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第一章
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「改めまして、天宮透の弟の誠です」
パーカーのフードと眼鏡を取った透の横で、ドッペルゲンガーか思えるほど透に瓜二つの弟――誠はにこにこと効果音がしそうなくらい笑っていた。
誠と透を見る祐希は、双子のような二人を見比べながらも未だ混乱しているようで、傍らにいる圭は呆れたような視線を兄弟に送る。
透は圭の視線を受けとると、大袈裟に肩をすくめてみせた。
親衛隊を圭と祐希が対処した(とりあえず誠に被害は無かったので厳重注意で終わった)あと、木の影で様子を見ていた桔平を連れて透たちは風紀室に戻ってきていた。親衛隊は文句を言いたそうに圭を睨んでいたが、伊達に圭も風紀委員ではない。
誠を見て驚いていたものの、そのあとすぐ親衛隊に向き直って慣れた風に話を始めた。
『制裁でも始める気か?柊』
『これはこれは、盛川様。まだ風紀は存続してたんだね。もう潰れたのかと』
『潰れたから、制裁をやるチャンスってか?生憎、お前らみたいのがいるから風紀は健在だ』
『そーいうわけだ有生君。とりあえず、事情を聞かせて』
『…鈴川、君もまだ風紀にいたんだ?……僕らは来栖様に危害を加えた天宮透に注意を促してただけなんだけど?』
『手をあげようとした隊員もいたようだけど』
『……ああ、そうだね。それは謝ろう。でもそれは天宮透が僕らを馬鹿にしたからであって、その子が感情的になっただけだ。……ただの喧嘩さ。喧嘩ごときで風紀が口に出すのかな?』
『ふーん。そうか、喧嘩ね……それにしても多勢に無勢で卑怯だろ』
『………っ』
『威嚇するなよ祐希。とりあえず天宮透にも話を聞く。今回は被害もないからな。………但しこれが二回目以降続いたら、呼び出すからな』
『……わかりましたよ、風紀副委員長サマ』
『……もうすぐ本鈴が鳴る。授業に戻れ』
渋々と早足で帰る親衛隊をそこに残った者は彼らを見送った。初めて圭と祐希の風紀委員としての一部を見た透は心の中で拍手を送る。
祐希が隊長に威嚇していたときは、微笑みながら睨むというある意味恐ろしい表情をしていたし、いつもいじられ役な圭はちゃんとしっかりした“風紀副委員長”に見えた。
透がそんな二人を見ていたら、お構いなしに引っ付いていた誠がぎゅうぎゅうと痛いほど抱き締めてくる。
――困った弟だ
誠が一緒にいるとき、透が別のところへ意識を向けているのが気にくわないのか、こうして主張するように態度で示してくる。透にとっては可愛い弟ではあるが、激しいスキンシップには困り果てていた。
『苦しい、誠離して』
『あ、ごめん』
ぱっと緩めてくれたと同時に、透は誠を睨むが微笑みで交わされた。そして誠は透の背後に移動すると、後ろから抱きついてくる。どうやら離す気はないようだ。
『やっぱりお前誠か…』
『久しぶりィ圭ちゃん』
圭と誠も従兄弟同士である。こうして学園内で話を交わすのは初めてかもしれない。
従兄弟三人で会話をしているところに、気まずそうに祐希がおずおずと片手を挙げて、誠の方をちらりと見た。
『あの~…その子誰?ていうかどういうこと?その子が天宮透?じゃあ、眼鏡の透君は?』
『あ…』
遠慮がちに聞いてくる祐希は、三人の会話の邪魔をするのは忍びなかったが、自分も知るべきだと判断した上で尋ねる。祐希と圭に事情を話していないことを思い出した透は、少し申し訳ない気持ちになって、本鈴が鳴ったことを合図に人差し指を立てて上を指した。
『とりあえず、風紀室戻りませんか?』
そして現在、風紀室に皆で戻って寛いでいる。ソファーに座って透が目深に被っていたフードを取ると誠の髪に似た茶色が解放を待ちわびたように揺れた。
「鈴川先輩、こちら2つ下の弟の誠です。ここの中等部に通ってます」
「改めまして、天宮透の弟の誠です」
「わー…双子みたい!ほんと似てるね」
「よく言われます」
「紛らわしいよな…誠、お前のもウィッグだろ?取れ」
「えー…折角透と同じなのにー」
「……取っても透と双子みたいだろ。俺もわかりずらいから取れよ」
今まで黙っていた桔平が、半ば投げやりに言った。透たちと反対のソファーで寛いでいた桔平に促されると、誠は納得いかない表情をしながらも大人しくウィッグを外す。
他人の命令には基本耳を貸さない誠だが、何故か出会った頃から桔平には素直な反応を見せた。桔平は年下に慕われるタイプらしい。
意外と面倒見いいからなぁ、と透は納得した。その桔平の“面倒を見る人物”の一番上に自分の名前があることを知らずに。茶髪のウィッグが取れると、誠は犬のように頭をふるふると振る。
誠の綺麗な漆黒の髪が姿を表すと、窓から射す日の光で綺麗な艶が際立った。
「あ、誠君は黒なんだ。透君は染めてるの?」
「いえ、地毛です。俺ら髪質は似てるんですけど、色は俺は父親に、誠は母親に似たようです」
「いや、でもそっくりだね。びっくり。相当目立つ筈なのに、今まで何の噂も聞いたことないよ」
「あー、俺普段眼鏡掛けてるんスよ。目も今はカラコンつけてるから茶色ですけど、ほんとは黒だし」
「眼鏡かけるとコイツら顔変わるんだよな。それに透と比べると、笑顔指数はこいつのが上で雰囲気も違うから中等部の頃も兄弟だって気づかれてない。…よく見ると似てるんだけどな」
流石圭は従兄弟であってよく知っている。確かに、誠と同じ造形の今の透と赤縁眼鏡をかけていたときの透の顔は違う。眼鏡を掛けると大人っぽい印象だが、掛けていない今は少しあどけなさが残る。どちらにしろ、綺麗な容姿に支障なく透を魅せるのだが、恐らく真も同じなのだろうと祐希は理解した。
「それに…俺と誠、名字違うしな」
「言っていいの?それ」
「まぁ、いずれわかるだろ。誠は役員だし」
「……役員?」
まさか…と、祐希はまじまじ真を観察する。確かに、面影はある。
「中等部生徒会の…盛川誠君?」
「御名答」
圭がニヤリと祐希の答えに微笑んだ。透と誠も同じ表情をしていて、血の繋がりをここで再確認する。祐希の隣に座る桔平を見れば、何も読めない無表情で成り行きを見守っていた。
「ええええ!」
驚きの声を上げた祐希は、自分が知っている目の前の盛川真についての情報を脳内でかき集めた。
――中等部生徒会の盛川誠は、盛川グループ社長の末息子。
クールで端麗な容姿と、文句のない成績、家柄で1年から生徒会入りをし、会計職を続けてきた真面目で模範的な生徒だ。 勿論美人な顔立ちをした誠は中等部でも、一部の高等部生からも人気で、性格も優しくそれでいて冷静だと聞く。まさか透の弟だとは。
「俺らのとこ、複雑な家系なんです」
「笑えるくらいねー」
あっはっは、と実際笑っている誠はクールと言われて慕われるそんな肩書きお構いなしに、飽きることなく弛んだ顔で、また透に抱きついた。微笑ましい光景ではあるが、祐希の中の盛川誠のイメージは塗り変わる。
「誠、離れろ。苦しいー」
「照れるなよ透ー」
「離れろ」
「久しぶりなんだからいいだろ」
極度のブラコン。透を押し倒す勢いで、べったりくっつく誠に相応しい言葉だと思った。
「桔平、助けてー」
「…あー、もうあんま人前でひっつくな誠」
桔平は立ち上がると、べりっと誠のブレザーの襟を持って透から引き離す。透は安心したように服装を正した。
祐希は圭に視線をやると、それに気付いた圭は眉を下げて笑った。
「いつもこうなんだよ」
「仲いいんだね」
「……仲いいで済ましていいのかわかんないけどな」
溜め息をつく圭に、いっそ済ましちゃえよ、と祐希は思う。話を上手く流す祐希とは違い、圭は変なところ真面目なため、一つのことをよく考える性格だ。損な性格だと思う。
「知らない方が幸せだってー」
「……言い方が、軽い。軽すぎるよお前」
「まぁまぁ」
近親相姦なんて、暇を持て余した金持ちにはないことではない。
圭は少し複雑なのか、ぽりぽりとこめかみを掻きながら兄弟愛を越えそうな誠のことを心配していた。
祐希は労りを込めて圭の手のひらに自分が持っていた黒糖飴を渡す。
常に祐希のあらゆるポケットには飴が沢山入っているので、手品のように差し出されてもさして驚かない。
上級生の二人は、じゃれる三人を見ながら飴を舐め始めた。
「改めまして、天宮透の弟の誠です」
パーカーのフードと眼鏡を取った透の横で、ドッペルゲンガーか思えるほど透に瓜二つの弟――誠はにこにこと効果音がしそうなくらい笑っていた。
誠と透を見る祐希は、双子のような二人を見比べながらも未だ混乱しているようで、傍らにいる圭は呆れたような視線を兄弟に送る。
透は圭の視線を受けとると、大袈裟に肩をすくめてみせた。
親衛隊を圭と祐希が対処した(とりあえず誠に被害は無かったので厳重注意で終わった)あと、木の影で様子を見ていた桔平を連れて透たちは風紀室に戻ってきていた。親衛隊は文句を言いたそうに圭を睨んでいたが、伊達に圭も風紀委員ではない。
誠を見て驚いていたものの、そのあとすぐ親衛隊に向き直って慣れた風に話を始めた。
『制裁でも始める気か?柊』
『これはこれは、盛川様。まだ風紀は存続してたんだね。もう潰れたのかと』
『潰れたから、制裁をやるチャンスってか?生憎、お前らみたいのがいるから風紀は健在だ』
『そーいうわけだ有生君。とりあえず、事情を聞かせて』
『…鈴川、君もまだ風紀にいたんだ?……僕らは来栖様に危害を加えた天宮透に注意を促してただけなんだけど?』
『手をあげようとした隊員もいたようだけど』
『……ああ、そうだね。それは謝ろう。でもそれは天宮透が僕らを馬鹿にしたからであって、その子が感情的になっただけだ。……ただの喧嘩さ。喧嘩ごときで風紀が口に出すのかな?』
『ふーん。そうか、喧嘩ね……それにしても多勢に無勢で卑怯だろ』
『………っ』
『威嚇するなよ祐希。とりあえず天宮透にも話を聞く。今回は被害もないからな。………但しこれが二回目以降続いたら、呼び出すからな』
『……わかりましたよ、風紀副委員長サマ』
『……もうすぐ本鈴が鳴る。授業に戻れ』
渋々と早足で帰る親衛隊をそこに残った者は彼らを見送った。初めて圭と祐希の風紀委員としての一部を見た透は心の中で拍手を送る。
祐希が隊長に威嚇していたときは、微笑みながら睨むというある意味恐ろしい表情をしていたし、いつもいじられ役な圭はちゃんとしっかりした“風紀副委員長”に見えた。
透がそんな二人を見ていたら、お構いなしに引っ付いていた誠がぎゅうぎゅうと痛いほど抱き締めてくる。
――困った弟だ
誠が一緒にいるとき、透が別のところへ意識を向けているのが気にくわないのか、こうして主張するように態度で示してくる。透にとっては可愛い弟ではあるが、激しいスキンシップには困り果てていた。
『苦しい、誠離して』
『あ、ごめん』
ぱっと緩めてくれたと同時に、透は誠を睨むが微笑みで交わされた。そして誠は透の背後に移動すると、後ろから抱きついてくる。どうやら離す気はないようだ。
『やっぱりお前誠か…』
『久しぶりィ圭ちゃん』
圭と誠も従兄弟同士である。こうして学園内で話を交わすのは初めてかもしれない。
従兄弟三人で会話をしているところに、気まずそうに祐希がおずおずと片手を挙げて、誠の方をちらりと見た。
『あの~…その子誰?ていうかどういうこと?その子が天宮透?じゃあ、眼鏡の透君は?』
『あ…』
遠慮がちに聞いてくる祐希は、三人の会話の邪魔をするのは忍びなかったが、自分も知るべきだと判断した上で尋ねる。祐希と圭に事情を話していないことを思い出した透は、少し申し訳ない気持ちになって、本鈴が鳴ったことを合図に人差し指を立てて上を指した。
『とりあえず、風紀室戻りませんか?』
そして現在、風紀室に皆で戻って寛いでいる。ソファーに座って透が目深に被っていたフードを取ると誠の髪に似た茶色が解放を待ちわびたように揺れた。
「鈴川先輩、こちら2つ下の弟の誠です。ここの中等部に通ってます」
「改めまして、天宮透の弟の誠です」
「わー…双子みたい!ほんと似てるね」
「よく言われます」
「紛らわしいよな…誠、お前のもウィッグだろ?取れ」
「えー…折角透と同じなのにー」
「……取っても透と双子みたいだろ。俺もわかりずらいから取れよ」
今まで黙っていた桔平が、半ば投げやりに言った。透たちと反対のソファーで寛いでいた桔平に促されると、誠は納得いかない表情をしながらも大人しくウィッグを外す。
他人の命令には基本耳を貸さない誠だが、何故か出会った頃から桔平には素直な反応を見せた。桔平は年下に慕われるタイプらしい。
意外と面倒見いいからなぁ、と透は納得した。その桔平の“面倒を見る人物”の一番上に自分の名前があることを知らずに。茶髪のウィッグが取れると、誠は犬のように頭をふるふると振る。
誠の綺麗な漆黒の髪が姿を表すと、窓から射す日の光で綺麗な艶が際立った。
「あ、誠君は黒なんだ。透君は染めてるの?」
「いえ、地毛です。俺ら髪質は似てるんですけど、色は俺は父親に、誠は母親に似たようです」
「いや、でもそっくりだね。びっくり。相当目立つ筈なのに、今まで何の噂も聞いたことないよ」
「あー、俺普段眼鏡掛けてるんスよ。目も今はカラコンつけてるから茶色ですけど、ほんとは黒だし」
「眼鏡かけるとコイツら顔変わるんだよな。それに透と比べると、笑顔指数はこいつのが上で雰囲気も違うから中等部の頃も兄弟だって気づかれてない。…よく見ると似てるんだけどな」
流石圭は従兄弟であってよく知っている。確かに、誠と同じ造形の今の透と赤縁眼鏡をかけていたときの透の顔は違う。眼鏡を掛けると大人っぽい印象だが、掛けていない今は少しあどけなさが残る。どちらにしろ、綺麗な容姿に支障なく透を魅せるのだが、恐らく真も同じなのだろうと祐希は理解した。
「それに…俺と誠、名字違うしな」
「言っていいの?それ」
「まぁ、いずれわかるだろ。誠は役員だし」
「……役員?」
まさか…と、祐希はまじまじ真を観察する。確かに、面影はある。
「中等部生徒会の…盛川誠君?」
「御名答」
圭がニヤリと祐希の答えに微笑んだ。透と誠も同じ表情をしていて、血の繋がりをここで再確認する。祐希の隣に座る桔平を見れば、何も読めない無表情で成り行きを見守っていた。
「ええええ!」
驚きの声を上げた祐希は、自分が知っている目の前の盛川真についての情報を脳内でかき集めた。
――中等部生徒会の盛川誠は、盛川グループ社長の末息子。
クールで端麗な容姿と、文句のない成績、家柄で1年から生徒会入りをし、会計職を続けてきた真面目で模範的な生徒だ。 勿論美人な顔立ちをした誠は中等部でも、一部の高等部生からも人気で、性格も優しくそれでいて冷静だと聞く。まさか透の弟だとは。
「俺らのとこ、複雑な家系なんです」
「笑えるくらいねー」
あっはっは、と実際笑っている誠はクールと言われて慕われるそんな肩書きお構いなしに、飽きることなく弛んだ顔で、また透に抱きついた。微笑ましい光景ではあるが、祐希の中の盛川誠のイメージは塗り変わる。
「誠、離れろ。苦しいー」
「照れるなよ透ー」
「離れろ」
「久しぶりなんだからいいだろ」
極度のブラコン。透を押し倒す勢いで、べったりくっつく誠に相応しい言葉だと思った。
「桔平、助けてー」
「…あー、もうあんま人前でひっつくな誠」
桔平は立ち上がると、べりっと誠のブレザーの襟を持って透から引き離す。透は安心したように服装を正した。
祐希は圭に視線をやると、それに気付いた圭は眉を下げて笑った。
「いつもこうなんだよ」
「仲いいんだね」
「……仲いいで済ましていいのかわかんないけどな」
溜め息をつく圭に、いっそ済ましちゃえよ、と祐希は思う。話を上手く流す祐希とは違い、圭は変なところ真面目なため、一つのことをよく考える性格だ。損な性格だと思う。
「知らない方が幸せだってー」
「……言い方が、軽い。軽すぎるよお前」
「まぁまぁ」
近親相姦なんて、暇を持て余した金持ちにはないことではない。
圭は少し複雑なのか、ぽりぽりとこめかみを掻きながら兄弟愛を越えそうな誠のことを心配していた。
祐希は労りを込めて圭の手のひらに自分が持っていた黒糖飴を渡す。
常に祐希のあらゆるポケットには飴が沢山入っているので、手品のように差し出されてもさして驚かない。
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