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イジりなさい

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 ナオは、恥ずかしがりながら服を脱ぎ、全裸になった。
 私の目の前に立つと、自分のモノを隠しながら恥ずかしそうに体を赤く染めた。
 デスクワークであるナオは、色が白くて赤くなったのが分かり易い。その姿に欲情する。
 いつ見ても可愛らしい。

「胸をイジりなさい」
「じ、自分でですか……?」
「そうだよ。ほら、可愛い姿を見せてみなさい」
「あの……せめて……電気を消してもらえませんか……?」
「消したら見えなくなってしまうだろう?」

 目を細めて拒否を示せば、ナオはゴクリと喉を鳴らした。
 震える手で自分の胸のピンク色の部分に手を伸ばした。
 まだ反応のないソコを弄り、段々と勃たせて行く。
 細い指先は器用に動いてとても綺麗だ。

「もっと私がいつもやっているように動かしてごらん」

 ナオは、勃ち上がってきた胸の頂を指で摘んだ。

「ん……」

 ナオの口からこぼれた吐息に興奮する。

「両手でやりなさい」

 ナオのモノを隠していたもう片方の手も胸へと移動させて、両方の胸の頂をイジらせた。
 隠せなくなったナオのモノに視線をやれば、徐々に勃ち上がってきている。
 それを見ると更に興奮してくる。

「ナオ、気持ちいいのかい?」
「あ……は、はい……」
「私にイジられるのと、どちらがいい?」
「輝さんの指で……イジって欲しいです……」

 なんて可愛らしいんだ……!

 恥ずかしそうにしながらそんな事を言うなんて、思わず触れそうになってしまうのをグッと我慢する。
 楽しくなってきてしまった。
 ナオは、どこまでやってくれるのかな?

「自分で握って勃たせてごらん」
「え……そんな……」

 これも愛を示す形……そう思いながら、ワイングラスを傾けて喉を潤す。
 最愛の恋人の恥ずかしい姿を見ながら美味しいワインを飲むなんて最高の贅沢だ。

「どうしたんだい? ほら、私に信じて欲しいんだろう?」

 ナオは観念してギュッと目を瞑り自分のモノを握り込んだ。
 恥ずかしいのか、指先まで真っ赤に染まっているように見える。
 そんな反応にもそそられてズクンッと私のモノに熱が集まる。
 ゆっくりと上下に動かすナオの手をジッと見つめていれば、なんとも言えない欲情が体の奥から湧き上がってくる。

「ナオ、目を瞑らないで。私を見なさい」

 ビクリと震えたナオは、そっと目を開けて私を見つめた。
 その瞳は、眼鏡越しでも欲情していて私を誘う。
 そう思える瞳に安心する。
 まだ私を欲しいと思ってくれるなら、嫌われてはなさそうだ。

「乳首もイジるのをやめてはダメだ」
「は、はい……」
「随分勃ってきたようだね」
「あ……ふっ……輝さん……」

 ナオの瞳が触って欲しいと強請っているようでたまらない。

「自分で一番気持ちいい所に指を挿れなさい」
「あ……そんな……」
「ナオが自分で気持ち良くなるのが見たいんだ。そんな事ができるのは、私の前でだけなんだろう? 違うのかい?」
「は……はい……」

 ローションを取ってナオの手の平に出してやり、人肌になるまで温めるように手を重ねた。
 ナオの手の平の中で何度も回せば、時々クチュッと音がした。
 手を離せば、粘つく液体が糸を引いた。

「ほら、やって見せて」

 ナオは、迷いながらもその自分の手を尻へ移動させた。

「ふ……あ、ぅん……」

 しばらくして、可愛らしい声がナオからこぼれれば、自分のモノが更に硬くなっていく。
 ナオ自身の手で快楽に染まっていくナオが妖艶だ。

「尻をこちらに向けて突き出して」
「あっ……それは……恥ずかしい……です」
「ナオの恥ずかしい所、全部見せてごらん」

 見つめ合えば、意を決して後ろ向きになって尻を突き出した。
 ナオの白くて綺麗な中指が、蕾の中に第二関節まで入っている。
 クチュリと動かす音がソコから聞こえた。

「もっと動かさないと……」
「んっ……だって……輝さんに見られてると……無理です……」

 ナオの指は、控えめに動いているようだった。

「ほら、私はいつもどうやってる? もっと私の指だと思って動かしてごらん」
「あっ……は、ぅ……ぁっ……」

 段々とソコから聞こえる音がグチュグチュと激しい音に変われば、もう限界だった。
 たまらなくなって自分の指もナオの蕾に差し挿れた。
 ギュッと絡みつくような感覚が差し込んだ指全体に感じる。

「あぁっ──! あきらっ……さんっ!」
「ナオの指と私の指が二本入ってるよ。ほら、ここだね。ナオの良いところは……」

 ナオの指のもっと奥。

「あぅっ……! はっ……立って……いられない……」 

 ナオのよがる姿に刺激されて、自分のモノも完全に勃ち上がる。
 指を二本咥え込んでも、更に欲しいと強請るように、ナオの蕾が何度もヒクついて私を誘う。
 中をかき混ぜれば、中でナオの指と触れ合った。
 もう自分で指を動かす事はできないみたいだ。
 可愛いらしい……。

「ベッドへ行こう」

 行為を中断して、ナオをお姫様抱っこしてベッドの上へそっと降ろしてやった。

「重いのに……」
「いつも言ってるだろう? こういう時の為に鍛えているんだよ」

 覆い被さって髪を優しく撫でてやれば、気持ち良さそうに目を細めた。
 ナオの眼鏡を外してサイドテーブルの上に置いた。
 いつも涼しげな瞳が、今は欲情して燃えているようだった。

「ナオ……私にキスしなさい」

 そっと私の首に腕を回して、小鳥のようにチュッと可愛らしくキスされた。

「ふふっ。そんなのじゃダメだろう?」
「は、はい……」

 グッと腕に力を入れて、私の顔を近付かせると唇を重ねて舌を入れてくる。
 戸惑うような舌使いが、段々と深くねちっこい動きに変わり、私の口内を満たそうと動かされる。
 そのままナオの胸の頂を摘んで、捏ねくり回した。
 指先で回すようにイジったり、摘んで引っ張って強弱を変えてやる。

「ん……はぁっ……」

 吐息の隙間から気持ちいいのだという声が漏れて嬉しくなる。
 しばらく胸の頂をイジった後に、尻の蕾に指を挿れてやれば、ビクビクと体を震わせた。
 二本差し挿れて、ナオを絶頂へと誘うように気持ちのいい所を何度も攻めた。
 口内で絡めていた舌が途中で止まる。
 それも可愛くて、今度は私の方がナオの舌に舌を巻き付ければ、思い出したかのように舌が動き出して、お互いの舌が絡み合う。

「あっ……! ん……んん……ふぁっ……!」

 執拗に攻めてやれば、唇を離して喘ぐことしかできなくなったナオを見下ろす。
 ギュッと目を瞑って快楽に耐える顔は、私をこんなにも夢中にさせる。
 ナオの中がギュッと締まる。
 イキそうなんだとわかってほくそ笑んで、指を抜いた。

「んあぁぁっ……」

 イク寸前の昇り詰めていた感覚から急に落とされて、物足りないんだという潤んだ瞳で私を見つめてくる。

「あきらさん……」
「今日は、私より先にイッてはダメだ」
「そんな……」
「私はまだ服も脱いでないよ」

 クスクス笑えば、ナオはハッと気付いて私の服に手を掛けて脱がしていった。
 パンツからドーンッと欲望まみれの私のモノが現れれば、ナオはソコに釘付けになった。
 天井を突き破るかのように勃ち上がっている。
 あれだけナオの可愛い姿を見て、勃ち上がらないわけはない。
 ナオが奉仕しようと手を伸ばしたのを遮って、自分のモノを見せびらかした。

「コレが欲しいかい?」
「は、はい……」
「足を開いて私を誘ってごらん」
「せめて……電気を……」
「いらないのかい?」

 挑戦的に笑ってみせれば、ナオはゆっくりと足を開いた。
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