小悪魔女王様

眠りん

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前編②

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 悠弥と歩恭のイジメはエスカレートした。まず朝早く空き教室に行き、満は二人のペニスを勃たせてフェラをする。
 二本同時に口の中に入れられた事もあり、歯が当たると、その回数分悠弥からはペニスを蹴られ、歩恭からは陰嚢を踏みつけられた。

 ズボンと下着を二人がかりで無理矢理脱がされると正座をさせられる。
 両足を開いて陰嚢とペニスをいたぶりやすいように前に出すよう命令される。

 ペニスを蹴られる時も叫んだが、陰嚢を踏まれた時の痛みは耐え難く、狂ったように叫んだ。

「いぎゃああああっ!!」

「うるせぇな」

 悠弥が満の下着を拾い、満の口に詰めた。叫び声は下着に吸収されて外に響かなくなる。

 それが終わると、口を開かされた。「絶対に口を閉じるな」と命令される。満の口の前に悠弥のペニスが向けられて、ようやく何をされるのか想像がついてしまった。

「そら、出すぞ。舌で受け止めろ!」

 悠弥の尿道口からピュッピュッと、何度かに分けて量の多い精液が満の舌の上に発射された。
 満の目からは涙が止まらなくなる。

「まだ口閉じんなよ。昨日みたく俺のザーメン零したら、次は一時間耐久で金玉踏み続けてやる」

「ひぃっ!」

 満は気持ち悪さと吐き気を耐えて、口を開いたままの状態で耐えた。
 すると、すぐに次は歩恭は満の舌の上に精液を発射した。二人分の精液が舌の上に出される。

「よく味わって飲み込むんだ。出来なかったら金玉だぞ」

 にこりと嗤う歩恭に言われて、抵抗出来るはずもなく、満は言われた通り味わうようにして飲み込んだ。

「う……うげぇっ!」

「嗚咽を漏らすのは慣れてない証拠だな。昼休み特訓だ」

「………………はい」

 反論も拒絶も出来なかった。今日登校してしまった事を後悔する。

「ほら、授業でも教えてもらったら先生にありがとうございますって頭下げるだろ。
 土下座して感謝しろ!」

 満は言われるがまま、土下座をして頭を下げた。感謝をする時は自分を貶めるように命令される。

「……こ、この度は、覚えの悪い底辺以下の存在である、性処理道具を躾けて下さって……あ、ありがとう……ございました」

 本当はこんな事思ってはいない。心と反する言葉を言わされるのは屈辱だ。涙が止まらない。

「おい満。今度からお前の事は奴隷って呼んでやるからな。お前の名前は奴隷だ。分かったな?」

 悠弥が楽しげに笑いながら言ってきた。

「奴隷。名前もらえて嬉しいな?」

 それに歩恭も同調してくる。

「はい。ご主人様方が満足していただく道具としてしか生きる価値のない俺に名前を下さってありがとうございます」

「自分の立場、分かってるね。偉い偉い。
 ほら、もうすぐホームルームだ。早く行こう」

 悠弥は「サボる」と言ってどこかへ行き、満と歩恭は教室に戻った。空き教室を出てしまえば、クラスメイトとしての関係に戻る。
 特に歩恭は、教室では満と仲良くなったように見せていた。


 だが、昼休みに満の想像を遥かに超えた地獄が待っていた。
 悠弥に「奴隷に飯は不要だ」と言われて空き教室に行くと、そこには歩恭の他にクラスメイト五人がいた。
 歩恭と悠弥の共通の友人らしく、五人とも満へのイジメに肯定的だ。

「ほら奴隷、言ったでしょ。特訓だって。僕も悠弥も何回も射精出来るわけじゃないからね」

「で……でも。あ、俺、ご主人様方以外のものは舐められません。ご主人様方の道具なので……」

「そうやって逃げようとしても無駄だぜ。これからは僕達七人が奴隷のご主人様なんだよ。
 あと五十分で五人分射精させなきゃいけないんだから、早くやれよ」

 バシッと悠弥に頭を叩かれた。満は顔を青くしながら土下座をした。

「ご主人様方、こ、こんな出来の悪い道具で、申し訳ありませんが、こんな奴隷で良ければ、口を使って、ご主人様方の、性処理の、お手伝いをさせて、下さい……」

 何度も練習させられた台詞が、上手く発せられず途切れ途切れになる。

「あー? 聞こえねぇよ。はっきり言え!」

「そうだぞ。本気で使って下さいって気持ちで言えよ!」

 何度か挨拶をやり直しさせられ、残り四十五分以内に五人の性処理をしなければらならくなった。

 一人一人フェラをしていき、射精の時は必ず満が口を開いた状態で舌の上に出される。それを飲み込む前に十回は口の中で舐めるよう言われてから飲み込む。
 三人目の時は、我慢出来ずに吐いてしまった。

「ごめんなさい! ごめんなさい! ごめんなさい!」

 このままでは酷いお仕置きをされる、と恐怖した満は、床に這いつくばって零れた精液を舐めとった。

「こいつ、床に落ちたザーメン舐めてるぞ」

「どんだけザーメン好きなんだよ」

「こんなのがクラスメイトなんてキモ!」

 暴言を吐かれながら、悔し涙が溢れる。どうにか舐め終わった瞬間。歩恭に頭を踏まれた。

「おい奴隷。次吐き出したらタダじゃ済まないよ? 今回はすぐに舐めたから、チンコ踏むだけで許してあげる」

 満は下半身裸になるよう命令され、すぐにズボンと下着を脱ぐ。悠弥が下着を満の口の中に入れると、顔を近付けて凄んできた。

「奴隷。次からお前のチンコとか金玉に罰を与える時は命令する前に脱いどけよ。
 こっちも毎回奴隷の為に命令すんの楽じゃねぇんだ。奴隷は頭悪いんだから、すぐ脱がなかったらチンコにわさび塗る刑な!」

 満は慌てて頭を上下させた。その後すぐに悠弥にペニスを床に押し付けるように踏まれた。

「ううーーーーーー!!!!」

 口に下着を詰められてから、どんなに叫んでも大丈夫だと思われたのか、容赦なく痛みを浴びせられる。
 それが終わればすぐに残り二人のフェラだ。満は必死に精液を舌で味わってから飲み込んだ。

「お疲れ様、奴隷。精液の味は慣れた?」

「はい、ご主人様方のご指導のお陰で、もう慣れました。これからはきちんと満足いくように奉仕させていただきます!」

「ねぇ奴隷」

 微笑む歩恭に嫌な予感を感じたが、迷わず返事をする。そうしなければ、何を理由に痛めつけられるか分かったものではない。

「はい!」

「慣れたからもう僕と悠弥だけ相手にすれば良い、なんて思ってない?」

「……え? いえ! 思ってません!」

「良かった。これからどんどん人数増やしていくし。頑張って性処理奴隷になるんだよ。
 今日の放課後は後ろも使えるようにするからね」

 血の気が引くとはこの事だ。そこまでされると思っていなかっただけに、満の目には涙が溜まる。
 歩恭が満の頭を優しく撫でてきた。

「よしよし。嬉しくて泣いちゃったね。全身使ってザーメン処理する奴隷になってね」

「……ふぁ、ぁい」


 その日の放課後、本当に空き教室に連れて行かれた。いたのはクラスメイト全員だ。
 部活やバイトがある筈の者も、なにかしら理由をつけてサボったのか、三十人全員いる。
 すぐに満は全裸にさせられた。

 クラスの代表とでもいうように、歩恭と悠弥が満の前に立ちはだかる。

「これからクラスメイト全員がお前のご主人様だ。授業中以外で、性処理を頼まれたら、奴隷にどんな都合があろうと拒否せずに応じる事。
 奴隷の最優先事項は、ご主人様の性処理だ、分かったな」

 満はもう抵抗は無意味である事を知った。学校を休んで逃げる事も出来ないだろう。酷い罰を受ける事への恐怖が、正常な思考を奪った。

 ただその場で土下座をし、屈辱的な台詞を吐く。

「ご主人様方がたくさんいて、わたくし奴隷は嬉しい限りです。この人間以下の無価値な道具の奴隷に、全身を使って皆様の性処理の手伝いをさせて……くだ……さい」

 最後は声が震えて上手く言えなかった。涙がとめどなく流れる。涙が枯れる事はないのだと知った。

 歩恭はお構いなしに、ローションを満の尻にかけてきた。

「ひっ!」

 動こうとする満の腰の上に、悠弥が座って身動きが取れないようにした。

「おい、今奴隷がちゃんとケツでも性処理出来るように準備してんだろ。動いたら玉潰すぞ」

「はいぃ」

 正座のまま座られているので、足が痺れ始めるが、ただ黙って耐えた。
 いきなりローションに濡れた指が、満の後孔を割って入ってくる。強制的に広げられ、内壁を擦りながら奥へと入ってくる指に吐き気を感じた。

「ひぅっ、うぅっ……」

「感じてんのかよ? キッショ」

「はい。キショくて、気持ち悪い奴隷で申し訳ありません」

「二本目入れるよ~」

 歩恭の指が二本に増え、グリグリと回しながら奥に入り、指を広げたりしながら尻穴を広げてくる。

「なぁ、この時間もったいないから、誰かこいつにチンポしゃぶらせろよ」

 クラスメイトの一人が、満の前に座ってペニスを取り出した。既に勃っている。当たり前のように満はそれを舐め始めた。

「ぺろぺろ、ちゅぱ……グジュッ、グジュッ……」

 確かにフェラは何度もしている内に慣れてしまった。口から卑猥な空気音が漏れる。
 恥ずかしさより、恐怖の方が上だ。必死で奉仕をした。
 自分の身体が自分のものではないように感じる。

(俺の身体なのに、なんで……)

「誰から先行く?」

「俺一番がいい!」

「いや俺だって!」

「じゃあ順番にフェラしてもらってさ、フェラした順でケツ使う?」

 クラスメイト達は勝手に話を進めていき、今フェラをしている一人が立ち上がると、強引に尻穴にペニスを突き入れた。

「ふぁっ、あうっ、やぁっ!」

「ほら奴隷、こっちだよ、次は俺の舐めてね」

 すぐに腰に乗っていた悠弥が立ち上がった。四つん這いにされて尻穴と口を同時に犯される。
 何人目かの時に机の上に寝かされて、正常位で入れられながら、頭をギリギリまで上に向かされてペニスを喉奥まで入れられる。

 口の中で射精してしまった者もおり、尻穴を犯す人数は減ったが、それでも二十人誓い人数の処理をさせられた。
 全員が必ず満の中に射精をしていく。どうやら射精をする時は満の中か、顔に掛けるというルールが出来上がっていたようだ。
 処理をした全員だけでなく、出番が回ってこずにオナニーをしていた面々も、満以外の場所に射精をする事は一度たりともなかった。

「そろそろ時間か。悪いな、さすがに全員は回しきれないから、残りは明日に回そう。
 ほら奴隷、呆けてないで終わりの挨拶をするんだ」

 歩恭が言うと全員が従った。満の尻穴からは大量の精液がドボドボ流れてきている。
 気にしながらも、床に這いつくばるように土下座をする。

「ご……ご主人様方……本日は、こんな……汚くて賎しい、奴隷の身体を、使っていただき、ありがとうございました。
 あっ明日も……ゴミ同然の、奴隷の身体を……使って、役立たせて下さい」

 何故こんな事を言わなければならないのだろうか。納得もいっていなければ、クラスメイト全員を恨めしく思えてくる。

「この奴隷、使えなさすぎるからさ、せめて最後の掃除くらいさせようぜ。じゃ解散! お疲れ様ー!」

 悠弥の一言で歩恭と悠弥以外の全員が帰っていった。残ったのは満が尻穴から流れ出たり、顔や身体から床に零れた精液の汚れだ。
 せめてもの慈悲にと、歩恭がタオルを満に渡してきた。

「ほら、タオルだよ。わざわざ買ってきたんだ。タオル代と、ご主人様を働かせた手間賃、千円払えよ。
 毎日、犯された時に払ってもらうからな」

「そっ、そんな、お金……!」

「あるの知ってんだよ。お前、毎月漫画とかゲーム代に小遣い三万使ってるって、他クラスの友達に話してたじゃねぇか」

「うぅっ、ううぅぅぅっ!!」

 カッとなるのはこの事だと分かった時にはもう身体が動いていた。満は拳を振り上げて、歩恭に殴りかかった……が、逆にカウンター技で殴り返されてしまい、精液溜まりになっている床に無様に倒されてしまった。

「お前、逆らったな?」

「あーあ。奴隷の分際で攻撃とか笑える」

 厳しく睨みつける歩恭と、見下すように嘲笑する悠弥に、満は諦めの感情を抱いた。
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