24 / 33
こんなのも……あり?
しおりを挟む
『正親さん…… パジャマのボタン外して下さい』
「マジで言ってる……?」
『ほら、見て下さい……可愛い正親さんのせいでギンギンですよ』
ズボン越しにたっつんのモノが膨れ上がっているのを見せられた。
変態め……。
『正親さんを見ながら抜くので、脱いで下さい』
そんな事言われても……。
『正親さんが手伝ってくれないなら……動画見ながらしますね……』
がっかりした顔をされたけれど、本気?
俺以外で抜くって事?
『じゃあ……切りますね……』
「わ、わかった……! わかったから……」
パッと明るくなったたっつんの顔を見て、少し嵌められた気がするけれど仕方ない。
他でされるよりマシだ!
そう思って覚悟を決めて、スマホを縦に置いて固定して、パジャマのボタンを上から順番に外して袖を抜いた。
着ていたパジャマがパサリと落ちる。
恥ずかしくて両手で腕を組んで隠す。
『手を退けて下さい。可愛い乳首が見えませんよ』
「だ、だって……! こんなの……恥ずかしすぎる……」
『パジャマを脱いでも見えなきゃ意味がありません』
「わかったよ……」
自分の裸が映し出されているのだと思うと恥ずかしいと同時に興奮もする。
『正親さん興奮して乳首勃っちゃってますね』
「言わないで……」
『いじって下さい』
「じ、自分で?」
『はい。気持ちいいようにやって下さい』
期待した目で見つめられたらもう後に引けなかった。
どうにでもなれという気持ちで、そっと自分の胸を触る。
たっつんがやるように指で転がして摘む。
「あっ……!」
自分でして声が出た。
悪い事をしているような気分になって、余計に興奮を煽る。
『可愛い声……もっとですよ……』
「んっ……はっ……たっつん……」
『エロいですね……』
画面越しのたっつんの顔が欲情してほんのりと赤くなっている。
俺で興奮してくれている。
『正親さん……何を想像しているんですか?』
「何って……んっ……お、お前に触られてるところ……」
『すごく嬉しいですよ……』
言葉だけじゃなく、嬉しそうな顔もするから、たっつんを喜ばせたくて余計に自分の体を攻めてしまう。
『乳首だけじゃ足りなくなったでしょう? 下も脱いで足広げて下さい。こっちに見えるようにして下さいね』
「う、うん……」
ここまで来たらもう言われるがままだった。
パジャマのズボンを脱いでそっと足を広げる。
M字開脚で画面に映る全裸の自分……すごい興奮する……自分のモノが上を向いてしまっている。
たっつんもそれを見てゴクリと喉を鳴らした。
『そんなに勃たせて……中が疼いているんじゃないですか? どうしたら気持ちいいかわかりますよね? ソコに指入れて、グチュグチュにかき混ぜて下さい』
エッチな事を言われていると意識すると恥ずかしい。
それなのに、頭の中がボーッとして、催眠術にかかったみたいにたっつんの言うことを聞いてしまう。
ベッドのヘッドボードに寄り掛かり、そっと自分の尻の蕾に中指を入れて動かす。
ぐち──ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅり──。
「あっ……んっ……! はっ……んふっ……!」
画面を見れば、俺をジッと見ながら興奮した様子で見つめられる。
たっつんは、自分のモノを扱いているようで、時折聞こえる呼吸が荒い。
『そんなものじゃないでしょう? もっと正親さんの感じるところ、いっぱい擦って激しく動かして下さい……』
「あっ! んっ……あんっ! 激しくしたら……イッちゃうよ!」
『イッていいですよ。前も扱いて下さい。僕と一緒にイキましょう?』
「あっ……たっつんと……一緒に……?」
『そうですよ……ほら、見て下さい』
画面に、ズボンをずらして自分のモノを握って扱いているたっつんの姿が映った。
一人でしてる所見るの……やばい……。
心臓がギュッとなる。
『正親さんが可愛くてエロくて、手が止まりませんよ……もっと乱れた姿を見せて下さい……』
中の気持ちのいい所を擦りながら、自分のモノを握った。
『すごいですね……先っぽがテラテラと光って見えます。上下に動かして下さい……そうです……その調子……ふふっ……グチュグチュ音が聞こえてきますよ。顔真っ赤にして、涙目でビクビク震えて……最高です……』
たっつんの興奮した声音が気分を盛り上げる。
腹の奥が熱くて、一気に昇り詰めていく。
「あっ、はんっ、たっつん……おれ、イッちゃう……!」
『イッて! イクとこ見てますから……!』
見られているというのが余計に興奮を煽った。
目が合ったらもう耐えられなかった。
「ンッ──ああっ!」
『──っ!』
ビクビクと震えながら射精した。
たっつんも眉根を寄せながら、イッたみたいだ。
「あっ……はぁ……はぁ……はぁ……」
『はぁ……はぁ……ふふっ……僕も一緒にイキましたよ……気持ち良かったですね……』
「気持ち良かった……でも……やっぱりたっつんの……挿れて欲しい……」
体は満足しても、心が物足りない。
余計に触れたくなってしまった気がする。
そっと画面を触っても、無機質な感触だけ……。
『正親さん……』
「たっつんが帰って来るの待ってるから……次は……俺の中でイッてね……」
『なんて可愛いんですか! 今すぐ抱きしめたいです!』
「俺も……今すぐ抱きしめて欲しい……」
『正親さぁぁぁん!』
スマホに抱きつく勢いのたっつんに微笑みながら通話を終えた。
冷静になってみたら、とても恥ずかしい夜を過ごしてしまったと一人でしばらく悶えていた。
◆◇◆
朝、出勤してエレベーターを待っていたら隣に来た人物に心臓が跳ねた。
たっつんだ! 嬉しくて顔がニヤケそうだ。
「おはようございます」
「お、おはよう」
何気ない朝の挨拶が緊張する。
「会えて嬉しいです」
周りで同じエレベーターを待つ人たちに聞こえないようにそっと囁かれる。
ニコニコしながら嬉しい事を言ってくれる。
乗り込んだエレベーターの奥で二人並んで、こっそりと指先を触れ合わせた。
「マジで言ってる……?」
『ほら、見て下さい……可愛い正親さんのせいでギンギンですよ』
ズボン越しにたっつんのモノが膨れ上がっているのを見せられた。
変態め……。
『正親さんを見ながら抜くので、脱いで下さい』
そんな事言われても……。
『正親さんが手伝ってくれないなら……動画見ながらしますね……』
がっかりした顔をされたけれど、本気?
俺以外で抜くって事?
『じゃあ……切りますね……』
「わ、わかった……! わかったから……」
パッと明るくなったたっつんの顔を見て、少し嵌められた気がするけれど仕方ない。
他でされるよりマシだ!
そう思って覚悟を決めて、スマホを縦に置いて固定して、パジャマのボタンを上から順番に外して袖を抜いた。
着ていたパジャマがパサリと落ちる。
恥ずかしくて両手で腕を組んで隠す。
『手を退けて下さい。可愛い乳首が見えませんよ』
「だ、だって……! こんなの……恥ずかしすぎる……」
『パジャマを脱いでも見えなきゃ意味がありません』
「わかったよ……」
自分の裸が映し出されているのだと思うと恥ずかしいと同時に興奮もする。
『正親さん興奮して乳首勃っちゃってますね』
「言わないで……」
『いじって下さい』
「じ、自分で?」
『はい。気持ちいいようにやって下さい』
期待した目で見つめられたらもう後に引けなかった。
どうにでもなれという気持ちで、そっと自分の胸を触る。
たっつんがやるように指で転がして摘む。
「あっ……!」
自分でして声が出た。
悪い事をしているような気分になって、余計に興奮を煽る。
『可愛い声……もっとですよ……』
「んっ……はっ……たっつん……」
『エロいですね……』
画面越しのたっつんの顔が欲情してほんのりと赤くなっている。
俺で興奮してくれている。
『正親さん……何を想像しているんですか?』
「何って……んっ……お、お前に触られてるところ……」
『すごく嬉しいですよ……』
言葉だけじゃなく、嬉しそうな顔もするから、たっつんを喜ばせたくて余計に自分の体を攻めてしまう。
『乳首だけじゃ足りなくなったでしょう? 下も脱いで足広げて下さい。こっちに見えるようにして下さいね』
「う、うん……」
ここまで来たらもう言われるがままだった。
パジャマのズボンを脱いでそっと足を広げる。
M字開脚で画面に映る全裸の自分……すごい興奮する……自分のモノが上を向いてしまっている。
たっつんもそれを見てゴクリと喉を鳴らした。
『そんなに勃たせて……中が疼いているんじゃないですか? どうしたら気持ちいいかわかりますよね? ソコに指入れて、グチュグチュにかき混ぜて下さい』
エッチな事を言われていると意識すると恥ずかしい。
それなのに、頭の中がボーッとして、催眠術にかかったみたいにたっつんの言うことを聞いてしまう。
ベッドのヘッドボードに寄り掛かり、そっと自分の尻の蕾に中指を入れて動かす。
ぐち──ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅり──。
「あっ……んっ……! はっ……んふっ……!」
画面を見れば、俺をジッと見ながら興奮した様子で見つめられる。
たっつんは、自分のモノを扱いているようで、時折聞こえる呼吸が荒い。
『そんなものじゃないでしょう? もっと正親さんの感じるところ、いっぱい擦って激しく動かして下さい……』
「あっ! んっ……あんっ! 激しくしたら……イッちゃうよ!」
『イッていいですよ。前も扱いて下さい。僕と一緒にイキましょう?』
「あっ……たっつんと……一緒に……?」
『そうですよ……ほら、見て下さい』
画面に、ズボンをずらして自分のモノを握って扱いているたっつんの姿が映った。
一人でしてる所見るの……やばい……。
心臓がギュッとなる。
『正親さんが可愛くてエロくて、手が止まりませんよ……もっと乱れた姿を見せて下さい……』
中の気持ちのいい所を擦りながら、自分のモノを握った。
『すごいですね……先っぽがテラテラと光って見えます。上下に動かして下さい……そうです……その調子……ふふっ……グチュグチュ音が聞こえてきますよ。顔真っ赤にして、涙目でビクビク震えて……最高です……』
たっつんの興奮した声音が気分を盛り上げる。
腹の奥が熱くて、一気に昇り詰めていく。
「あっ、はんっ、たっつん……おれ、イッちゃう……!」
『イッて! イクとこ見てますから……!』
見られているというのが余計に興奮を煽った。
目が合ったらもう耐えられなかった。
「ンッ──ああっ!」
『──っ!』
ビクビクと震えながら射精した。
たっつんも眉根を寄せながら、イッたみたいだ。
「あっ……はぁ……はぁ……はぁ……」
『はぁ……はぁ……ふふっ……僕も一緒にイキましたよ……気持ち良かったですね……』
「気持ち良かった……でも……やっぱりたっつんの……挿れて欲しい……」
体は満足しても、心が物足りない。
余計に触れたくなってしまった気がする。
そっと画面を触っても、無機質な感触だけ……。
『正親さん……』
「たっつんが帰って来るの待ってるから……次は……俺の中でイッてね……」
『なんて可愛いんですか! 今すぐ抱きしめたいです!』
「俺も……今すぐ抱きしめて欲しい……」
『正親さぁぁぁん!』
スマホに抱きつく勢いのたっつんに微笑みながら通話を終えた。
冷静になってみたら、とても恥ずかしい夜を過ごしてしまったと一人でしばらく悶えていた。
◆◇◆
朝、出勤してエレベーターを待っていたら隣に来た人物に心臓が跳ねた。
たっつんだ! 嬉しくて顔がニヤケそうだ。
「おはようございます」
「お、おはよう」
何気ない朝の挨拶が緊張する。
「会えて嬉しいです」
周りで同じエレベーターを待つ人たちに聞こえないようにそっと囁かれる。
ニコニコしながら嬉しい事を言ってくれる。
乗り込んだエレベーターの奥で二人並んで、こっそりと指先を触れ合わせた。
17
お気に入りに追加
360
あなたにおすすめの小説
溺愛前提のちょっといじわるなタイプの短編集
あかさたな!
BL
全話独立したお話です。
溺愛前提のラブラブ感と
ちょっぴりいじわるをしちゃうスパイスを加えた短編集になっております。
いきなりオトナな内容に入るので、ご注意を!
【片思いしていた相手の数年越しに知った裏の顔】【モテ男に徐々に心を開いていく恋愛初心者】【久しぶりの夜は燃える】【伝説の狼男と恋に落ちる】【ヤンキーを喰う生徒会長】【犬の躾に抜かりがないご主人様】【取引先の年下に屈服するリーマン】【優秀な弟子に可愛がられる師匠】【ケンカの後の夜は甘い】【好きな子を守りたい故に】【マンネリを打ち明けると進み出す】【キスだけじゃあ我慢できない】【マッサージという名目だけど】【尿道攻めというやつ】【ミニスカといえば】【ステージで新人に喰われる】
------------------
【2021/10/29を持って、こちらの短編集を完結致します。
同シリーズの[完結済み・年上が溺愛される短編集]
等もあるので、詳しくはプロフィールをご覧いただけると幸いです。
ありがとうございました。
引き続き応援いただけると幸いです。】
【完結】スーツ男子の歩き方
SAI
BL
イベント会社勤務の羽山は接待が続いて胃を壊しながらも働いていた。そんな中、4年付き合っていた彼女にも振られてしまう。
胃は痛い、彼女にも振られた。そんな羽山の家に通って会社の後輩である高見がご飯を作ってくれるようになり……。
ノンケ社会人羽山が恋愛と性欲の迷路に迷い込みます。そして辿り着いた答えは。
後半から性描写が増えます。
本編 スーツ男子の歩き方 30話
サイドストーリー 7話
順次投稿していきます。
※サイドストーリーはリバカップルの話になります。
※性描写が入る部分には☆をつけてあります。
10/18 サイドストーリー2 亨の場合の投稿を開始しました。全5話の予定です。
【完結】遍く、歪んだ花たちに。
古都まとい
BL
職場の部下 和泉周(いずみしゅう)は、はっきり言って根暗でオタクっぽい。目にかかる長い前髪に、覇気のない視線を隠す黒縁眼鏡。仕事ぶりは可もなく不可もなく。そう、凡人の中の凡人である。
和泉の直属の上司である村谷(むらや)はある日、ひょんなことから繁華街のホストクラブへと連れて行かれてしまう。そこで出会ったNo.1ホスト天音(あまね)には、どこか和泉の面影があって――。
「先輩、僕のこと何も知っちゃいないくせに」
No.1ホスト部下×堅物上司の現代BL。
ハイスペックストーカーに追われています
たかつきよしき
BL
祐樹は美少女顔負けの美貌で、朝の通勤ラッシュアワーを、女性専用車両に乗ることで回避していた。しかし、そんなことをしたバチなのか、ハイスペック男子の昌磨に一目惚れされて求愛をうける。男に告白されるなんて、冗談じゃねぇ!!と思ったが、この昌磨という男なかなかのハイスペック。利用できる!と、判断して、近づいたのが失敗の始まり。とある切っ掛けで、男だとバラしても昌磨の愛は諦めることを知らず、ハイスペックぶりをフルに活用して迫ってくる!!
と言うタイトル通りの内容。前半は笑ってもらえたらなぁと言う気持ちで、後半はシリアスにBLらしく萌えると感じて頂けるように書きました。
完結しました。
40歳でαからΩになった俺が運命のαに出会う話
深山恐竜
BL
αとして40年間生きてきた俺は、ある日『突発性Ω化症候群』と診断され、Ωになった。俺は今更Ωとしての人生を受け入れられず、Ωであることを隠して生きることを決めた。
しかし、運命のαである久慈充と出会ったことで俺の生活は一変した。久慈は俺が経営する会社を買収し、俺にΩとしての義務を迫るが、俺には嘘偽りなくαとして生きた40年間と、矜持があるんだ!
(18歳α×42歳Ω)
オメガバース設定をお借りしています。妊娠出産有り。
(ムーンライトノベルズ様にも掲載中)
どうも俺の新生活が始まるらしい
氷魚彰人
BL
恋人と別れ、酔い潰れた俺。
翌朝目を覚ますと知らない部屋に居て……。
え? 誰この美中年!?
金持ち美中年×社会人青年
某サイトのコンテスト用に書いた話です
文字数縛りがあったので、エロはないです
ごめんなさい
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる