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そんなことがあってから、けいちゃんがあたしに懐いてしもた。
で…冒頭に戻って、2人のお宅にお邪魔してるねん。
何で?るぅちゃんまで?
ヤキモチ妬かれるかと思ってたんやけどなぁ…変な感じ?
るぅちゃんに、どんな風にあの日のことを話したんかわからんねやけど…。
るぅちゃんの視線が
甘い…?
気のせいかな…
うん。
気のせいにしたいな。
あの日かぁ…。
でもな、あんな酷い顔をしてる
けいちゃんをほっとけへんやん。
あれから、けいちゃんの心がどんな風に元気になったんかわからんけど…
笑ってる。
けいちゃんもるぅちゃんも
笑ってはる。
イケメンの笑顔最強!
眼福眼福…
そんなこと、言うてるから
また困ってるんやんな。
ここに、引っ越してきた時に決めてたよな…
"もう…誰もあたしのテリトリーに入れない。"
もう…お家に連れ込んだやん!!
"誰のことも大事にしーひん。"
大事に思ってるやん!!
"自分以外のことで、自分の気持ちや思いを動かさへん。"
けいちゃんだけじゃなくて、るぅちゃんのことまで考えてるやん!!
そやわな~ずっと今まで
自分以外のこと考えて、みんなを大事にして生きてきたんやもん。
そんなん、無理やわな。
っていろんなことを考えてたら…
ん?
「はな!はなってば!はなー!もう!」
呼ばれてる?
むにゅ?え?なんや?
「あー!るぅ!ずるい!!!!僕も!」
むにゅ…むにゅ…
「けい…はなって…甘いな?なんでかな?」
「ホンマや!食べたいよな!」
むにゅ!
「ちょ…ちょ…ちょ…ちょ…っと!!今!!
今!!ちゅうしたやろ?!な?したやんな?
ななななな…ナンデ!」
びっくりやわ!!
「るぅ…はなっておもろいよな?」
クスクス笑ってるイケメンめ!
けいちゃん?笑ってる場合ちゃうんちゃうんか?
「おもろいし、可愛いよな。
で?けい だけ、なでなでしてぎゅうしてもろたんやろ?狡ないか?なぁ~はな?」
クスクス笑ってるやん!
こっちのイケメンも!
ちょい待って?
ソファーで、イケメンに挟まれて…なんかわからん間にちゅうされてる…
この状況を整理させてや?
おかしいやん?ナンデ?
「るぅちゃん?狡いって何?けいちゃんから、何を聞いたんかわからんけど…狡いとかないやろ?
ほんで…ちょっと近いから!距離感大事!!」
るぅちゃんの方を見て話しをして、るぅちゃんとの距離を開けたら…
「はな?俺と距離開けて、けい の方に寄っかかってるのなんで?けい が好きなん?」
「なっ…何に言うてんの?寄っかかってないやん?な?けいちゃん?」
振り向くと…
「ん?はな?」
素晴らしい笑顔
モブのあたしには眩しいわ…。
眼福眼福…って
あかん!また、別空間に行ってしまうとこやった!耐えて?耐えて!あたし!!
「なぁ…なんか、すんごい疎外感ある。俺…邪魔みたいやな…」
「邪魔って…それは、あたしやん?もうお宅訪問もしたから、帰ります!!お邪魔しました!」
って、立ち上がったら…
グラッと視界が変わった!
何?何?何?何?何があった?
「ひぃっ!!」
思わず目瞑ってぎゅうって抱きついた。
そぉ~っと目開けたら
イケメン2人の顔…近いからぁぁ。
なんでこうなってんの?
困る…困ってるで…あたし。
考えて?
どうしたらええ?
ハッ!
「あ…あの…か…確認ですけど…お二人は愛し合ってらっしゃる。」
「「はい」」
「で…では、今のこの状況は、イレギュラーですよね?」
「「違う!!」」
「とりあえず…るぅちゃん?下ろしてほしいんやけど…」
「はな 逃げるやん?逃げ出そうとしたやんな?けいも見てたやろ?」
「うん。見てた。はな帰ろうとしてたよな?僕らのこと…イヤなん?」
イヤちゃうよ?
イヤやったら、来てないやん。
この2人は何言うてんのや?
大きい体してシュンってして…
ホンマにもぉ…
しゃーないな…。
「とりあえず…座らせて?」
あたしをソファーに座らせてから
2人は、大きい体をちっちゃくして
あたしの左右に座ってる。
しかし…このソファーでかいよな。
3人で座ってもまだ余裕やん?
あ…アカンアカン、
また、ちゃうこと考えてる。
「…2人をイヤちゃうよ?…ちょっと困ってるだけ。異性の人…って言うか…人とこんな近い距離になることがあんまりないやん?ほんで困ってるんや。」
「ホンマに?イヤちゃう?困ってるって…ホンマに困ってるって言うんやな?」
クスクスるぅちゃんが笑ってる。
「な?困ってるって言うって言うたやろ困ってるって自己申告すんのって 花ぐらいやで?」
「え?使わへんもんなん?ほな、何て言うん?」
まだクスクス笑ってるイケメン2人。
「なぁ?花?俺は、登琉」
「登琉のるぅちゃんやな。ちゃんと、知ってるよ?」
「うん。ほんで?けい…後は何してもらったん?」
また…笑顔やけど目が笑ってへんで…。
るぅちゃん…怖いから!!
で…冒頭に戻って、2人のお宅にお邪魔してるねん。
何で?るぅちゃんまで?
ヤキモチ妬かれるかと思ってたんやけどなぁ…変な感じ?
るぅちゃんに、どんな風にあの日のことを話したんかわからんねやけど…。
るぅちゃんの視線が
甘い…?
気のせいかな…
うん。
気のせいにしたいな。
あの日かぁ…。
でもな、あんな酷い顔をしてる
けいちゃんをほっとけへんやん。
あれから、けいちゃんの心がどんな風に元気になったんかわからんけど…
笑ってる。
けいちゃんもるぅちゃんも
笑ってはる。
イケメンの笑顔最強!
眼福眼福…
そんなこと、言うてるから
また困ってるんやんな。
ここに、引っ越してきた時に決めてたよな…
"もう…誰もあたしのテリトリーに入れない。"
もう…お家に連れ込んだやん!!
"誰のことも大事にしーひん。"
大事に思ってるやん!!
"自分以外のことで、自分の気持ちや思いを動かさへん。"
けいちゃんだけじゃなくて、るぅちゃんのことまで考えてるやん!!
そやわな~ずっと今まで
自分以外のこと考えて、みんなを大事にして生きてきたんやもん。
そんなん、無理やわな。
っていろんなことを考えてたら…
ん?
「はな!はなってば!はなー!もう!」
呼ばれてる?
むにゅ?え?なんや?
「あー!るぅ!ずるい!!!!僕も!」
むにゅ…むにゅ…
「けい…はなって…甘いな?なんでかな?」
「ホンマや!食べたいよな!」
むにゅ!
「ちょ…ちょ…ちょ…ちょ…っと!!今!!
今!!ちゅうしたやろ?!な?したやんな?
ななななな…ナンデ!」
びっくりやわ!!
「るぅ…はなっておもろいよな?」
クスクス笑ってるイケメンめ!
けいちゃん?笑ってる場合ちゃうんちゃうんか?
「おもろいし、可愛いよな。
で?けい だけ、なでなでしてぎゅうしてもろたんやろ?狡ないか?なぁ~はな?」
クスクス笑ってるやん!
こっちのイケメンも!
ちょい待って?
ソファーで、イケメンに挟まれて…なんかわからん間にちゅうされてる…
この状況を整理させてや?
おかしいやん?ナンデ?
「るぅちゃん?狡いって何?けいちゃんから、何を聞いたんかわからんけど…狡いとかないやろ?
ほんで…ちょっと近いから!距離感大事!!」
るぅちゃんの方を見て話しをして、るぅちゃんとの距離を開けたら…
「はな?俺と距離開けて、けい の方に寄っかかってるのなんで?けい が好きなん?」
「なっ…何に言うてんの?寄っかかってないやん?な?けいちゃん?」
振り向くと…
「ん?はな?」
素晴らしい笑顔
モブのあたしには眩しいわ…。
眼福眼福…って
あかん!また、別空間に行ってしまうとこやった!耐えて?耐えて!あたし!!
「なぁ…なんか、すんごい疎外感ある。俺…邪魔みたいやな…」
「邪魔って…それは、あたしやん?もうお宅訪問もしたから、帰ります!!お邪魔しました!」
って、立ち上がったら…
グラッと視界が変わった!
何?何?何?何?何があった?
「ひぃっ!!」
思わず目瞑ってぎゅうって抱きついた。
そぉ~っと目開けたら
イケメン2人の顔…近いからぁぁ。
なんでこうなってんの?
困る…困ってるで…あたし。
考えて?
どうしたらええ?
ハッ!
「あ…あの…か…確認ですけど…お二人は愛し合ってらっしゃる。」
「「はい」」
「で…では、今のこの状況は、イレギュラーですよね?」
「「違う!!」」
「とりあえず…るぅちゃん?下ろしてほしいんやけど…」
「はな 逃げるやん?逃げ出そうとしたやんな?けいも見てたやろ?」
「うん。見てた。はな帰ろうとしてたよな?僕らのこと…イヤなん?」
イヤちゃうよ?
イヤやったら、来てないやん。
この2人は何言うてんのや?
大きい体してシュンってして…
ホンマにもぉ…
しゃーないな…。
「とりあえず…座らせて?」
あたしをソファーに座らせてから
2人は、大きい体をちっちゃくして
あたしの左右に座ってる。
しかし…このソファーでかいよな。
3人で座ってもまだ余裕やん?
あ…アカンアカン、
また、ちゃうこと考えてる。
「…2人をイヤちゃうよ?…ちょっと困ってるだけ。異性の人…って言うか…人とこんな近い距離になることがあんまりないやん?ほんで困ってるんや。」
「ホンマに?イヤちゃう?困ってるって…ホンマに困ってるって言うんやな?」
クスクスるぅちゃんが笑ってる。
「な?困ってるって言うって言うたやろ困ってるって自己申告すんのって 花ぐらいやで?」
「え?使わへんもんなん?ほな、何て言うん?」
まだクスクス笑ってるイケメン2人。
「なぁ?花?俺は、登琉」
「登琉のるぅちゃんやな。ちゃんと、知ってるよ?」
「うん。ほんで?けい…後は何してもらったん?」
また…笑顔やけど目が笑ってへんで…。
るぅちゃん…怖いから!!
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