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第4話 何だこの生物は!
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「ここが異世界か!!世界が全く異なっていて空が赤かったり太陽が2つあったりするのかと思ったが案外地球そっくりなのだな」
街のありそうな場所に向かってしばらく歩くことにした。
「これはコセンダングサか。こっちの世界にも生息しているのだな」
「カサカサ…」
「何だ?生き物?この辺に生息していそうな生き物というと…大きな鹿だと視認できるから、生まれたての子鹿やウサギ、ネズミといった生物だろうか」
「プルンッ」
「なっなに!?水色の謎の生物だと!?これはどのような個体なのだ!!最初に発見したということは個体数が多い可能性が高いということ。すなわち食物連鎖の底辺である可能性も高い。捕食される側は多くなくてはいけないからな」
「ドン」
謎の水色生物に体当たりされた。つまり敵意をむき出しにしたということ。鮮やかな色は毒のある印、要するに物凄く危険ということだ。まずい!今の体当たりで何らかの物質を押し付けられた可能性が高い。早く服を脱がなくては。
そうだ!私は死後の世界の住人xに能力をもらったではないか。こういう時は強力なニセクロハツで攻撃だ!
「バシャァ」
たちまち水色の生命体xが溶け出し動きを止めた。
「本当に出た!どこから出したか自分でもわからない。が!事実だ!この魔法のような能力が私の能力なのだ!」
科学者としてこのような非科学的な現象は信じられないのと同時に新たな世界を目の当たりにしたような気分で興奮を抑えきれない。
「おっと危ない。ここは薬品で汚染してしまったから場所を移さなくては」
さっきの生物は何だったのだろうか。液体にゼラチンを混ぜたような印象だったが…ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などが含まれている可能性があるな。
透き通っていたが内蔵が見当たらなかった。クラゲのような生き物なのだろうか。『刺胞動物』の可能性が高いな。食事は何を食べているのだろうか。虫や微生物?それとも植物?何を食べれば水色の色素になるのだろうか。謎が深いな。そもそも口はどこにあったにだろうか。ウニのようによく見たら下の方に口があったのだろうか。
再びしばらく歩き、とあるものを発見した。
「おや、あれは街か…」
街のありそうな場所に向かってしばらく歩くことにした。
「これはコセンダングサか。こっちの世界にも生息しているのだな」
「カサカサ…」
「何だ?生き物?この辺に生息していそうな生き物というと…大きな鹿だと視認できるから、生まれたての子鹿やウサギ、ネズミといった生物だろうか」
「プルンッ」
「なっなに!?水色の謎の生物だと!?これはどのような個体なのだ!!最初に発見したということは個体数が多い可能性が高いということ。すなわち食物連鎖の底辺である可能性も高い。捕食される側は多くなくてはいけないからな」
「ドン」
謎の水色生物に体当たりされた。つまり敵意をむき出しにしたということ。鮮やかな色は毒のある印、要するに物凄く危険ということだ。まずい!今の体当たりで何らかの物質を押し付けられた可能性が高い。早く服を脱がなくては。
そうだ!私は死後の世界の住人xに能力をもらったではないか。こういう時は強力なニセクロハツで攻撃だ!
「バシャァ」
たちまち水色の生命体xが溶け出し動きを止めた。
「本当に出た!どこから出したか自分でもわからない。が!事実だ!この魔法のような能力が私の能力なのだ!」
科学者としてこのような非科学的な現象は信じられないのと同時に新たな世界を目の当たりにしたような気分で興奮を抑えきれない。
「おっと危ない。ここは薬品で汚染してしまったから場所を移さなくては」
さっきの生物は何だったのだろうか。液体にゼラチンを混ぜたような印象だったが…ヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸などが含まれている可能性があるな。
透き通っていたが内蔵が見当たらなかった。クラゲのような生き物なのだろうか。『刺胞動物』の可能性が高いな。食事は何を食べているのだろうか。虫や微生物?それとも植物?何を食べれば水色の色素になるのだろうか。謎が深いな。そもそも口はどこにあったにだろうか。ウニのようによく見たら下の方に口があったのだろうか。
再びしばらく歩き、とあるものを発見した。
「おや、あれは街か…」
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