蝦夷地推理日誌【怪しい江戸者】
弘化二年 (1845年)、旧暦4月初旬。北西から吹き付ける冷たい風に真っ向抗うように、菅笠を盾にしながら海沿いを北に向かって黙々と進む一人の男がいた。場所は幕末の蝦夷地。松前から江差に辿り着き、さらに北に向かおうとした男が巻き込まれた事件とは――。
(なお、本作は史実を元にしたフィクションです。短編完結としますが、機会あれば続きを書きたいと思っております)
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退会済ユーザのコメントです
観月さん
お忙しい中お読みいただき、そしてご感想までありがとうございます!
私も、鬼宿り、リアルタイムで楽しませてもらってます。完結の暁には、また感想にお伺いいたしますので……。
>謎解きなどしっかしとした時代ミステリーだったと思います
ありがとうございます!
時代ミステリ、初挑戦でしたけれども、少しでもお楽しみいただけたのならいいのですが……。
蝦夷地という舞台は、自分mの執筆の舞台としては会っていると思いますので、できれば続きを着て参りたいと思います。
そうなんです。実在の人物なんです。
こちら北の大地では結構有名人なのですが、本州の方にはあまりなじみがないようですので、返って彼のお話を書きたくなる気分です。この前続きの話のイメージを考えてたら、「いったい自分は彼のどこまで知っているというのだ」と不安な気持ちになって、今はかつて読んだ資料を再読している日々。
また、頑張りたいと思います。
そして、こちらこそコンテストをご一緒できて楽しかったです。
ありがとうございました!
退会済ユーザのコメントです
葦原さん
お忙しい中お読みいただき、ご感想までありがとうございます!
昨年は北海道命名150年ということで、結構この方の番組が特集組まれてやっていたんですよ。
この人物を使うのはフィクションとはいえなかなか大胆だなあ、と自分でも思いつつ、忍者という噂もある松尾芭蕉ではありませんが、蝦夷地を探検されたこの方が実はあちらこちらで事件を解決していた、という展開は面白いのではないかと……。
この語の展開はまだまだ自分でも未知数ですが、いずれは続きを書いてみたいという気持ちが今の自分にはあります。
また、頑張ります!
完結おめでとうございます(^^)
鈴木さんの馴染みある地を舞台とした推理もの、楽しませていただきました。
アイヌという存在が不思議な魅力ある存在として、物語を彩っていたと思います。
蝦夷を旅する男が出会った事件、落ち着いた推理で解決していく姿がカッコよかったです。
そしてエカシハユイくんとの友情にも心温まりましたね。
主人公はこれからまた大仕事をしていくのですね! この後もいろんな事件に遭遇しつつも素敵に解決していきそうですね。
美汐さん
お忙しい中お読みいただき、ご感想までありがとうございます!
そうですね。江戸の時代物よりも「土地勘」のある蝦夷地での時代物の方が私には書けるのではないか、と思い書かせていただきました。
和人にアイヌ、そして幕府に藩と色々な背景がある中での時代小説として形になっていればいいのですが……。
二人の友情を感じていただき、ありがとうございます。
そうですね、今の私としては、この二人のコンビが蝦夷地での冒険を繰り広げる、そんな話の続きを書けたらな、という気持ちはあります。
また、頑張ります!
完結おめでとうございます。お疲れ様でした。
初めての時代小説とは思えないくらいしっくりくるお話だったと思います。
それでいて、いつもの鈴木さんらしい読者に親切な読みやすさもあって、最後まで楽しませていただきました。
鈴木さんらしいといえば、今作に限らず、事件解決後まで丁寧に描かれますよね。
エピローグに当たる部分にも物語があるので、食事の後のデザートまでいただいたかのような満足感があります。
特に最後の段落には「そうだったのか!」と最後になってもわくわくしました。
そのような人がいたことも知りませんでした。
史実を取り入れた時代小説は、新たな知識に触れる楽しみもあるな〜と改めて感じました。
そして、この終わり方はいかにもシリーズ化される予感! 期待してもいいですか?
霜月さん
色々とお忙しい中、ご感想をありがとうございます!
しっくりときていましたでしょうか? そう言っていただけると嬉しいです。
なにせ書いてたらいつの間にか現代的な言葉使いになってるし、「3メートルって、どう表現すればいい?」とかいろいろと悩みながら書いた作品だったものでしたから……。
最後の段落はですね、この物語を思い付いたときに最初に決めた設定だったのです。
昨年、北海道が蝦夷地から名前が変わって150年目の節目だったものですから、彼の者のお名前はこちらでは結構テレビとかでも流れてました。
もちろん私はその名前をだいぶ前から知っておりましたが、あの方が全道を周りながら探偵家業を行っていたのだとしたらすごく面白いだろうな、と。
シリーズ化!
今のところ、彼ら2人をコンビにして物語を書いてみたいと思う自分がいるのは確かです。
また、頑張りたいです。
祝! 完結!
鈴木りん様の初時代小説を堪能させていただきました!
頁を開くごとに、鈴木りん様流時代小説の風が吹き過ぎて行く……
北の大地とあってその風は過酷で時に寒々としていましたが、妙に明るい光を感じた私です。
ナルホド! これが鈴木様の〈味〉と大いに納得しました。
そして、この一作は始りに過ぎません。
悲壮な生い立ちを背負うエカシハユイ少年もその瞳に明朗で何物にも負けない強さが煌めいている!
お互いに〈大切なもの〉を交換し合った二人――あの場面は胸にジンと響きました!――が北の大地で繰り広がる新しい物語に早くも想いを馳せています☆ヾ(o´∀`o)ノ♪
sanpoさん
温かいお言葉、ありがとうございます!
sanpoさんからのお言葉をいただいて一念発起、自分なりに書いてみたのですがいかがでしたでしょうか。
「鈴木りん流時代小説の風が吹く」というお優しいお言葉が心にしみますが、時代小説としてこれでよかったのかと不安な自分がいます……。
しかぁし!
仰る通り、芯の強いエカシハユイと恐ろしく健脚な怪しい江戸者の二人を巡り合わせてしまったからには、責任を取ってこの続きを書いてみたいと思う自分がいるのも確かです。
時間がかかるかもしれませんが、また、彼等の物語を紡いでみたいと思います!
また、頑張りますね!
完結おめでとうございます(^^)
※以下、微・ネタバレありです。
時代小説でも蝦夷地というチョイスが鈴木さんならではですね!
そしてお得意のミステリ要素もちりばめられ、楽しませて頂きました。
エカシハユイくんとの友情も、この先にまた再会がありそうなラストでしたし、続編もぜひ!(機会があればとのこと)
彼もピンチにはなりましたが、いい出会いをしたので、今後大成しそうです。
これから、この「江戸者」さんは北の大地を探索するわけですから、きっといろんな冒険があるんでしょうね( *´艸`)
その辺りも読んでみたいなと。
いろんなジャンルを手掛けられる鈴木さんですが、今回も新たな挑戦、お疲れさまでした!
りくさん
お読みいただき、感想までありがとうございました。
そうですね、時代と場所の設定は「自分が書ける時代物とは」と一晩考えた結果です。
すこしでも時代物らしくなっていればいいのですが……。
この江戸者のこれからを書いてみたい気持ちはあります。
なので、最後はああいった終わり方にしてみました。少し、あざとかったでしょうか……。
できれば、この二人をコンビにして活躍させたいですね。
ありがとうございました。
また、がんばります!
退会済ユーザのコメントです
観月さん
わざわざの御来訪、誠にありがとうございます!
そして、感想も頂けてうれしいです。
そうですね……私は結構、作品ごとに雰囲気を変えております。
でも、時々「脳」が切り替わらなくて苦労することもあります。特に「童話脳」から「ミステリ脳」への変換は大変です。
この作品の場合は、書いていると知らぬ間に文体が柔らかなくなっていたりして大変でしたが、なんとか最後まで読んでいただけるような作品になっていればいいな、と思います。
ありがとうございました。
2話目、読みました(*^^*)
いよいよ事件ですね。ドキドキ……。
今回は気づいた点があったので感想欄にお邪魔しました。
なので、読みになったら公開承認(?)しないで削除してくださいませ。
終わりの方で、文章の重複があるようです。
>そのとき旅の男の目に映ったのは、川の畔ほとりでそのとき旅の男の目に映ったのは、川の畔ほとりで、
ご覧になる前に修正されていましたらすみません。
時代小説大賞にエントリーされるとのことでしたのでお知らせしました〜。
それでは続きも楽しみにしています♪
霜月さん……。
誠に申し訳ありませんでした。お手間取らせました。
早速直してきました!
そういえば、コピペするときになんか最後の方途中で切れちゃって、自分ではうまく続きをコピペしたつもりでしたが、こんなんなってましたね。
失礼しましたー。
あ、つい公開しちゃいました。
まあ、大事なお話でしたし、いいですよね。
ということで、ありがとうございました。
鈴木さんの初時代小説はどのようなものかと楽しみにしていました。
なるほど、蝦夷地であったころの話とは興味深いです。鈴木さんらしいですし、比較的舞台にされにくい地方のような気がします。
アイヌの文化なども語られるのでしょうか。私は詳しくはないのですが、小学生のときからアイヌ文化に惹かれているので、これからが楽しみです。
推理日誌ということでミステリ仕立ての時代小説のようですね。
作品に合わせているのだとは思いますが、文体がとてもいいですね。うまく言えませんが、すごく時代小説っぽいと感じました(おい、どうした、私の語彙力…泣)
最後まで読ませていただきます。更新を楽しみにしています。
霜月さん!
すみません、感想メール通知をONにしてなくて、感想があったことを先程気付きました。
(これってデフォルトでメールが来るんじゃなかったんでしたっけ……)
そうなんです。蝦夷地なんです。
江戸八百八町はなかなか自分ではうまく想像できないし、今までアイヌ語やアイヌ文化を少し齧った経緯もあって、この舞台と時代なら書ける! と思ったのです。
でもいざ書き始めてみると、意外と表現や口調が難しいですね。
推理日誌と書いてるくせに、主眼はヒューマニズムに関する内容(の予定)です。でもミステリ要素も楽しんでいただける内容になればいいなあ……。
>すごく時代小説っぽいと感じました
本当ですか!? やったー。
ちょっとのんびりめの更新となりますが、もしよろしければお付き合いのほどを!
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