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二章
二十八話 尿道責め
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視界が明るくなった。目を瞬かせながら下を見ると、上目遣いで翠を見つめながら肉棒をしゃぶっている伊吹がいた。
「い、い……伊吹さん」
伊吹が翠の男性器を隅から隅まで舐めている。舌を這わすように舐めていると思えば、吸い付くようにバキュームフェラをしている。
鞭に耐えたご褒美かと、翠は信じそうになった。だが、翠の性器が固くなり、上を向くと、伊吹はフェラをやめて立ち上がった。
「伊吹さ……」
「じゃ、続き頑張って」
伊吹が笑顔で手を振った。そしてすぐに瑞希によって再度目隠しをされた。
「伊吹じゃなきゃ勃たないでしょ? だから目隠し取ったの。あ、ご褒美とかじゃないからね。
次のやつに耐えきれたらご褒美だって。頑張ってね」
翠は黙って頷いた。どんな事をされても耐えてみせると歯を食いしばる。
肉棒の根元を何か固いものが巻き付き、締め付けられる。痛みに身を捩らせた。
そんな事はお構い無しに、瑞希の手が翠の男性器を掴み、指でローションのようにヌルヌルとした液体を尿道口に塗りたてた。
「いたっ……痛い、いぃ……」
その瞬間、異物が尿道口に入ってきた。あまりの痛みに翠の身体は仰け反る。
「ひぎゃあっ!!」
「暴れるな!」
ピシャリと瑞希が怒鳴った。普段の命令口調は敬語だが、今は全く違う。危険な行為をしていると理解し、右脚で自分の身体を支えた。
「ここが使い物にならなくなる可能性あるから、抵抗せずに耐えなさい」
「うぅ……はい……」
棒状のものが、ゆっくりと奥へ奥へと侵入してくる。普段尿か、尿道球腺液、精液しか通る事の無い場所だ。そんなところに無機物の異物が入ってくる気持ち悪さは耐え難いものだ。
目隠しをしている事が、余計に神経を肉棒に集中させてしまう。
「うっ、うぐぅぅ」
「伊吹なら喜ぶけどね。Mじゃないと、一番細いサイズでもこの反応かぁ。でも、ちゃんと耐えるんだよ」
「は……はいぃ」
無機物の先端が一番奥へと届いた。ノックされると尿意を感じた。ラブピーチに来てからトイレに入ろうと思っていた事を思い出す。
「す、すみません……瑞希さん」
「なぁに?」
「尿が出そう、です」
「翠君は偉いね。よく言ってくれたね。偉い子にはご褒美あげないとね」
ヨシヨシと頭を撫でられた。と思った瞬間、肉棒をぎゅっと握られた。
「いだぁっ!!」
「ここ? ここが痛いの?」
「チンコ、全部痛い、です。痛い、痛いぃ」
「じゃあこれも痛いかな?」
「ひぃぃぎゃああああっ!!」
ペニスを締め付けるベルトの上からぎゅうっと強く握られたのだ。あまりの痛さに涙が流れる。
涙は目隠しの布が吸って、頬を流れる事はない。
「いぃっ、痛、いたい、いたい、いたいです!! いたいぃぃ!!」
「あはは、かーわい。因みにこれは乱パに出入りした罰じゃないよ?
僕の事使えないとか言ったでしょ。何気に傷付いたんだからねぇ? お仕置だよ?」
楽しげに笑う瑞希の声が聞こえた。
「ごめん、なさい……ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
翠は何度も謝った。
「じゃあ僕が許してあげるまで、このまま翠君のペニスに鞭打ちの刑でも……」
「瑞希、それくらいにしろ」
伊吹の声が近くで聞こえた。それだけで翠は安心出来る。寧ろ、伊吹が相手であれば性器への鞭打ちすら耐えられる。
翠は身構えたが、予想外にも肉棒を締め付けていたベルトを外され、ゆっくりと尿道から細い無機物は引き抜かれ始める。
「ちょ……ちょっと待ってください! 抜いたら出ちゃいます」
「出しなよ。伊吹におもらしするところ、見てもらえばいいじゃん?」
瑞希が悪魔のように思える。以前、伊吹に浣腸をされて、観客の前で脱糞をさせられた事があるが全く別物だ。
伊吹に「させられる」事は耐えられるが、他人に「させられてしまう」のでは意味が大きく異なるのである。
翠の気持ちは無視され、無情にも尿道から無機物は全て抜かれた。
数秒して、一気に尿が放出される。既に萎え始めた男性器は、微妙に上を向いており、行先の定まっていない尿道口から、自由に尿が飛び散った。
「あーあ。凄いね、掃除大変そう……」
瑞希は他人事のように言いながら目隠し外した。周囲に散った尿は異臭を放っている。
だが翠はそんな惨状よりも、いつのまにか翠の前に立っている伊吹と目が合い、周りが見えなくなった。
伊吹は、翠の尿を被っており、服の裾で顔を拭いている。
「い……伊吹さん。ごめんなさい」
「最後まで耐えられて偉かったな」
伊吹はにっこりとした笑顔を浮かべている。その顔を見るだけで、おもらしなどどうでもよく思えた。
「これで終わり……ですか?」
「うん」
伊吹の両手が翠の頬を包む。その瞬間。伊吹の顔が近付いてきたかと思うと、唇にキスをされた。
ふにっと柔らかい感触。伊吹からの、初めてのキス。それだけで頭が真っ白になる。
全身の痛みも、放尿をさせられた羞恥心も、全てがどうでもいいと思える程の歓喜。
「翠? ……翠? おい、翠!」
「翠君!?」
伊吹と瑞希の焦った声が聞こえた気がしたが、翠はそれ以上考える事も出来ず、気絶したのだった。
目が覚めるとラブピーチの七階のベッドの上だった。伊吹と瑞希が、翠の両脇で横になっており、二人に抱きつかれていた。右に瑞希、左に伊吹だ。翠は両腕を真っ直ぐ真横に広げており、二人は翠の肩に頭を乗せている。
翠もだが、二人も全裸だ。伊吹の下腹部だけは包帯が巻かれているが。
「起きた?」
と、最初に声を掛けてきたのは伊吹だ。
「あ、あの……伊吹さんは嬉しいんですけど、瑞希さんは……」
「酷い。そこまで嫌わなくてもいいじゃん。またお仕置きするよ?」
「だって、俺は伊吹さんだけが好きなんですから」
「僕も伊吹が好きだよ。ねぇ、翠君。僕が伊吹を愛する事を許してくれる?」
瑞希の丸い目は翠をじっと見つめている。可愛いかと聞かれれば、可愛いと即答出来る。だが、恋愛感情は別だ。
伊吹にまとわりつく邪魔者でしかない。
「伊吹さんは?」
「俺、翠に恋してるって自覚した」
「伊吹さん……」
「でも、俺、瑞希を拒めない。拒めないんだ。
お前か瑞希なら、俺は瑞希を選ぶよ」
伊吹が上目遣いで翠を見つめた。申し訳なさそうな、辛そうな目。伊吹の全ての感情ごと愛せたら楽だろう。
「伊吹さんは、これから瑞希さんと付き合うんですね……」
「ごめん。翠が好きなのも本当なのに。俺が最低なのは分かってる。だから、こんな俺の事なんて振って欲しい。さっきのキスは餞別のつもりだ」
「俺、捨てられるんですね。伊吹さんの為にどんな痛みにも耐えてきたのに。
せめて、俺が好きとか余計な嘘つかないで欲しいです。ただ捨ててくれたらマシでしたよ」
「嘘じゃない! 翠の事、本当に好き。好きだよ。翠は俺が初めて好きになった人だから……」
「なら! 俺と付き合ったまま、瑞希さんとも付き合わせろっておねだりして下さいよ!
俺は納得していませんよ。正直、瑞希さんなんて伊吹さんにまとわりつく害虫ですし」
「ひ……ひっどーい!」
瑞希は頬を膨らませて怒った。そんな瑞希の頭を右手で撫でながら翠は続けた。
「それでも、伊吹さんが望む事はなんだって叶えてあげたいものなんです」
「いいのかよ? お前は辛くないのか?」
「辛いですよ。でもね、伊吹さんに付けてもらった傷だって俺にとって宝物なんです。
貴方がどんなに最低な人間だとしても構いません。俺も傍に置いてください」
そして、翠は伊吹の顎を掴んで上を向かせるとキスをした。
優しく触れるだけのキスだ。離すと、伊吹が切なそうに翠を見つめて言った。
「こんな俺でよければ、瑞希ごと翠の恋人のままでいさせて下さい」
「そんな伊吹さんも愛してます」
伊吹に熱い視線を送っていると、瑞希がユサユサと翠の体を揺らした。
「ねー、僕にもチューして」
「するわけないじゃないですか! 空気読んでくださいよ。今は俺と伊吹さんのラブラブタイムですよ?」
翠はあからさまに嫌そうな目を瑞希に向けた。今後のSMで瑞希から酷いお仕置をされるかとしれない、という可能性は微塵も考えていない。
「ねぇ伊吹。後で二人で翠君いじめようね」
「あはは、うん、そうしような」
「伊吹さんっ!?」
「翠、無理にとは言わないけど。少しでもいいから瑞希とも仲良くして欲しいな」
伊吹が言うと、二人は翠の腹の上で手を繋ぎ合い、指を絡ませていた。その光景を、翠は複雑な気持ちで見つめていたのだった。
───────────────────
二章終わりです。
今日はおまけも一緒に投稿します。
そして、二日後に番外編に入りますのでよろしくお願いします。
「い、い……伊吹さん」
伊吹が翠の男性器を隅から隅まで舐めている。舌を這わすように舐めていると思えば、吸い付くようにバキュームフェラをしている。
鞭に耐えたご褒美かと、翠は信じそうになった。だが、翠の性器が固くなり、上を向くと、伊吹はフェラをやめて立ち上がった。
「伊吹さ……」
「じゃ、続き頑張って」
伊吹が笑顔で手を振った。そしてすぐに瑞希によって再度目隠しをされた。
「伊吹じゃなきゃ勃たないでしょ? だから目隠し取ったの。あ、ご褒美とかじゃないからね。
次のやつに耐えきれたらご褒美だって。頑張ってね」
翠は黙って頷いた。どんな事をされても耐えてみせると歯を食いしばる。
肉棒の根元を何か固いものが巻き付き、締め付けられる。痛みに身を捩らせた。
そんな事はお構い無しに、瑞希の手が翠の男性器を掴み、指でローションのようにヌルヌルとした液体を尿道口に塗りたてた。
「いたっ……痛い、いぃ……」
その瞬間、異物が尿道口に入ってきた。あまりの痛みに翠の身体は仰け反る。
「ひぎゃあっ!!」
「暴れるな!」
ピシャリと瑞希が怒鳴った。普段の命令口調は敬語だが、今は全く違う。危険な行為をしていると理解し、右脚で自分の身体を支えた。
「ここが使い物にならなくなる可能性あるから、抵抗せずに耐えなさい」
「うぅ……はい……」
棒状のものが、ゆっくりと奥へ奥へと侵入してくる。普段尿か、尿道球腺液、精液しか通る事の無い場所だ。そんなところに無機物の異物が入ってくる気持ち悪さは耐え難いものだ。
目隠しをしている事が、余計に神経を肉棒に集中させてしまう。
「うっ、うぐぅぅ」
「伊吹なら喜ぶけどね。Mじゃないと、一番細いサイズでもこの反応かぁ。でも、ちゃんと耐えるんだよ」
「は……はいぃ」
無機物の先端が一番奥へと届いた。ノックされると尿意を感じた。ラブピーチに来てからトイレに入ろうと思っていた事を思い出す。
「す、すみません……瑞希さん」
「なぁに?」
「尿が出そう、です」
「翠君は偉いね。よく言ってくれたね。偉い子にはご褒美あげないとね」
ヨシヨシと頭を撫でられた。と思った瞬間、肉棒をぎゅっと握られた。
「いだぁっ!!」
「ここ? ここが痛いの?」
「チンコ、全部痛い、です。痛い、痛いぃ」
「じゃあこれも痛いかな?」
「ひぃぃぎゃああああっ!!」
ペニスを締め付けるベルトの上からぎゅうっと強く握られたのだ。あまりの痛さに涙が流れる。
涙は目隠しの布が吸って、頬を流れる事はない。
「いぃっ、痛、いたい、いたい、いたいです!! いたいぃぃ!!」
「あはは、かーわい。因みにこれは乱パに出入りした罰じゃないよ?
僕の事使えないとか言ったでしょ。何気に傷付いたんだからねぇ? お仕置だよ?」
楽しげに笑う瑞希の声が聞こえた。
「ごめん、なさい……ごめんなさい。ごめんなさい。ごめんなさい」
翠は何度も謝った。
「じゃあ僕が許してあげるまで、このまま翠君のペニスに鞭打ちの刑でも……」
「瑞希、それくらいにしろ」
伊吹の声が近くで聞こえた。それだけで翠は安心出来る。寧ろ、伊吹が相手であれば性器への鞭打ちすら耐えられる。
翠は身構えたが、予想外にも肉棒を締め付けていたベルトを外され、ゆっくりと尿道から細い無機物は引き抜かれ始める。
「ちょ……ちょっと待ってください! 抜いたら出ちゃいます」
「出しなよ。伊吹におもらしするところ、見てもらえばいいじゃん?」
瑞希が悪魔のように思える。以前、伊吹に浣腸をされて、観客の前で脱糞をさせられた事があるが全く別物だ。
伊吹に「させられる」事は耐えられるが、他人に「させられてしまう」のでは意味が大きく異なるのである。
翠の気持ちは無視され、無情にも尿道から無機物は全て抜かれた。
数秒して、一気に尿が放出される。既に萎え始めた男性器は、微妙に上を向いており、行先の定まっていない尿道口から、自由に尿が飛び散った。
「あーあ。凄いね、掃除大変そう……」
瑞希は他人事のように言いながら目隠し外した。周囲に散った尿は異臭を放っている。
だが翠はそんな惨状よりも、いつのまにか翠の前に立っている伊吹と目が合い、周りが見えなくなった。
伊吹は、翠の尿を被っており、服の裾で顔を拭いている。
「い……伊吹さん。ごめんなさい」
「最後まで耐えられて偉かったな」
伊吹はにっこりとした笑顔を浮かべている。その顔を見るだけで、おもらしなどどうでもよく思えた。
「これで終わり……ですか?」
「うん」
伊吹の両手が翠の頬を包む。その瞬間。伊吹の顔が近付いてきたかと思うと、唇にキスをされた。
ふにっと柔らかい感触。伊吹からの、初めてのキス。それだけで頭が真っ白になる。
全身の痛みも、放尿をさせられた羞恥心も、全てがどうでもいいと思える程の歓喜。
「翠? ……翠? おい、翠!」
「翠君!?」
伊吹と瑞希の焦った声が聞こえた気がしたが、翠はそれ以上考える事も出来ず、気絶したのだった。
目が覚めるとラブピーチの七階のベッドの上だった。伊吹と瑞希が、翠の両脇で横になっており、二人に抱きつかれていた。右に瑞希、左に伊吹だ。翠は両腕を真っ直ぐ真横に広げており、二人は翠の肩に頭を乗せている。
翠もだが、二人も全裸だ。伊吹の下腹部だけは包帯が巻かれているが。
「起きた?」
と、最初に声を掛けてきたのは伊吹だ。
「あ、あの……伊吹さんは嬉しいんですけど、瑞希さんは……」
「酷い。そこまで嫌わなくてもいいじゃん。またお仕置きするよ?」
「だって、俺は伊吹さんだけが好きなんですから」
「僕も伊吹が好きだよ。ねぇ、翠君。僕が伊吹を愛する事を許してくれる?」
瑞希の丸い目は翠をじっと見つめている。可愛いかと聞かれれば、可愛いと即答出来る。だが、恋愛感情は別だ。
伊吹にまとわりつく邪魔者でしかない。
「伊吹さんは?」
「俺、翠に恋してるって自覚した」
「伊吹さん……」
「でも、俺、瑞希を拒めない。拒めないんだ。
お前か瑞希なら、俺は瑞希を選ぶよ」
伊吹が上目遣いで翠を見つめた。申し訳なさそうな、辛そうな目。伊吹の全ての感情ごと愛せたら楽だろう。
「伊吹さんは、これから瑞希さんと付き合うんですね……」
「ごめん。翠が好きなのも本当なのに。俺が最低なのは分かってる。だから、こんな俺の事なんて振って欲しい。さっきのキスは餞別のつもりだ」
「俺、捨てられるんですね。伊吹さんの為にどんな痛みにも耐えてきたのに。
せめて、俺が好きとか余計な嘘つかないで欲しいです。ただ捨ててくれたらマシでしたよ」
「嘘じゃない! 翠の事、本当に好き。好きだよ。翠は俺が初めて好きになった人だから……」
「なら! 俺と付き合ったまま、瑞希さんとも付き合わせろっておねだりして下さいよ!
俺は納得していませんよ。正直、瑞希さんなんて伊吹さんにまとわりつく害虫ですし」
「ひ……ひっどーい!」
瑞希は頬を膨らませて怒った。そんな瑞希の頭を右手で撫でながら翠は続けた。
「それでも、伊吹さんが望む事はなんだって叶えてあげたいものなんです」
「いいのかよ? お前は辛くないのか?」
「辛いですよ。でもね、伊吹さんに付けてもらった傷だって俺にとって宝物なんです。
貴方がどんなに最低な人間だとしても構いません。俺も傍に置いてください」
そして、翠は伊吹の顎を掴んで上を向かせるとキスをした。
優しく触れるだけのキスだ。離すと、伊吹が切なそうに翠を見つめて言った。
「こんな俺でよければ、瑞希ごと翠の恋人のままでいさせて下さい」
「そんな伊吹さんも愛してます」
伊吹に熱い視線を送っていると、瑞希がユサユサと翠の体を揺らした。
「ねー、僕にもチューして」
「するわけないじゃないですか! 空気読んでくださいよ。今は俺と伊吹さんのラブラブタイムですよ?」
翠はあからさまに嫌そうな目を瑞希に向けた。今後のSMで瑞希から酷いお仕置をされるかとしれない、という可能性は微塵も考えていない。
「ねぇ伊吹。後で二人で翠君いじめようね」
「あはは、うん、そうしような」
「伊吹さんっ!?」
「翠、無理にとは言わないけど。少しでもいいから瑞希とも仲良くして欲しいな」
伊吹が言うと、二人は翠の腹の上で手を繋ぎ合い、指を絡ませていた。その光景を、翠は複雑な気持ちで見つめていたのだった。
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二章終わりです。
今日はおまけも一緒に投稿します。
そして、二日後に番外編に入りますのでよろしくお願いします。
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