3 / 36
3
しおりを挟む
オレの仕事は、在宅勤務が中心やねん!せやから、時間の融通がきくし家事はオレが8割する感じかな?
近所のスーパーで、割引きある曜日もちゃんとチェックしてるで!
颯人は、イケメンで会社もええとこ行ってるしモテモテや。
学生の頃も、女の子からのアプローチ凄かったな。
でも、オレ以外の人間に興味ないみたいで学生の時から表情筋が動かへんねん。
それやのに、モテモテやで?
笑ってないのにモテモテってな?
クールなとこが痺れるらしいわ!
オレといる颯人は、クールなイケメンじゃないで?ちょっと残念な可愛いイケメンやで?
オレの前だけ、甘えるし引っ付いて離れへんし、笑うのはオレといる時だけってホンマ颯人って可愛いヤツやで!
せやから、エッチん時も無茶なことされても許してまうねんなぁ…だってな…オレ颯人に惚れてるし。
惚れたもん負けって言うやろ?
そやそや!こないだの事なんやけどな…
┄ ┄ ┄ ┄ ┄ ┄ ┄ ┄
今日は久しぶりに、外で打ち合わせがあったし帰りに颯人と待ち合わせして外飯することになってん。
待ち合わせまでまだちょっとあるし、コーヒー飲むかな …いや…ブラブラしよかなぁ…って思ってたら
「すみませ~ん?聞きたいんですが…このお店ってどうやって行くんでしょうか?」
「え?」って振り返ったら長身のイケメンがいたんやけど…地図アプリ開いててなんでわからんの?って不思議に思って顔を見上げたら…
「案内してもらえないかな?」
って、爽やかな優しい笑顔や。
誰でも、すぐお持ち帰りできそうやで?
わざわざオレに聞かんでもええんちゃう?って思ったけど、丁寧に言うた!
「それ地図アプリですよね?オレの案内より、その子の方が確実に案内してくれますよ?」
最後にニッコリ笑ってな!
その爽やかイケメンは、わざとらしく
「あ~アプリ消しちゃったから、案内してくださいよ?」
やって…はァ?ダル…。
「オレ待ち合わせしてるんで、案内できません。」
って言うたんやけどな。
颯人来る前に、退散させたろって思ったんやけど…颯人が来てしもた。
ブリザードや…。
ヤバいで爽やかイケメンくん。
「おい…貴様はなんだ。」
オレの頭から抱き込んだ颯人。
オレを視界から消したよな?
「え?!イヤ…失礼します!」って慌てて爽やかイケメンは消えた。
「協…大丈夫だったか?怖かっただろ?俺が遅くなったからだな。迎えに行けば良かったな…」
ってオレの頭ナデナデして抱きしめて髪ん中に顔埋めて匂い嗅いでる……変態やな。
「大丈夫やで?颯人?みんな見てるしそろそろ移動せーへんか?」
って恥ずかしなったオレが言うたら
「協?可愛い…」
ってキス始まったし!
ヤバい!
こうなったら、颯人の気が済むまで終わらん!ヨシ!これしかないな!
颯人の袖口引っ張りながら
「颯人?みんなにオレの赤い顔みせるん?」
って俯いたった!
「………ウッ…協…ごめん…早く帰ろ?」
ってタクシーに押し込まれて、久しぶりの外飯は無くなったわ。
そのかわり、家着くなり玄関からオレは颯人にガッツリ食べられましたけど…
まぁ~しゃーないやろ?
嫉妬深い颯人は、知らん奴とオレが会話したことが許せへんかったから
お仕置やっていつもより激しかった…。
そんな颯人も好きやで?
近所のスーパーで、割引きある曜日もちゃんとチェックしてるで!
颯人は、イケメンで会社もええとこ行ってるしモテモテや。
学生の頃も、女の子からのアプローチ凄かったな。
でも、オレ以外の人間に興味ないみたいで学生の時から表情筋が動かへんねん。
それやのに、モテモテやで?
笑ってないのにモテモテってな?
クールなとこが痺れるらしいわ!
オレといる颯人は、クールなイケメンじゃないで?ちょっと残念な可愛いイケメンやで?
オレの前だけ、甘えるし引っ付いて離れへんし、笑うのはオレといる時だけってホンマ颯人って可愛いヤツやで!
せやから、エッチん時も無茶なことされても許してまうねんなぁ…だってな…オレ颯人に惚れてるし。
惚れたもん負けって言うやろ?
そやそや!こないだの事なんやけどな…
┄ ┄ ┄ ┄ ┄ ┄ ┄ ┄
今日は久しぶりに、外で打ち合わせがあったし帰りに颯人と待ち合わせして外飯することになってん。
待ち合わせまでまだちょっとあるし、コーヒー飲むかな …いや…ブラブラしよかなぁ…って思ってたら
「すみませ~ん?聞きたいんですが…このお店ってどうやって行くんでしょうか?」
「え?」って振り返ったら長身のイケメンがいたんやけど…地図アプリ開いててなんでわからんの?って不思議に思って顔を見上げたら…
「案内してもらえないかな?」
って、爽やかな優しい笑顔や。
誰でも、すぐお持ち帰りできそうやで?
わざわざオレに聞かんでもええんちゃう?って思ったけど、丁寧に言うた!
「それ地図アプリですよね?オレの案内より、その子の方が確実に案内してくれますよ?」
最後にニッコリ笑ってな!
その爽やかイケメンは、わざとらしく
「あ~アプリ消しちゃったから、案内してくださいよ?」
やって…はァ?ダル…。
「オレ待ち合わせしてるんで、案内できません。」
って言うたんやけどな。
颯人来る前に、退散させたろって思ったんやけど…颯人が来てしもた。
ブリザードや…。
ヤバいで爽やかイケメンくん。
「おい…貴様はなんだ。」
オレの頭から抱き込んだ颯人。
オレを視界から消したよな?
「え?!イヤ…失礼します!」って慌てて爽やかイケメンは消えた。
「協…大丈夫だったか?怖かっただろ?俺が遅くなったからだな。迎えに行けば良かったな…」
ってオレの頭ナデナデして抱きしめて髪ん中に顔埋めて匂い嗅いでる……変態やな。
「大丈夫やで?颯人?みんな見てるしそろそろ移動せーへんか?」
って恥ずかしなったオレが言うたら
「協?可愛い…」
ってキス始まったし!
ヤバい!
こうなったら、颯人の気が済むまで終わらん!ヨシ!これしかないな!
颯人の袖口引っ張りながら
「颯人?みんなにオレの赤い顔みせるん?」
って俯いたった!
「………ウッ…協…ごめん…早く帰ろ?」
ってタクシーに押し込まれて、久しぶりの外飯は無くなったわ。
そのかわり、家着くなり玄関からオレは颯人にガッツリ食べられましたけど…
まぁ~しゃーないやろ?
嫉妬深い颯人は、知らん奴とオレが会話したことが許せへんかったから
お仕置やっていつもより激しかった…。
そんな颯人も好きやで?
0
お気に入りに追加
42
あなたにおすすめの小説
悩める文官のひとりごと
きりか
BL
幼い頃から憧れていた騎士団に入りたくても、小柄でひ弱なリュカ・アルマンは、学校を卒業と同時に、文官として騎士団に入団する。方向音痴なリュカは、マルーン副団長の部屋と間違え、イザーク団長の部屋に入り込む。
そこでは、惚れ薬を口にした団長がいて…。
エチシーンが書けなくて、朝チュンとなりました。
ムーンライト様にも掲載しております。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
憧れていた天然色
きりか
BL
母という名ばかりの女と、継父に虐げられていた、オメガの僕。ある日、新しい女のもとに継父が出ていき、火災で母を亡くしたところ、憧れの色を纏っていたアルファの同情心を煽り…。
オメガバースですが、活かしきれていなくて申し訳ないです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
初恋はおしまい
佐治尚実
BL
高校生の朝好にとって卒業までの二年間は奇跡に満ちていた。クラスで目立たず、一人の時間を大事にする日々。そんな朝好に、クラスの頂点に君臨する修司の視線が絡んでくるのが不思議でならなかった。人気者の彼の一方的で執拗な気配に朝好の気持ちは高ぶり、ついには卒業式の日に修司を呼び止める所までいく。それも修司に無神経な言葉をぶつけられてショックを受ける。彼への思いを知った朝好は成人式で修司との再会を望んだ。
高校時代の初恋をこじらせた二人が、成人式で再会する話です。珍しく攻めがツンツンしています。
※以前投稿した『初恋はおしまい』を大幅に加筆修正して再投稿しました。現在非公開の『初恋はおしまい』にお気に入りや♡をくださりありがとうございました!こちらを読んでいただけると幸いです。
今作は個人サイト、各投稿サイトにて掲載しています。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
始まりの、バレンタイン
茉莉花 香乃
BL
幼馴染の智子に、バレンタインのチョコを渡す時一緒に来てと頼まれた。その相手は俺の好きな人だった。目の前で自分の好きな相手に告白するなんて……
他サイトにも公開しています
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
君と秘密の部屋
325号室の住人
BL
☆全3話 完結致しました。
「いつから知っていたの?」
今、廊下の突き当りにある第3書庫準備室で僕を壁ドンしてる1歳年上の先輩は、乙女ゲームの攻略対象者の1人だ。
対して僕はただのモブ。
この世界があのゲームの舞台であると知ってしまった僕は、この第3書庫準備室の片隅でこっそりと2次創作のBLを書いていた。
それが、この目の前の人に、主人公のモデルが彼であるとバレてしまったのだ。
筆頭攻略対象者第2王子✕モブヲタ腐男子
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
好きなあいつの嫉妬がすごい
カムカム
BL
新しいクラスで新しい友達ができることを楽しみにしていたが、特に気になる存在がいた。それは幼馴染のランだった。
ランはいつもクールで落ち着いていて、どこか遠くを見ているような眼差しが印象的だった。レンとは対照的に、内向的で多くの人と打ち解けることが少なかった。しかし、レンだけは違った。ランはレンに対してだけ心を開き、笑顔を見せることが多かった。
教室に入ると、運命的にレンとランは隣同士の席になった。レンは心の中でガッツポーズをしながら、ランに話しかけた。
「ラン、おはよう!今年も一緒のクラスだね。」
ランは少し驚いた表情を見せたが、すぐに微笑み返した。「おはよう、レン。そうだね、今年もよろしく。」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる