60 / 89
第四章「姫様の盾になる男」
60.エルグのマサルト遠征
しおりを挟む
ネガーベル王城の最奥に位置する部屋がある。
『ジャスター』のプレートが掲げられたその部屋の中では、主であるガーヴェルを取り囲むように有力貴族が集まっていた。
太陽の採光を取り入れた明るい部屋。豪華なソファーやテーブル、高価な調度品が並ぶその部屋で、片手にワイングラスを持った貴族達が話を始めたガーヴェルの声に耳を傾けた。
「今日は集まって頂きありがとう。まずは感謝致す」
ガーヴェルがその日に焼けた顔で軽く会釈する。貴族達はそれを皆頷いて応え、ガーヴェルを見つめる。
「まずは皆さんに残念なお話をしなければなりません。実は我がネガーベルの貴族の中にスパイ容疑をかけられている者がいる」
騒めく貴族達。
皆がガーヴェルの次の言葉を待つ。
「それはアンナ姫の『護衛職』、ロレロレ殿だ」
「な、なんと……」
「本当でしょうか……?」
再度驚く貴族。
ロレロレと言えば今やネガーベルで誰も知らないと言っていいほど有名な男。
【赤き悪魔】撃退や『聖女就任式』でエルグを助けるなど、ネガーベルに大きな貢献をしている人物。その強さは多くの女性貴族からの支持を受け、子供達も学校で彼の真似をするほど人気を博す。ガーヴェルが言う。
「彼は元マサルトの軍人。裏で我が国の機密情報を流しているとの疑いがかけられている」
「本当なんでしょうか。ジャスター卿?」
集まった貴族の中にはロレンツに【赤き悪魔】から命を救われた者もいる。新たなネガーベルの英雄にそのような疑いがあることが信じられない。ガーヴェルが答える。
「今のところ確証はない。ただ皆さんには、彼と交流する際には注意の上に注意を重ねて、慎重に行って貰いたいと思うところです」
黙り込む貴族達。
もし仮にロレンツが敵国と繋がっていたとすれば情報を流した自分達にも罰せられる可能性がある。今は一時的に同盟が結ばれているとは言え、国家の中枢に関わる機密情報については簡単に漏らすことはできない。
「分かりました。ご忠告ありがとうございます」
集まった貴族達が口々にガーヴェルに感謝の意を述べる。
ミセルの聖女就任は凍結されてはいるが、今最も力のあるジャスター家。ここに集まった誰もがその権力を笠に着ている者ばかりである。ガーヴェルが言う。
「それから皆さんには、以前からお伝えしている我がジャスター家主催の『昼食会』について詳細をお伝えします。まあ、その前に我等の未来を祝して、乾杯!!」
ガーヴェルは手にしたグラスを高々と掲げ、上機嫌でワインを口にした。
「報告します!! 敵蛮族の軍隊を撃破。首領の拘束に成功しました!!!」
マサルト軍本営で部下からの報告を聞いたゲルガー軍団長とゴードン歩兵団長、そしてネガーベル聖騎士団長エルグは満足した表情で頷いて応えた。
エルグ自らがネガーベルの精鋭部隊を率いて参戦した蛮族討伐。最新の武器に熟練した兵の前に勢いがあった蛮族は次々に敗北を重ねて行った。ゲルガーがエルグに言う。
「まこと素晴らしいですな。エルグ殿」
エルグがさらさらの赤髪をかき上げながら答える。
「いえ、我が軍もそうですが、これはゴードン歩兵団長の見事な戦術、采配によってもたらされた勝利と言えるでしょう」
それを聞いたゴードンがにこにこ笑いながら言う。
「エルグ殿に来て貰い我が軍の士気も過去になく高まっております。有り難いことで!!」
ゲルガーがエルグに言う。
「エルグ殿。この後我らの勝利を祝った祝勝会が予定されております。是非ご参加頂けませんか」
エルグは微笑んでそれに答える。
「分かりました。ネガーベルとマサルト、共に未来を歩む我らの勝利を祝って是非参加しましょう!!」
エルグはそう言いながら内心ではこの程度の勝利で祝勝会を開くマサルトの低俗さに辟易していた。
(だから滅びるのだと気付かないのが三流国の証……)
エルグは笑顔のまま祝勝会が開かれる会場へと皆と共に移動した。
「乾杯っ!!」
マサルト国境に近い中都市。
その中にある国軍駐屯基地でこの戦始まって以来、最も大きな祝勝会が開かれた。出席者はゲルガー軍団長にゴードン歩兵団長、その他幹部に将校達。彼らが用意された豪華な食事や酒に興じ始める。
そして会が進むにつれ会場に集められた若い女性達に、卑猥な言葉や眉をひそめるような嫌がらせを平然と始めた。
(何という低俗な……)
中年で脂ぎったゲルガーやゴードンと違い、若く超がつくほどのイケメンであるエルグには、代わる代わる女達がやって来てはお酌や誘うような視線を投げかけて行く。
エルグは顔で笑っていたが苛立っていた。
まだ完全に勝ち切れていない蛮族との戦の中、この様な無駄な祝勝会を開くことを。合理的なエルグにとって無駄や無意味と言った行動には絶望しか感じられなかった。
両脇に美女を抱えながら酒に酔ったゴードンがエルグに言う。
「エルグ殿! エルグ殿はぁ、大そうおモテになって羨ましい限りですな~!!」
顔を真っ赤にしたゴードンが笑いながら言う。
ネガーベルで失態を犯しながらもロレンツやエルグの提案に救われ、『同盟締結』の報をマサルトにもたらした両者。国王からもその功績を褒め称えられ、今やマサルト内でこのふたりに意見する者など誰もいなかった。エルグが答える。
「いえ、私のような若造。ゴードン殿にはとても及びませんよ」
「ぎゃははははっ!! エルグ殿は正直なお方だ!!!」
下品な笑いが会場に響く。
エルグは強い嫌悪感と共に吐き気を催す。だがそれを我慢して本題に入った。
「ゴードン殿、少しお聞きしたいことがあります」
顔を真っ赤にして上機嫌なゴードンが答える。
「何でしょう、エルグ殿?」
「元マサルト軍にいた、今は我が姫の『護衛職』であるロレロレについてですか……」
「ロレ……?」
酔っていたゴードンだが、それが元部下であるロレンツのことだと直ぐに分かった。
「ああ、奴のことですか……」
すぐにむっとした表情になるゴードン。
隣にいたエルグはそれを見逃さなかった。エルグが尋ねる。
「彼は貴軍にいた時、どうでした?」
ゴードンは顔を真っ赤にして大きな声で言う。
「あいつは軍律を破って国外追放されたんですよ。最低な奴だ!!!」
ゴードンの中に平民の分際で自分より活躍し名声を集めるロレンツの姿が蘇る。せっかく追放したのにこちらの話は全く聞かず、その上いつの間にか敵国に寝返りマサルト救済の邪魔をし始めた男。ゴードンの怒りに火がつく。エルグが尋ねる。
「ほう、そんな非道な奴ですか」
ゴードンがその『非道』という言葉に反応する。
「そうですよ、非道。非道な奴ですよ!!」
エルグが頷きながら小声で言う。
「極秘事項ですが、実は彼には我が国でスパイの容疑がかけられておりまして、私は極秘にその調査もしているんです。そこでゴードン殿に協力頂きたことがありまして……」
エルグはすっと立ち上がるとゴードンの耳元で何かを囁いた。
黙って聞いていたゴードンだがその顔に徐々に薄気味悪い笑みが浮かび、最後には何度も頷いてそれに応えた。席に戻ったエルグにゴードンが言う。
「恩を受けたエルグ殿のお頼み。私も全力でそれに応えたいと思いますぞ!!!」
エルグは頷きながら答える。
「ゴードン殿のご厚意に感謝致す。乾杯っ!!!」
エルグは手にした酒のグラスを掲げてゴードンとグラスをぶつける。
「乾杯っ!! ああ、楽しみだ。楽しみでならん!! ぎゃはははっ!!!!」
ゴードンは大声で笑いながら両脇にいた美女達を抱きしめ、グラスの酒を一気に飲み干した。
(このような辺境までわざわざこの聖騎士団長様が来てやったんだ。しっかり働けよ、この下等民族が!!)
エルグは爽やかな笑みの下で、それとは全く別のことを思いながらグラスを空にした。
『ジャスター』のプレートが掲げられたその部屋の中では、主であるガーヴェルを取り囲むように有力貴族が集まっていた。
太陽の採光を取り入れた明るい部屋。豪華なソファーやテーブル、高価な調度品が並ぶその部屋で、片手にワイングラスを持った貴族達が話を始めたガーヴェルの声に耳を傾けた。
「今日は集まって頂きありがとう。まずは感謝致す」
ガーヴェルがその日に焼けた顔で軽く会釈する。貴族達はそれを皆頷いて応え、ガーヴェルを見つめる。
「まずは皆さんに残念なお話をしなければなりません。実は我がネガーベルの貴族の中にスパイ容疑をかけられている者がいる」
騒めく貴族達。
皆がガーヴェルの次の言葉を待つ。
「それはアンナ姫の『護衛職』、ロレロレ殿だ」
「な、なんと……」
「本当でしょうか……?」
再度驚く貴族。
ロレロレと言えば今やネガーベルで誰も知らないと言っていいほど有名な男。
【赤き悪魔】撃退や『聖女就任式』でエルグを助けるなど、ネガーベルに大きな貢献をしている人物。その強さは多くの女性貴族からの支持を受け、子供達も学校で彼の真似をするほど人気を博す。ガーヴェルが言う。
「彼は元マサルトの軍人。裏で我が国の機密情報を流しているとの疑いがかけられている」
「本当なんでしょうか。ジャスター卿?」
集まった貴族の中にはロレンツに【赤き悪魔】から命を救われた者もいる。新たなネガーベルの英雄にそのような疑いがあることが信じられない。ガーヴェルが答える。
「今のところ確証はない。ただ皆さんには、彼と交流する際には注意の上に注意を重ねて、慎重に行って貰いたいと思うところです」
黙り込む貴族達。
もし仮にロレンツが敵国と繋がっていたとすれば情報を流した自分達にも罰せられる可能性がある。今は一時的に同盟が結ばれているとは言え、国家の中枢に関わる機密情報については簡単に漏らすことはできない。
「分かりました。ご忠告ありがとうございます」
集まった貴族達が口々にガーヴェルに感謝の意を述べる。
ミセルの聖女就任は凍結されてはいるが、今最も力のあるジャスター家。ここに集まった誰もがその権力を笠に着ている者ばかりである。ガーヴェルが言う。
「それから皆さんには、以前からお伝えしている我がジャスター家主催の『昼食会』について詳細をお伝えします。まあ、その前に我等の未来を祝して、乾杯!!」
ガーヴェルは手にしたグラスを高々と掲げ、上機嫌でワインを口にした。
「報告します!! 敵蛮族の軍隊を撃破。首領の拘束に成功しました!!!」
マサルト軍本営で部下からの報告を聞いたゲルガー軍団長とゴードン歩兵団長、そしてネガーベル聖騎士団長エルグは満足した表情で頷いて応えた。
エルグ自らがネガーベルの精鋭部隊を率いて参戦した蛮族討伐。最新の武器に熟練した兵の前に勢いがあった蛮族は次々に敗北を重ねて行った。ゲルガーがエルグに言う。
「まこと素晴らしいですな。エルグ殿」
エルグがさらさらの赤髪をかき上げながら答える。
「いえ、我が軍もそうですが、これはゴードン歩兵団長の見事な戦術、采配によってもたらされた勝利と言えるでしょう」
それを聞いたゴードンがにこにこ笑いながら言う。
「エルグ殿に来て貰い我が軍の士気も過去になく高まっております。有り難いことで!!」
ゲルガーがエルグに言う。
「エルグ殿。この後我らの勝利を祝った祝勝会が予定されております。是非ご参加頂けませんか」
エルグは微笑んでそれに答える。
「分かりました。ネガーベルとマサルト、共に未来を歩む我らの勝利を祝って是非参加しましょう!!」
エルグはそう言いながら内心ではこの程度の勝利で祝勝会を開くマサルトの低俗さに辟易していた。
(だから滅びるのだと気付かないのが三流国の証……)
エルグは笑顔のまま祝勝会が開かれる会場へと皆と共に移動した。
「乾杯っ!!」
マサルト国境に近い中都市。
その中にある国軍駐屯基地でこの戦始まって以来、最も大きな祝勝会が開かれた。出席者はゲルガー軍団長にゴードン歩兵団長、その他幹部に将校達。彼らが用意された豪華な食事や酒に興じ始める。
そして会が進むにつれ会場に集められた若い女性達に、卑猥な言葉や眉をひそめるような嫌がらせを平然と始めた。
(何という低俗な……)
中年で脂ぎったゲルガーやゴードンと違い、若く超がつくほどのイケメンであるエルグには、代わる代わる女達がやって来てはお酌や誘うような視線を投げかけて行く。
エルグは顔で笑っていたが苛立っていた。
まだ完全に勝ち切れていない蛮族との戦の中、この様な無駄な祝勝会を開くことを。合理的なエルグにとって無駄や無意味と言った行動には絶望しか感じられなかった。
両脇に美女を抱えながら酒に酔ったゴードンがエルグに言う。
「エルグ殿! エルグ殿はぁ、大そうおモテになって羨ましい限りですな~!!」
顔を真っ赤にしたゴードンが笑いながら言う。
ネガーベルで失態を犯しながらもロレンツやエルグの提案に救われ、『同盟締結』の報をマサルトにもたらした両者。国王からもその功績を褒め称えられ、今やマサルト内でこのふたりに意見する者など誰もいなかった。エルグが答える。
「いえ、私のような若造。ゴードン殿にはとても及びませんよ」
「ぎゃははははっ!! エルグ殿は正直なお方だ!!!」
下品な笑いが会場に響く。
エルグは強い嫌悪感と共に吐き気を催す。だがそれを我慢して本題に入った。
「ゴードン殿、少しお聞きしたいことがあります」
顔を真っ赤にして上機嫌なゴードンが答える。
「何でしょう、エルグ殿?」
「元マサルト軍にいた、今は我が姫の『護衛職』であるロレロレについてですか……」
「ロレ……?」
酔っていたゴードンだが、それが元部下であるロレンツのことだと直ぐに分かった。
「ああ、奴のことですか……」
すぐにむっとした表情になるゴードン。
隣にいたエルグはそれを見逃さなかった。エルグが尋ねる。
「彼は貴軍にいた時、どうでした?」
ゴードンは顔を真っ赤にして大きな声で言う。
「あいつは軍律を破って国外追放されたんですよ。最低な奴だ!!!」
ゴードンの中に平民の分際で自分より活躍し名声を集めるロレンツの姿が蘇る。せっかく追放したのにこちらの話は全く聞かず、その上いつの間にか敵国に寝返りマサルト救済の邪魔をし始めた男。ゴードンの怒りに火がつく。エルグが尋ねる。
「ほう、そんな非道な奴ですか」
ゴードンがその『非道』という言葉に反応する。
「そうですよ、非道。非道な奴ですよ!!」
エルグが頷きながら小声で言う。
「極秘事項ですが、実は彼には我が国でスパイの容疑がかけられておりまして、私は極秘にその調査もしているんです。そこでゴードン殿に協力頂きたことがありまして……」
エルグはすっと立ち上がるとゴードンの耳元で何かを囁いた。
黙って聞いていたゴードンだがその顔に徐々に薄気味悪い笑みが浮かび、最後には何度も頷いてそれに応えた。席に戻ったエルグにゴードンが言う。
「恩を受けたエルグ殿のお頼み。私も全力でそれに応えたいと思いますぞ!!!」
エルグは頷きながら答える。
「ゴードン殿のご厚意に感謝致す。乾杯っ!!!」
エルグは手にした酒のグラスを掲げてゴードンとグラスをぶつける。
「乾杯っ!! ああ、楽しみだ。楽しみでならん!! ぎゃはははっ!!!!」
ゴードンは大声で笑いながら両脇にいた美女達を抱きしめ、グラスの酒を一気に飲み干した。
(このような辺境までわざわざこの聖騎士団長様が来てやったんだ。しっかり働けよ、この下等民族が!!)
エルグは爽やかな笑みの下で、それとは全く別のことを思いながらグラスを空にした。
0
お気に入りに追加
21
あなたにおすすめの小説
おっさんなのに異世界召喚されたらしいので適当に生きてみることにした
高鉢 健太
ファンタジー
ふと気づけば見知らぬ石造りの建物の中に居た。どうやら召喚によって異世界転移させられたらしかった。
ラノベでよくある展開に、俺は呆れたね。
もし、あと20年早ければ喜んだかもしれん。だが、アラフォーだぞ?こんなおっさんを召喚させて何をやらせる気だ。
とは思ったが、召喚した連中は俺に生贄の美少女を差し出してくれるらしいじゃないか、その役得を存分に味わいながら異世界の冒険を楽しんでやろう!
―異質― 邂逅の編/日本国の〝隊〟、その異世界を巡る叙事詩――《第一部完結》
EPIC
SF
日本国の混成1個中隊、そして超常的存在。異世界へ――
とある別の歴史を歩んだ世界。
その世界の日本には、日本軍とも自衛隊とも似て非なる、〝日本国隊〟という名の有事組織が存在した。
第二次世界大戦以降も幾度もの戦いを潜り抜けて来た〝日本国隊〟は、異質な未知の世界を新たな戦いの場とする事になる――
日本国陸隊の有事官、――〝制刻 自由(ぜいこく じゆう)〟。
歪で醜く禍々しい容姿と、常識外れの身体能力、そしてスタンスを持つ、隊員として非常に異質な存在である彼。
そんな隊員である制刻は、陸隊の行う大規模な演習に参加中であったが、その最中に取った一時的な休眠の途中で、不可解な空間へと導かれる。そして、そこで会った作業服と白衣姿の謎の人物からこう告げられた。
「異なる世界から我々の世界に、殴り込みを掛けようとしている奴らがいる。先手を打ちその世界に踏み込み、この企みを潰せ」――と。
そして再び目を覚ました時、制刻は――そして制刻の所属する普通科小隊を始めとする、各職種混成の約一個中隊は。剣と魔法が力の象徴とされ、モンスターが跋扈する未知の世界へと降り立っていた――。
制刻を始めとする異質な隊員等。
そして問題部隊、〝第54普通科連隊〟を始めとする各部隊。
元居た世界の常識が通用しないその異世界を、それを越える常識外れな存在が、掻き乱し始める。
〇案内と注意
1) このお話には、オリジナル及び架空設定を多数含みます。
2) 部隊規模(始めは中隊規模)での転移物となります。
3) チャプター3くらいまでは単一事件をいくつか描き、チャプター4くらいから単一事件を混ぜつつ、一つの大筋にだんだん乗っていく流れになっています。
4) 主人公を始めとする一部隊員キャラクターが、超常的な行動を取ります。ぶっ飛んでます。かなりなんでも有りです。
5) 小説家になろう、カクヨムにてすでに投稿済のものになりますが、そちらより一話当たり分量を多くして話数を減らす整理のし直しを行っています。
[完結]異世界転生したら幼女になったが 速攻で村を追い出された件について ~そしていずれ最強になる幼女~
k33
ファンタジー
初めての小説です..!
ある日 主人公 マサヤがトラックに引かれ幼女で異世界転生するのだが その先には 転生者は嫌われていると知る そして別の転生者と出会い この世界はゲームの世界と知る そして、そこから 魔法専門学校に入り Aまで目指すが 果たして上がれるのか!? そして 魔王城には立ち寄った者は一人もいないと別の転生者は言うが 果たして マサヤは 魔王城に入り 魔王を倒し無事に日本に帰れるのか!?
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
レオナルド・ダ・オースティン 〜魔剣使いの若き英雄〜
優陽 yûhi
ファンタジー
じいちゃん、ばあちゃんと呼ぶ、剣神と大賢者に育てられ、
戦闘力、魔法、知能共、規格外の能力を持つ12歳の少年。
本来、精神を支配され、身体を乗っ取られると言う危うい魔剣を使いこなし、
皆に可愛がられ愛される性格にも拘らず、
剣と魔法で、容赦も遠慮も無い傍若無人の戦いを繰り広げる。
彼の名前はレオナルド。出生は謎に包まれている。
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
【本編完結済み/後日譚連載中】巻き込まれた事なかれ主義のパシリくんは争いを避けて生きていく ~生産系加護で今度こそ楽しく生きるのさ~
みやま たつむ
ファンタジー
【本編完結しました(812話)/後日譚を書くために連載中にしています。ご承知おきください】
事故死したところを別の世界に連れてかれた陽キャグループと、巻き込まれて事故死した事なかれ主義の静人。
神様から強力な加護をもらって魔物をちぎっては投げ~、ちぎっては投げ~―――なんて事をせずに、勢いで作ってしまったホムンクルスにお店を開かせて面倒な事を押し付けて自由に生きる事にした。
作った魔道具はどんな使われ方をしているのか知らないまま「のんびり気ままに好きなように生きるんだ」と魔物なんてほっといて好き勝手生きていきたい静人の物語。
「まあ、そんな平穏な生活は転移した時点で無理じゃけどな」と最高神は思うのだが―――。
※「小説家になろう」と「カクヨム」で同時掲載しております。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる