカミーユの紺青の目が丸くなる。
「これから幾日高度の魔法力をお使いになると思っておいでですか。カミーユ様のお身体のご負担を鑑みれば最短で成すのが必須。それだけくろとら様の甚大な魔法力が不可欠なのですよ。いくら天界の有力神たちの協力を得られるよう根回しをしたとしても、どこでどんな低俗神がくろとら様とご伴侶様を」
「ちょ、黒虎どういうこと?」
「わかったわかったそれ以上聞かせるな」
黒虎が灰虎が用意していた椅子にカミーユを座らせると、灰虎はじめ猫たちがカミーユをタオルで包み、水分を取り始める。
「それにもう必要はない。子は諦めた」
カミーユをタオルで拭いていた灰虎の鋭い視線が黒虎を射る。
「何をおっしゃっているのです。此度はカミーユ様の中の“気配”がとても」
「カミーユとの約を破ったんだ」
猫たちが渡したタオルで水分を拭っている黒虎はさらりと言いのけたが、灰虎の顔が野獣のそれになった。
「そんな勝手は天界の誰も認めませんぞ!なんのためにカミーユ様を天界に」
「子を成すためではない」
黒虎の威厳のある声に灰虎の言葉が途切れた。
びりびりとした空気に驚愕した猫たちはぴゅっと消えてしまい、残ったのは三人だけだ。
「……ではなぜ、カミーユ様を姫籠にお迎えしたのですか」
カミーユも自然と自身を包むタオルの端を握りしめていた。
「カミーユ以外に伴侶はいらないからだ」
「ですから、それはなぜですか」
タオルを手に呆然と立ち尽くす黒虎はしばらく言葉を発しなかったが、思い出したようにぽつりと零した。
「傍に、おきたいと」
「なんですって?もっと大きな声で」
「俺のもとにいてほしいと」
「なんですって?」
「他の者では叶わない望みでも俺なら成せる。だから俺と共に来いと」
「くろとら様がそれを叶えてあげたいと思ったということですか。それはなんなのですか」
カミーユは椅子から立ち上がろうとしたが、下半身が思うように動かないのは治っていなかった。倒れそうになったカミーユを、呆然と立っていたはずの黒虎が近づき支える。支えてくれた黒虎にカミーユは抱きついた。
「大丈夫か」
ホッとした声を出した黒虎に、自身の両手を回しぎゅっと抱き締める。
「カミーユ?」
「……子供、作ろう」
「…カミーユ…」
「ふたりの子供、授かるように頑張る」
「……精神的にかなりきつい交わりなんだろう?」
灰虎と黒虎の話しから、幾日も獣化した黒虎と性交する必要があるということが分かってしまった。
正直言えば嫌だ。
精神的にかなり削られるだろう。
それでも、黒虎が人と同じような情で、カミーユを想っていてくれたと分かったから。
「頑張るから。だから…黒虎もその、…できるだけ配慮してほしい」
カミーユがさらにぎゅっと強く抱き着く。
「もちろんだ。…だがあまり無理はするな。子が成せなくても」
黒虎もやんわりと伴侶を抱き締め返した。
「カミーユがいてくれるだけでいいんだ」
いつの間にか灰虎も姿を消していて、浴場や姫籠ほどは広くない控えの間で、ふたりは抱き合っていた。
*
自身の部屋に戻った灰虎は、自身の従属猫たちが王様とその伴侶の抱擁にわいわいきゃあきゃあ騒いでいる中、ほっとした笑みを浮かべる。
きっと今度こそおふたりの御子様を拝謁できるでしょう。
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