異世界転移したら女神の化身にされてしまったので、世界を回って伝説を残します
その乙女の名はアルタシャ。
『癒し女神の化身』と称えられる彼女は絶世の美貌の持ち主であると共に、その称号にふさわしい人間を超越した絶大な癒しの力と、大いなる慈愛の心を有していた。
いかなる時も彼女は困っている者を見逃すことはなく、自らの危険も顧みずその偉大な力を振るって躊躇なく人助けを行い、訪れた地に伝説を残していく。
彼女はある時は強大なアンデッドを退けて王国の危機を救い
ある国では反逆者から皇帝を助け
他のところでは人々から追われる罪なき者を守り
別の土地では滅亡に瀕する少数民族に安住の地を与えた
相手の出自や地位には一切こだわらず、報酬も望まず、ただひたすら困っている人々を助けて回る彼女は、大陸中にその名を轟かせ、上は王や皇帝どころか神々までが敬意を払い、下は貧しき庶民の崇敬の的となる偉大な女英雄となっていく。
だが人々は知らなかった。
その偉大な女英雄は元はと言えば、別の世界からやってきた男子高校生だったのだ。
そして元の世界のゲームで回復・支援魔法使いばかりをやってきた事から、なぜか魔法が使えた少年は、その身を女に変えられてしまい、その結果として世界を逃亡して回っているお人好しに過ぎないのだった。
これは魔法や神々の満ち溢れた世界の中で、超絶魔力を有する美少女となって駆け巡り、ある時には命がけで人々を助け、またある時は神や皇帝からプロポーズされて逃げ回る元少年の物語である。
なお主人公は男にモテモテですが応じる気は全くありません。
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なお主人公は男にモテモテですが応じる気は全くありません。
プロローグ
第1章 異世界転移とそれからの事
第2章 変わり果てた後で冒険の始まり
第3章 出会ったのは王子様 立ち向かうのはアンデッド教団
第4章 マニリア帝国編
第5章 辺境の地にて
第6章 西方・第五階級編
幕間劇
第7章 西方・リバージョイン編
第8章 ライバンス・魔法学院編
幕間劇
第9章 『思想の神』と『英雄』編
第10章 神造者とカミツクリ
第11章 文明の波と消えゆくもの達と
第12章 強奪の地にて
第13章 広大な平原の中で起きていた事
第14章 拳の王
第15章 とある御家騒動の話
第16章 破滅の聖者
第17章 海と大地の狭間に
第18章 奇怪なる殺戮者?
第19章 神気の山脈にて
第20章 とある国と聖なる乙女
第21章 神の試練と預言者
第22章 軍神の治める地では
第23章 女神の聖地にて真相を
第24章 全てはアルタシャのために?
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