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最終テスト そして……
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精神操作装置によって心に深く埋め込まれた男に対する情欲に溺れるナオミを見ながら、ミチコは席を立った。
「いよいよ最終テストの時が来たわね」
ミチコは考えうる最大の羞恥心ですら、ナオミがいま見せている激しい感情が克服することができるかどうか確認しようと決めた。
ミチコはゆっくり、ナオミと彼女の恋人に面する場所へと動いていったのだ。
このときナオミは彼女の『元妻』が近づいているのに見向きもしないほど、男のシンボルを夢中になってしゃぶっていた。
そこでミチコは静かにナオミへと話しかける。
「どう? あなた? 彼と一つになるのは楽しいかしら?」
「え?!」
ミチコの言葉を聞いたナオミは『妻』が自分を見ていることを知り、そしてショックからほとんど気が遠くなった。
「こ、これは……むぐう!」
ナオミは最初、反射的にくわえていた男のシンボルを口から吐き出そうとした。
しかし男はナオミが動けないように、その頭を抑えたままにしていた。
(ミチコが……いや……そんなのもうどうでもいい)
改めて口を満たした味と感触は再びナオミを興奮させ、彼女の全ての関心は目の前にいる男へと戻っていった。
「あはははは!」
ミチコが己の勝利を確信して笑い始めたときさえ、ナオミの心は男の象徴しか考えられなくなっていた。
そして男が放った時、ナオミは喜んで一滴残らず飲み干した。
興奮が幾分か減少し、羞恥心はミチコの存在により最大に達していた。
それでもナオミは全身を巡る渇望、そして何より股間の熱情を解決することを欲したのだ。
このとき彼女の男に対する感情は、間違い無く最大の羞恥心をも克服していた。
ナオミは再び激しく男のシンボルをむしゃぶり続ける。
それが再びいきり立った時、口を離したナオミは自分が『妻』の目の前にいることを知っていながら、決定的な発言を行った。
「どうか……どうか……わたしと『して』下さい!」
それを聞いた男はナオミを引っ張って、そして腕の中に彼女を引き上げた。
同時にナオミはこれから来るはずのものに対する期待に満ちて彼女の目を閉じた。
男は空中にナオミを上げて、いきりたった部分に向かってゆっくりと彼女の秘部を下げようとした。
ナオミにとって男に愛され、その身を貫かれることの恥ずかしさは想像するだけでも身が震える程のものだった。
しかし喜びは信じがたいほど素晴らしいもので、羞恥心を文字通り圧倒していた。
「上出来ね。全てのテスト結果が合格よ。これからどうしようかしら……『愛する男と結ばれる喜び』を知っておくのも悪くはないけど……」
大いに満足していたミチコは、ここでナオミと男にやらせようとかとすら思ったが、結局はそれを止めた。
「いえ……ナオミはまだ処女であるべきだわ。本当に愛しあうならばただ遺伝子が等しいというだけでは不足よ」
結論を出したミチコは近づき、ナオミに睡眠薬を注入すると彼女は気を失った。
そしてケイは素早く割り込んで、すべてのワイヤーとチューブをナオミから取り除いた。
「彼女を遺伝子再配置装置に入れなさい」
「……」
「どうしました? 命令に従いなさい」
「……分かりました」
男はナオミと『やれない』事に明らかに不満げな表情を浮かべたが、命令に逆らう事は無く、ナオミを運んでガラスの中央に彼女を置いた。
それを確認したところでミチコはもう一度、遺伝子再配置装置の設定を変えて、機械を作動させると再度ガラスのチューブが降りてきてナオミを隔離した。
エネルギーが改めてガラスのチューブを満たすのをミチコは更なる期待を込めて見つめていた。
「これが最後の遺伝子操作よ……」
ミチコが呟くと共に、ナオミは女性らしい柔らかな声と共に意識を取り戻す。
「う……これは……」
ナオミが目覚めたとき、再び彼女の身体が縮みはじめていた。
彼女の体の胸と尻も含めたすべての部分が、以前にナオトからナオミに変えられた時よりも更に猛烈な勢いで小さくなったのだ。
そして――
「ミ、ミチコ?!」
ナオミはミチコが機械をコントロールしているのを見て悲鳴を上げた。
彼女はついにミチコが自分を襲った出来事、すべての背後にいたことを悟ったのだ。
このときのナオミはただ泣きわめく事しか出来なかった。
「いよいよ最終テストの時が来たわね」
ミチコは考えうる最大の羞恥心ですら、ナオミがいま見せている激しい感情が克服することができるかどうか確認しようと決めた。
ミチコはゆっくり、ナオミと彼女の恋人に面する場所へと動いていったのだ。
このときナオミは彼女の『元妻』が近づいているのに見向きもしないほど、男のシンボルを夢中になってしゃぶっていた。
そこでミチコは静かにナオミへと話しかける。
「どう? あなた? 彼と一つになるのは楽しいかしら?」
「え?!」
ミチコの言葉を聞いたナオミは『妻』が自分を見ていることを知り、そしてショックからほとんど気が遠くなった。
「こ、これは……むぐう!」
ナオミは最初、反射的にくわえていた男のシンボルを口から吐き出そうとした。
しかし男はナオミが動けないように、その頭を抑えたままにしていた。
(ミチコが……いや……そんなのもうどうでもいい)
改めて口を満たした味と感触は再びナオミを興奮させ、彼女の全ての関心は目の前にいる男へと戻っていった。
「あはははは!」
ミチコが己の勝利を確信して笑い始めたときさえ、ナオミの心は男の象徴しか考えられなくなっていた。
そして男が放った時、ナオミは喜んで一滴残らず飲み干した。
興奮が幾分か減少し、羞恥心はミチコの存在により最大に達していた。
それでもナオミは全身を巡る渇望、そして何より股間の熱情を解決することを欲したのだ。
このとき彼女の男に対する感情は、間違い無く最大の羞恥心をも克服していた。
ナオミは再び激しく男のシンボルをむしゃぶり続ける。
それが再びいきり立った時、口を離したナオミは自分が『妻』の目の前にいることを知っていながら、決定的な発言を行った。
「どうか……どうか……わたしと『して』下さい!」
それを聞いた男はナオミを引っ張って、そして腕の中に彼女を引き上げた。
同時にナオミはこれから来るはずのものに対する期待に満ちて彼女の目を閉じた。
男は空中にナオミを上げて、いきりたった部分に向かってゆっくりと彼女の秘部を下げようとした。
ナオミにとって男に愛され、その身を貫かれることの恥ずかしさは想像するだけでも身が震える程のものだった。
しかし喜びは信じがたいほど素晴らしいもので、羞恥心を文字通り圧倒していた。
「上出来ね。全てのテスト結果が合格よ。これからどうしようかしら……『愛する男と結ばれる喜び』を知っておくのも悪くはないけど……」
大いに満足していたミチコは、ここでナオミと男にやらせようとかとすら思ったが、結局はそれを止めた。
「いえ……ナオミはまだ処女であるべきだわ。本当に愛しあうならばただ遺伝子が等しいというだけでは不足よ」
結論を出したミチコは近づき、ナオミに睡眠薬を注入すると彼女は気を失った。
そしてケイは素早く割り込んで、すべてのワイヤーとチューブをナオミから取り除いた。
「彼女を遺伝子再配置装置に入れなさい」
「……」
「どうしました? 命令に従いなさい」
「……分かりました」
男はナオミと『やれない』事に明らかに不満げな表情を浮かべたが、命令に逆らう事は無く、ナオミを運んでガラスの中央に彼女を置いた。
それを確認したところでミチコはもう一度、遺伝子再配置装置の設定を変えて、機械を作動させると再度ガラスのチューブが降りてきてナオミを隔離した。
エネルギーが改めてガラスのチューブを満たすのをミチコは更なる期待を込めて見つめていた。
「これが最後の遺伝子操作よ……」
ミチコが呟くと共に、ナオミは女性らしい柔らかな声と共に意識を取り戻す。
「う……これは……」
ナオミが目覚めたとき、再び彼女の身体が縮みはじめていた。
彼女の体の胸と尻も含めたすべての部分が、以前にナオトからナオミに変えられた時よりも更に猛烈な勢いで小さくなったのだ。
そして――
「ミ、ミチコ?!」
ナオミはミチコが機械をコントロールしているのを見て悲鳴を上げた。
彼女はついにミチコが自分を襲った出来事、すべての背後にいたことを悟ったのだ。
このときのナオミはただ泣きわめく事しか出来なかった。
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