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第19章 神気の山脈にて
第776話 『学者バカ』に案内された先にて
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しばらくフォラジと一緒に歩くと、小さいがかなり頑強そうに見える砦についた。
規模は大きくはないもののかなり立派な城壁が築かれ、高い見張塔も設置されるなど、少なくともこの近辺の村や町レベルで建設出来るものでは無い。
恐らくはこの山脈を越えたあたりにあるどこかに国の出先機関だろう。
街道を見張って治安を守るだけでなく、場合によっては山脈を越えて大陸中央部から敵軍が侵攻してくるのを監視する役目もあるに違いない。
「あそこにフォラジさんは住んでおられるのですか?」
「いや。ボクが住んでいるのはあちらの方だよ」
そう言ってフォラジは門の前に広がる、木の柵で覆われた区画の中にある粗末な建物の一つを指差す。『城下町』というには余りにも小さすぎるけど、砦の兵士達が普段生活しているところなのだろう。
「よろしければあの砦がいかなる国の施設なのかお教え下さいますか?」
「このあたり一帯はテシュノ王国の領地なのだから、それ以外の施設などあるはずがないだろう」
その名前はこの『龍の背』山脈を越えたところにある国だけど、いくら何でもここまで領地というわけではないはずだ。
また無理な理屈を唱えているのかと思ったら、フォラジは小さく肩をすくめて苦笑する。
「……と言いたいところだけど、それはあくまでも建前さ。交易路のあちこちにあんな砦を建てているだけだよ」
この世界ではよくある事だけど、要するにこの地域のいくつかの町が税金を納めてテシュノ王国の庇護を受けているという事なんだな。
もちろんそれらの町は建前上、その国の王を君主として仰いでいるけど、実質的には独立していて、もしも頼りにならないと思えばすぐにでも税を払うのを辞めて他国に走る程度の関係でしかない。
それでテシュノ王国の方も兵士を交通の要所に駐屯させて、目を光らせているのだな。
もちろんあの砦に駐屯している兵士はせいぜい数十人というところだから、あくまでも『睨みをきかせる』のが目的なのだろう。
「それでフォラジさんは、この地域の歴史的遺物を探っているのですか?」
「まあそんなところだよ。ただ……」
「どうしました?」
「実は何人か作業を手伝ってくれる人足を雇っていたんだけど、金がなくなってみんな引き上げてしまったので、今ではここに残っているのはボク一人だけなんだ」
そういってフォラジは照れくさそうに笑う。
おいおい。フォラジがこんなところで一人、行動していた理由は分かったが、笑っている場合じゃないだろう。
「フォラジさんは引き上げないのですか?」
「どうして?」
真顔で聞き返すなよ! あんたついさっき殺されかけたよね?
「こんないいところから引き上げるなんて、どうかしているよ」
「ええ?!」
さすがにこれにはオレも驚いた。いや。待てよ。
「この地域にはそれほど凄い遺物があるのですか?」
「ああそうだよ。その価値を分からない、無学な連中ばかりだからまったく困ったものだよ」
どうやらフォラジは自分の学問的興味が命に優先するらしい。
「フォラジさんは知識を得るためには、ご自身の身が危うくとも構わないのですか?」
「もちろんだとも」
即答するな! 本当によくまあ今日まで生き残れたものだな。
「仰る事は分かりますけど、せっかく知識を得てもフォラジさんがそれを持ち帰らないと、他の人に広まりませんよ」
「それなら大丈夫。このボクはマークホール神の目の一つだから、ボクの知った事は全て神もご存じさ」
この人もかなり深刻な狂信者なのか。いや。たぶん違うな。
たぶんフォラジの素っ頓狂な性格と崇拝する神様の教義が、変な意味でバッチリかみ合ってしまったのだろう。
そんな事を考えていると、オレとフォラジは柵の中に入る。
中を見ると一応は区画されていて、都市計画というのにはおこがましいけどそれなりに計画性を持って建物が配置されているようだ。
一応は『文明国の出先機関』として、建設が進められていると言う事らしい。
「よう! フォラジ! お宝は見つかったかい?」
「掘り出しものがあったなら、俺達にも声をかけろよな」
歩哨に立っている兵士が荷物を背負っているフォラジに対して軽口を叩く。
「そりゃ無理だ。あいつはガラクタを集めるしか能がないからな」
「ははは。もっともだ」
「そんなだから、こんな辺境に飛ばされたんだろ」
兵士達は明らかにフォラジの事を頭から馬鹿にしている様子だな。
たぶん『偉そうな事を口にしているが、実用にならない研究ばかりしている頭でっかちの学者バカ』と見なしていそうだ。
そしてたぶん評価そのものは正しい。
「まったく……ものの道理の分からない無学な奴らはどこの人間だろうと同じ事だな」
フォラジの方もまた兵士達を無学者と見下しているから、どっちもどっち。お互い様というものか。
「それでボクの社はここだよ」
フォラジは小さな焼きレンガ造りの建物へとオレを案内する。
中に入るとそこにはあるわあるわ、かなり風化した神像や陶器の欠片などが所狭しと並べられていて、人間が歩く場所すら殆ど無い。
どう見てもここでは人間よりも、発掘品の方が幅を利かせているぞ。
「気をつけてくれたまえよ。どれも貴重な遺物なのだからね」
「あのう。整理はされていないのですか?」
「もちろんやっているよ。それもまた大切な仕事だからね」
あくまでもフォラジ本人のペースでやっているという事か。発掘品に埋もれたまま息絶え、将来自分が発掘されても本望だと思っていそうだな。
だがここで一つの神像がオレの目にとまる。
それは石を削って作られた粗略な像だったが、その頭頂部にひび割れた椀を掲げていたのだった。
規模は大きくはないもののかなり立派な城壁が築かれ、高い見張塔も設置されるなど、少なくともこの近辺の村や町レベルで建設出来るものでは無い。
恐らくはこの山脈を越えたあたりにあるどこかに国の出先機関だろう。
街道を見張って治安を守るだけでなく、場合によっては山脈を越えて大陸中央部から敵軍が侵攻してくるのを監視する役目もあるに違いない。
「あそこにフォラジさんは住んでおられるのですか?」
「いや。ボクが住んでいるのはあちらの方だよ」
そう言ってフォラジは門の前に広がる、木の柵で覆われた区画の中にある粗末な建物の一つを指差す。『城下町』というには余りにも小さすぎるけど、砦の兵士達が普段生活しているところなのだろう。
「よろしければあの砦がいかなる国の施設なのかお教え下さいますか?」
「このあたり一帯はテシュノ王国の領地なのだから、それ以外の施設などあるはずがないだろう」
その名前はこの『龍の背』山脈を越えたところにある国だけど、いくら何でもここまで領地というわけではないはずだ。
また無理な理屈を唱えているのかと思ったら、フォラジは小さく肩をすくめて苦笑する。
「……と言いたいところだけど、それはあくまでも建前さ。交易路のあちこちにあんな砦を建てているだけだよ」
この世界ではよくある事だけど、要するにこの地域のいくつかの町が税金を納めてテシュノ王国の庇護を受けているという事なんだな。
もちろんそれらの町は建前上、その国の王を君主として仰いでいるけど、実質的には独立していて、もしも頼りにならないと思えばすぐにでも税を払うのを辞めて他国に走る程度の関係でしかない。
それでテシュノ王国の方も兵士を交通の要所に駐屯させて、目を光らせているのだな。
もちろんあの砦に駐屯している兵士はせいぜい数十人というところだから、あくまでも『睨みをきかせる』のが目的なのだろう。
「それでフォラジさんは、この地域の歴史的遺物を探っているのですか?」
「まあそんなところだよ。ただ……」
「どうしました?」
「実は何人か作業を手伝ってくれる人足を雇っていたんだけど、金がなくなってみんな引き上げてしまったので、今ではここに残っているのはボク一人だけなんだ」
そういってフォラジは照れくさそうに笑う。
おいおい。フォラジがこんなところで一人、行動していた理由は分かったが、笑っている場合じゃないだろう。
「フォラジさんは引き上げないのですか?」
「どうして?」
真顔で聞き返すなよ! あんたついさっき殺されかけたよね?
「こんないいところから引き上げるなんて、どうかしているよ」
「ええ?!」
さすがにこれにはオレも驚いた。いや。待てよ。
「この地域にはそれほど凄い遺物があるのですか?」
「ああそうだよ。その価値を分からない、無学な連中ばかりだからまったく困ったものだよ」
どうやらフォラジは自分の学問的興味が命に優先するらしい。
「フォラジさんは知識を得るためには、ご自身の身が危うくとも構わないのですか?」
「もちろんだとも」
即答するな! 本当によくまあ今日まで生き残れたものだな。
「仰る事は分かりますけど、せっかく知識を得てもフォラジさんがそれを持ち帰らないと、他の人に広まりませんよ」
「それなら大丈夫。このボクはマークホール神の目の一つだから、ボクの知った事は全て神もご存じさ」
この人もかなり深刻な狂信者なのか。いや。たぶん違うな。
たぶんフォラジの素っ頓狂な性格と崇拝する神様の教義が、変な意味でバッチリかみ合ってしまったのだろう。
そんな事を考えていると、オレとフォラジは柵の中に入る。
中を見ると一応は区画されていて、都市計画というのにはおこがましいけどそれなりに計画性を持って建物が配置されているようだ。
一応は『文明国の出先機関』として、建設が進められていると言う事らしい。
「よう! フォラジ! お宝は見つかったかい?」
「掘り出しものがあったなら、俺達にも声をかけろよな」
歩哨に立っている兵士が荷物を背負っているフォラジに対して軽口を叩く。
「そりゃ無理だ。あいつはガラクタを集めるしか能がないからな」
「ははは。もっともだ」
「そんなだから、こんな辺境に飛ばされたんだろ」
兵士達は明らかにフォラジの事を頭から馬鹿にしている様子だな。
たぶん『偉そうな事を口にしているが、実用にならない研究ばかりしている頭でっかちの学者バカ』と見なしていそうだ。
そしてたぶん評価そのものは正しい。
「まったく……ものの道理の分からない無学な奴らはどこの人間だろうと同じ事だな」
フォラジの方もまた兵士達を無学者と見下しているから、どっちもどっち。お互い様というものか。
「それでボクの社はここだよ」
フォラジは小さな焼きレンガ造りの建物へとオレを案内する。
中に入るとそこにはあるわあるわ、かなり風化した神像や陶器の欠片などが所狭しと並べられていて、人間が歩く場所すら殆ど無い。
どう見てもここでは人間よりも、発掘品の方が幅を利かせているぞ。
「気をつけてくれたまえよ。どれも貴重な遺物なのだからね」
「あのう。整理はされていないのですか?」
「もちろんやっているよ。それもまた大切な仕事だからね」
あくまでもフォラジ本人のペースでやっているという事か。発掘品に埋もれたまま息絶え、将来自分が発掘されても本望だと思っていそうだな。
だがここで一つの神像がオレの目にとまる。
それは石を削って作られた粗略な像だったが、その頭頂部にひび割れた椀を掲げていたのだった。
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